詳細手帳レビュー第5弾。
ロルバーンダイアリー(M)を紹介します。
ロルバーンダイアリーといえば以前、一番大きいXLサイズを紹介したことがありました。
また、小さい縦型のものをメモパッドとして愛用しています。
今回購入したのは妻が来年用に購入したもので、Mサイズは詳しくレビューするのは僕も初めてなので、詳細手帳レビューとして紹介したいと思います。
「ロルバーンダイアリー(M)」詳細レビュー
手帳の外観など
▲まず最初にお断りしておかなくてはならないことが。
今回購入したのはご覧のピンク色の表紙のもの。
ピンクと言っても実際にはサーモンピンクというのが正確かと思います。
ところが、このレビューを書くにあたってiPhoneXで撮影していくと、なぜか下の写真のようなピンク色に勝手にiPhoneが色補正してしまうのです。
なので、本レビューでは一冊の同じ手帳を紹介しているのに、表紙の色が違うものが混ざっているような錯覚を与えてしまいますが、正しくは上の写真のようなサーモンピンクですのでご了承ください。
では紹介を始めていきます。
▲まずはパッケージからですが、ご覧の通り非常に簡単な包装。
▲パッケージにはその手帳の特徴が記載されているわけですが、ロルバーンの場合は後で紹介しますが、本当にシンプルで、この2種類の表示で事足りるという
▲裏側はもうサイズの「M」の表記のみ。
▲今回ご紹介するのはMサイズ。
横113×縦139×厚み17mm です。
サイズのバリエーションとしては他に横14.8 × 縦18.3 × 厚さ2cmのLサイズ、横203×縦260×厚み20mmのXLサイズがあります。
▲どのサイズも、カラーバリエーションも表紙の印字パターンは共通でご覧の通りです。
▲ノートページがしっかりあるため、わりと厚みがあります。
特筆すべきは表紙の硬度で、紙製ですが見た目以上にしっかりしていて、一年間ハードに使ってもヘタりせません。
ただ、あくまで紙ですので水濡れにはご用心。
▲ハードな表紙とゴムバンドといえばモレスキンを思い出すので、並べて比較。
大きさもモレスキンのポケットサイズとほぼ同じサイズですね。
(モレスキンのほうが若干スリムです)
▲リングの直径が意外と大きいので、厚さを重視する方はリングの直径も考慮してください。
▲重さは実測で134gでした。
表紙、みかえし、とびらページ(前)
▲では表紙をめくっていきましょう。
見返しと扉ページは兼用です。
ロルバーンの特徴である黄味がかった紙質とシンプルなデザイン。
▲ドイツ語表記
▲そしてページ最下部にロゴ。
記入ページ
▲記入ページの最初は年間ダイアリー。
▲2018年10月からはじまって、2019年1月からは折返しで6月までと
▲さらに7月から12月。
そして2020年の1月から3月のページが続きます。
▲さすがにMサイズですから1日のマスは小さめ。
横24mm
▲縦は4mmぐらいです。
▲そしてマンスリーページ。
2018年10月スタートです。
▲月曜はじまりで、曜日はドイツ語と英語表記。
あとは祝祭日の表記ぐらいです。
▲右ページは右端にメモ欄。
そして右下には次月のミニカレンダー。
▲一つ残念なのは、マンスリーページは5段表記なので、6週目があるときはご覧のように斜線で1マスを2日分として対応していること。
▲あと、サイズが小さいので、どうしても1日のマスが小さくなります。
1マスのサイズは20mm×20mmで、正方形。
枠の中は罫線なし。
▲ちなみにマンスリーページは2018年10月から2019年12月までです。
▲マンスリーページの後はひたすら方眼罫のノートページ。
カタログでは125ページとなっていますが、僕が数えたら129ページありました。
(僕の数え間違い?)
