もう夏休みが目の前に迫ってきました。
世のお父さんはお子さんにいいところをみせるチャンス!
今年の夏はお子さんと森で遊ぶというのはいかがでしょう。
その時に役立つ本を、今月号の特集の中からご紹介。
今月のBE-PALの特集は 森で遊ぶ夏休み。
夏休みの特集とあって、親子で自然を楽しむ提案がいっぱい。
どれもすごく楽しそうなので是非本書をご覧いただくとして、ワタクシが惹かれたのがこのコーナー。
読めば、見方・歩き方・楽しみ方が変わる 森のブックガイド
より森を深く知るための”夏の課題図書”が15冊紹介されています。
どれもアウトドア派垂涎の名著ばかり。
さすがBE-PAL編集部の選書です。
自分のためのメモも兼ねて、ご紹介します。
1 これを読まずに森を語るべからず! はじめの5冊
ご存知、
『沈黙の春』のレイチェル・ワンダーの遺作。
”子供に還って森に行きたくなる一冊”
これは小学校の課題図書にも選ばれている定番中の定番。
”森を多角的に学ぶための入門書にして決定版”
少女が父と一緒に冬の森にミミズクを探しに行く絵本。
”早く森に行きたいとそわそわしてくる、ある意味禁断の書”
宮沢賢治の自然との関わりの考え方を学べる一冊。
”人間が森への感謝の気持ちを忘れなければ人間と森は共存できる”
ある意味、大御所中の大御所。
ソローの、今やネイチャリストにとっては古典的名著。
本当の豊かさとは、シンプルライフとはを問う。
が、2年間の森の生活の後、ソローは都会暮らしに戻るのですが・・・。
2 森の意外な一面見えてくる 親子で一緒に楽しむ5冊
”日本の森の美しさを実感できる”
森のガイド本。
1944年にアメリカで出版された絵本の古典。
”森が空想をかきたてる場だということを思い出させてくれる”
これは正直、大人のための絵本。
ビジネス書として読んでも学ぶことの多い絵本です。
葉に特化したユニークな写真図鑑。
子供と一緒に調べて学びたい。
お話の多くが森が舞台。
しかも、どちらかと言えば森は怖いところというスタンスで描かれることが多い。
”森に注目して読み返してみるとおもしろい”
3 ひとり静かに味わうべし! 大人の読み物5冊
あのシェラクラブの創設者、ミューアの初めてシェラネバダ山脈を旅したときの山行記録。
”描写の精緻さに圧倒される”
このエッセイ集の著者は、豊かな海を守るために山に木を植え続けている気仙沼の牡蠣漁師。
”漁師の視点でとらえた森が新鮮”
大正時代の東北でマタギとして生きた男の波乱万丈の生涯を描いた、直木賞と山本周五郎賞を受賞した長編小説。
”アウトドアズマンの本能をくすぐられる”
戦前の俳人、種田山頭火の句集。
”ひとりで森に入ったとき、倒木にすわってページをめくってみてほしい”
ゲーテは自然科学者で、植物学でも業績を残しているのだとか。
”森のテントの中でじっくりと味わってみてはどうだろう”
以上、特集で紹介されていた15冊を紹介しましたが、これらの本は実際に森の中で読みたいですよね。
こういうのに揺られながら↓
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もっとも、そんなのんびりした休みが取れるかどうかが、まずは問題なのですが・・・。