(手打ち十段うどんバカ一代にて)
讃岐うどん日記、第23回目。
今回は、先日の美崎栄一郎さんのセミナー前後に行った、うどん&ラーメンツアーの報告を。
うどん県ならではな変わり種うどん、そしてディープでマニアックなうどん店、さらにはうどんにも負けていない絶品ラーメン等々登場だ!
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変り種からディープな店まで【讃岐うどん日記】美崎栄一郎さんと、うどん&ラーメンツアー
美崎栄一郎さんがうどん県に来県されるのは今回で3回目。
うどんツアーも慣れてきた頃。
一応過去のうどんツアーを振り返っておくと
◇1回目(2012年8月)は最初ということでS級うどん店とし名高いおか泉へ。
◇2回目(2013年4月)は伸びのある細麺が面白い一福と、S級釜あげ専門店の長田in香の香へ。
そして今回が3日目。
上記のとおり、過去にはS級の有名店、ちょっと豪華なおか泉の「冷や天おろし」、香の香の日本一うまいつけ出汁、そして細麺ニューウェーブの一福で味わっていただいているので、3回目からはちょっと変わり種やディープな雰囲気を楽しんでいただくことにした。
一軒目:手打ち十段うどんバカ一代
朝9:00にホテルで美崎さんをピックして、まずモーニングうどんに向かったのは、「手打ち十段 うどんバカ一代」。
当ブログで以前紹介したように、この店は麺が剛麺。
しっかりしたコシのある麺なので、釜あげにしてもかけうどんにしても、普通のうどんで十二分に美味い。
なのに、こんなメニューがあるのだ。
釜バターうどん!
釜あげうどんにバターとコショウ、そして生卵。
うどんのカルボナーラといったところか。
美崎さん、驚いていたみたいだが、さすがだなと思ったのは美崎さんの考察。
この店、有名人のサインがたくさん飾ってあるのだが、それを見て、「この釜バターはテレビ向きだ」とおっしゃるじゃないか。
最初は意味がわからなかったのだが、釜バター自体が異色のメニューであること、バターを麺をなじませるために”まぜる”というアクションや、食べた時のリアクションの撮りやすさがテレビ向きなのだという意味なのだ。
そして取材されればそれが宣伝となり、また客を呼ぶことになる。
なるほどねぇ。
うどん食べながらそういう考察を聞いたのは初めてだ。
二軒目:田村
2軒目。
こんどはさぬきうどんのディープな雰囲気を味わっていただこうと、お連れしたのはマニアが激奨する店、田村。
自分で麺をあたためる、完全セルフの店だ。
うどんがうまいのはもちろんだが、店の雰囲気や大将の人柄も魅力の店。
この店ではとにかく安さに驚いていたご様子。
なんせ、かけうどん(小)が150円、かけうどん(大)でも250円。
東京ではなかなかお目にかかれない値段だろう。
もっとも、東京でこの店の雰囲気で営業しても、客が引くかもしれないが・・・。
三軒目:拉麺ひらり
さて、ここまでが午前中。
このあとセミナーがあって、セミナー終了後、有志で向かったのはこちら。
セミナーに参加していた方に、はじめて連れて行ってもらったのだが、ここの拉麺が変わっている。
トマチリラーメンなのだ。
麺はやや腰が強くて、「パスタ?」と一瞬思ってしまう。
それにスープがトマト味。
”チリ”とあるけど、辛さはたいしたことはない。
ちょうどいい感じ。
面白い拉麺だなぁ。
ここで美崎さん、注文を取りにきたバイトの兄ちゃんに、「おすすめは?」「全部メニュー食べた?」などなど質問攻めに。
聞くと、従業員におすすめを質問すると、接客サービスのレベルがわかるのだとか。
この店のバイトの兄ちゃんはよどみなくおすすめを答えるし、「全部メニュー食べた?」の質問にはなんと1つを除いて全部食べたと返答。
しかも、驚いたのはこの店のラーメンが本当に好きで、バイトに入ってない時でも食べに来るそうなのだ。
バイトの兄ちゃんがここまで惚れ込むこの店、かなりレベル高い!
四軒目:うどん王の炊事場
追記:うどん王の炊事場は閉店しました
さて、最後に訪れたのは高松空港内にある うどん王の炊事場
地元民にとっては、「はまんど」の盛の大将の店、と言った方がなじみがあるだろう。
前回この店で食べて以来、美崎さんのお気に入りなのだ。
美崎さんははまんどラーメンを、ワタクシはつけ麺を食べることにした。
正直言って、このときかなりお腹はふくれていたのだが、このつけ麺がまた絶品で、麺がツルツルなのだ。
すんなりお腹に入ってしまった。
これで1日のうどん&ラーメンツアーは終了だが、モーニングうどんから始まって、うどん3玉、ラーメン2玉を食した。
小麦粉濃度がマックス、そして満足度もマックスな1日であった。
さて、次に来県される時はどこへお連れしようかな・・・。
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