ともかくこの大容量ノートページがロルバーンダイアリーの最大の特徴。
▲ノートページの後は扉ページのような仕切りが一枚入ります。
おまけのページ
▲ロルバーンダイアリーには特別なおまけのページはありません。
が、大きな特徴として、クリアポケットが12枚あります。
▲Mサイズなので、ポストカードは入りませんが、名刺を横向きで入れることはできます。
また、強力なゴムバンドのおかげで、ポケットに入れたものは逆さにしても出てくることはありません。
さらに、リングの直径に余裕があるため、少々ポケットに入れすぎて分厚くなっても大丈夫です。
▲このクリアポケットのあとに扉ページ代わりの仕切りが一枚。
とびらページ、表紙(後)
▲扉ページ代わりの仕切りのあとは表紙(後)となりますが、このページはもう無骨な厚紙となっています。
この表紙(後)の厚紙は表紙(前)よりも更に厚くて頑丈。
そう簡単には曲がりません。
▲また、リングの合わせ目がこのページに来ています。
かなり頑丈なリングですが、先述のクリアポケットにものを入れすぎて分厚くなりすぎると、このリングのつなぎ目に隙間ができ、表紙(後)が脱落することがありますので使用時にはご注意を。
▲また、ロルバーンの特徴であるゴムバンドを留はこの表紙(後)にハトメで留められています。
▲表紙(後)は下部にロゴが刻印されているだけのデザイン。
まとめ
ロルバーンといえば非常に人気のあるリングノート。
僕はノートは使っていませんが、小さい縦型のものをメモパッドとしていつも胸ポケットに常備して愛用しています。
その理由は、まずデザインの良さ。
豊富なバリエーションの中から、可愛いものからビジネスシーンで使えるものまでかなり選択肢があるというのがいいですね。
そして、全ページミシン線が入っていて、切り取ることが出来るのもいい。
今回紹介したダイアリーももちろん全ページにミシン線が入っています。
さらに何よりも紙質がいいこと。
黄色味がかった色は好みが分かれるところですが、ペン滑りの良いインクの裏写りしないロルバーンの紙質は、ライフノートと並ぶ質の高さだと思います。
また、紙自体の頑丈さという点でも文句なしです。
そんな高品質な紙質のページが大量に備えられたロルバーンダイアリーは
実績あるロルバーンノートを元にして、年間ダイアリーとマンスリーページを付け足したもの
と言えます。
正直に言うと、スケジュール欄がそれほど必要ない方で、むしろノートのページを大量に使うという方に向いているダイアリーです。
分刻みのスケジュール管理が必要な方にはオススメしません。
もしそういう方が使うとのなら、ノートページをウィークリーとして自分で作り変えれば使うことは出来るでしょう。
見開き1週間で55週分はゆうに確保できる大容量ノートですから。
また、ペンホルダーがないため、細身のペンならご覧のようにリング内に留めることができますが、大量にペンを使いたいときは別に持つ方がいいでしょう。
いろいろ使う人を選び制約の多いダイアリーではありますが、見方を変えれば表紙からすべて”紙”でできているのでデコりたい放題のカスタマイズし放題。
自分の自由に改造して使いたいという方にもおすすめかも知れません。
今回紹介したロルバーンダイアリー(M)
デルフォニックス ロルバーンダイアリーM(2019年版:2018年10月はじまり) ピンク
定番のカラーは9色ですが、デザインの違う表紙のものもあるようです。
別サイズにはLサイズ
ロルバーン ダイアリー L 2019年版 2018年10月はじまり Lサイズ ローズ
そしてXLサイズがあります。
デルフォニックス ロルバーンダイアリーXL(2019年版:2018年10月はじまり) ライトブルー
今日、ロルバーンを買った者です!!
良いですよねロルバーン!!すぐに気に入りました!!
>>1
まふゆさん
そうですか!ロルバーンは紙質もいいし、ノートページ数も多いし、必要最小限がしっかりつまっていて、いいですよね。