3月3日、「ビジネス書祭り」参加のため、1泊2日の東京遠征をして参りました。
今日はその1日目。
「ビジネス書祭り」をメインに、旅日記をお送りいたします。
このブログをはじめてから、つまりブロガーとして行くのは3度目の東京。
去年は3泊4日、一昨年は6泊7日といずれも夏にロングステイで行っておりますが、今回は1泊2日のショートステイです。
その道中も含めてご報告。
朝、7時過ぎに電車で出発。
新宿に12時過ぎに到着しました。(東京、遠いわ!)
「ビジネス書祭り」に著者の井らの平野敦士カールさんがこられるとのことで、途中の新幹線では著書の
を読了。
仕事とかこのブログのこととか、色々迷うことがあったのですが、個人的にかなり勇気づけられる本でした。
(いずれ書評も書きたいと思います。)
と、感動している横の席に京都辺りから乗ってきたサラリーマンが、
をテーブルの上に投げ出し、読むのか?と思ったら寝始めてしまいました。
未読の手持ち本がなくなったワタクシは、「寝るのならその本読ませてください」と喉まででかかったのですがぐっと我慢。
すると、名古屋を過ぎたあたりでサラリーマンはお目覚め。
読書し始めました。
ところが・・・
遅い。
読むのが遅過ぎる。
結局、品川までに読んだのは20ページぐらい。
分厚い本なのに、読了するのはいつの日か・・・。
そんなことでいいのか、日本のサラリーマン!
ま、そんな心配はどうでもいいです。
12時過ぎに新宿に着いたものの、あまり時間もないので、とりあえず腹ごしらえ。
「そうだ、東京だからお蕎麦にしよう」と、新宿駅の端っこの方にある わらびや で蕎麦とどんぶりのセットを注文。
いずれ、うどん県における蕎麦のポジションについても、ブログで書きたいと思っていますが、なんせワタクシは白状すると、今まで一度も蕎麦を美味いと思ったことがないという・・・
ワタクシの中でのマイ麺類ランキングを公表すると
讃岐うどん>ラーメン>パスタ>ポー>焼きそば>そうめん>蕎麦
ダントツトップが讃岐うどん、ダントツ最下位が蕎麦となります。
まだまだ蕎麦の味のわからない青二才なのですよ。
【ビジネス書祭り】
さて、ビジネス書祭りについて。
この催しは、こばやしさん、中久さん、読書王子の杉本さんの3人の有名ブロガーさんたちが、「ビジネス書で何か面白いイベントをやってみよう」ということで、今年初めて開催されたものです。
(写真、右手前の背中は愛妻家大田さん。左端に平野敦士カールさんもちょこっと写ってます)
著者さん、出版者さん、書評ブロガーさん、読書会の主催者さんなどなど、本の関係者と本好き約40名が一堂に会して本について語り合うという、今までありそうでなかったイベントです。
プログラムはトップ写真の通り。
第1部は、「2011年よかったビジネス書」ベスト3を選出。
各班(全7班)で一人3冊ずつ推薦し、そこから絞り込んで行きます。
今回選ばれた3冊はこちら。
1位
この本は圧倒的に支持者が多かったです。
衝撃的な内容と、それを裏付ける論理的な説明が高度にかみ合った秀作だと思います。
2位
こちらは読んでないのでなんとも・・・。
3位は同率2冊
著者が会場にいらしたというアドバンテージを差し引いても、この2冊はいい本だと思います。
ちなみにワタクシが推薦した3冊はこちら。
まず、
ジョブズファンとしては、2011年のビジネス書といわれてこの本を抜きに語ることはできませんよ。
それに、ビジネス書における伝記という分野の面白さを再確認した1冊でもありました。
それから、
こちらは当ブログではおなじみの水野俊哉さんの作品。
お金と幸せについて考えさせられる一冊です。
長く読まれてほしい良作。
そして最後に
フリーエージェントとという働き方に衝撃を受けた本です。
この本で、かなり仕事観が変わりました。
こうしてみると、ワタクシの昨年の読書関心は、”生き方”とか”働き方”といった、人生そのものに関する本がど真ん中ストライクだったようです。
まぁ、いろいろ悩む年頃なもので。
おまけですが、発表のタイミング次第で、もし選書が他者とかぶったらこの本を出そうとスーパーサブで用意していたのがこちら。
今回のルールでは2011年4月から2012年3月までに出版された本が対象とされていたため、2011年1月に出版された本書はサブに回していたのですが、個人的には本書を1番手に推したいぐらいの秀作です。
って、やっぱりこれも生き方の本ですが・・・(どんだけ迷える子羊やねん!)
ビジネス書のベスト3を決めるのってやっぱ難しいですよね。
本は、ライフステージによって読むジャンルも変わりますしね。
すごく売れたからいい本というわけでもないし。
しかも1日に200冊の新刊が出る日本で、年間のトップ3を選出というのは至難の業です。
ただ、世代や職業の違う人のおすすめ本を色々聞けるのは楽しかったなぁ。
しょっちゅう読書会とかに参加している人ならなんということもないのかもしれませんが、ワタクシは読書会はほとんど出たことがありませんし、まわりにそれほど読書家はいませんから本について討論することはまずありませんから。
非常に刺激になりました。
さて、緊迫(?)の第1部とは変わり、雰囲気も柔らかくなって、第2部は「これから読みたいビジネス書」について自由に語り合いました。
ワタクシのようなオッサンが、若者を差しおいて好き勝手しゃべって楽しんでしまいましたが(ごめんなさい)、出版関係者のみなさんは真剣そのもの。
おそらく、読者の要望を生で聞ける貴重なマーケットリサーチの場なんですよね。
古典だの教養だのとありふれた希望を言ったり、「正直仕事術をいつまでも読んでる歳じゃない」だの・・・・申し訳ないです。
この場を借りて、お詫びと、そして厚かましくも言い忘れていたことをつけ加えさせていただきます(これは真剣)。
電子書籍をどうにかしてくれ!電子書籍元年はいつになったら来るんですか?
以上、出版者さんこれからも素敵な本を期待しております!
さて、その後は懇親会。
ですが・・・またやっちまった。
写真がありません。
いや、写真撮るのも忘れるぐらいおしゃべりに夢中になっていたんです。
1年ぶりにお会いした、大坂の近野さん。
相変わらずキュートでチャキチャキ小気味好い方です。
昨年からすごくお世話になっているスーパーぽにょさん。
ぽにょさんの褒め言葉にはいつも元気をもらいます。
そして仙台の美人ブロガー、するめさん。
いつもTwitterやFBで絡んでいただきありがとうございます。
あっという間に懇親会は終了。
楽しく、濃い時間でした。
「ビジネス書祭り」や懇親会の様子など、詳しくは主催者さん、参加者さんのエントリーを御覧ください(出た、他力本願)
◇こばやし様:「実践起業!成功への道。blogで人脈は作れるか?」
◇中久様:「40歳からの〇〇学 ~いつまでアラフォーと呼べるのか?な日々」
◇杉本様:「ほぼ日blog ~通勤読書で継続力を高めよう!~」
◇平野敦士カール様:★カール教授のプラットフォーム戦略講座★億万長者のビジネスモデル
◇愛妻家・大田正文様:「愛妻力」
◇ まなたけ様:「ビジネス書のエッセンス」
◇ 筒井様:「踊るOL」
で、2次会(反省会)
こちらはコップ酒を飲みながら本について熱く語る日本実業出版社の滝さんの図。
【おまけ】
滝さんといえばラーメン!
今回は締めのラーメンを滝さんと読書王子の杉本さんと3人で行って参りました(いよりん、うらやましいでしょ!)。
とにかく東京のラーメンは美味いです。
東京に来るたびにラーメンを食べるのが楽しみになっているワタクシですが、今回はトリプルOさん推薦の 古武士 に連れて行ってもらいました。
麺はさぬきうどん好きのワタクシ好み、コシのあるやや太麺。
ここでの滝さん、王子、ワタクシの会談内容は残念ながらオフレコ。
しかし、濃い内容でしたよ。
滝さん、王子、ありがとうございました!
こうして、東京1日目、新宿の夜は更けていくのでありました。
2日目に続く・・・