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「会いたい人に会い、行きたいところに行き、見たいものを見る」
とにかく行動しましたよ。
今回はその報告です。(長いです、スイマセン)
【行動記録】
まずは書評ブロガーとしての行動の記録を時系列で紹介。この機会にいろいろ参加してきました。
以前からUSTで見させてもらっていた美崎栄一郎さんのダダ本会議。
いつもPCのモニター上で見ていた会議が、目の前で展開されているのって不思議な感じ。
テレビ局に観覧に来たみたいでした。
今回の内容は“装丁決定”がテーマでしたが、特に面白かったのが書店員さんたちの本音トーク。
「何冊仕入れるか?」といったぶっちゃけアサマシ話なんて他では聞けませんよね。
また、印象に残ったのは「飽きない表紙がある」というコメント。
確かにロングセラー本の表紙には、独特の風格や品格、そして時間が経っても古さを感じさせないデザイン性といったものが備わっているような気がします。
例えばこちら
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7つの習慣―成功には原則があった! (1996/12) スティーブン・R. コヴィージェームス スキナー |
羅針盤がシンボリックですよね。
逆に奇をてらって目立つ表紙でも、自分の書棚に置くのが恥ずかしいデザインのものは、いくら内容が良くてもちょっと買うのを躊躇しますね。
例えばミリオンセラーのこちら
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もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら (2009/12/04) 岩崎 夏海 |
ダダ本会議でも何度も話題に上っていましたが、もし買うとしたら電子書籍かな。
だって子どもに見られたら恥ずかしいですから。
さて、会議とは別に、この場で前々からお会いしたかった沢山の方と、感動の初対面となりました。
美人ブロガーと噂の女子勉の勉子さん(噂は本当でした!)、
書評ブログTravelbookcafeの松尾さん(すごく知的な方)、
後日ランチを約束していたディスカヴァー21の三谷さん(まさかここで初対面となろうとは)、
そしてこの日どうしてもお会いしたくて、お忙しいのにダダ本会議に出席お願いした、とてもかわいらしい詩人の西田庸子さん。
みなさん志の高い方ばかりだからでしょうか、想像していた以上に素敵な方たちでした。
そして以前からツイッターで絡んでいただいているので、初対面なのに旧知の仲の様な。
そうそう、古い友達に再会したような感じでした。
他にも、お美しい実業之日本社の酒井さん、
丸善丸の内本店の田中大輔さん、
表紙デザイン、例えば
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モテ本案内51 (2009/12/03) 水野 俊哉 |
や
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大事なことはすべて記録しなさい (2009/11/13) 鹿田 尚樹 |
を担当された、デザイナーの鈴木大輔さんともお会いできました。
鈴木大輔さんからは「表紙のデザインの批評もしてくださいよ」という注文を承り、
「ん~面白そう、ちょっとやってみようかな」と考え中です。
ビジネス本表紙批評ブロガーというものすごくニッチなジャンルを開拓してみるかな。
そうそう、生でそらのさんも見れました。生そらのさん、かわいいですよ。
そのほかたくさんの方と名刺交換させていただきました。
ありがとうございました。
◇初ルノアール
さて、ダダ本会議の終わった後、先述の西田さんとカフェに。
向かった先は喫茶室ルノアール。
以前当ブログでも紹介したこの本
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「どこでもオフィス」仕事術―効率・集中・アイデアを生む「ノマドワーキング」実践法 (2010/06/04) 中谷 健一 |
で、著者が激プッシュしていたものの、関西にはないんですよね。
東京に行ったら一回は行ってゆずティーを飲もうと決めていたのですが、ここで実現。
思考は現実化するのです。
またこの時、西田さんから良いご縁をいただき、【スズカン!】鈴木宣利のビジネス感性研究所の鈴木宣利さんを紹介していただきました。
さっそく御著書、『この一冊でパソコンの超便利な周辺機器がぜんぶわかる!』を献本していただき、サインもおねだりしてしまいました。
ブログやってるくせに、実はIT苦手なワタクシにとって非常にありがたい本です。
今更恥ずかしくて人に訊けないことも、この本で「ふむふむなるほど…」と予習しておいて、職場で知ったかぶりできそう(笑)。
鈴木さん、ありがとうございました。
そして、西田さん。
御著書、
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恋の天使を味方につける70の法則 (2009/07/25) 西田庸子 |
に、しっかりサインもらってきました。
似顔絵入りの消しゴムハンコ、いいですね~。
あまり時間がなかったのが残念でしたが、ビジネス書の話題から幕末歴史談義まで、楽しいひと時でした。
特に、長州出身の西田さんと龍馬好きのワタクシですから、話が合う合う。
やっぱり長州では新鮮組のネタは禁句なんですね(笑)。
話は尽きなかったのですが、残念ながらルノワールがタイムアウト(勝手に24時間営業かと思ってた)。
次回ゆっくりお話ししたいですね。
西田さん、鈴木さんありがとうございました。
★築地朝食会(8/5、7:00~)
以前から築地朝食会に出てみたかったので、美崎さんに無理をお願いしてワタクシの上京に合わせて開いていただきました(すんません)。
せっかくなので早めに行って、新橋から歩くことに(単に地下鉄がわからないだけ)。
途中、早朝の人が誰もいない銀座を通過、「日本で一番地価が高い場所を俺一人占め!」などとはしゃぎつつ築地へ。
いや~築地楽しい。
活気といい、ゴミゴミ感といい、外人さんの多さといい、お店の人の江戸弁といいエネルギーを感じる街です。
さて朝食会。
今回のゲストは先日新刊
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マグロ船で学んだ人生哲学 -ボクの生き方を変えた漁師たちとの一問一答集 (講談社BIZ) (2010/07/21) 齊藤 正明腹肉 ツヤ子 |
が、出たばかりの齊藤正明さん。
もうとにかくサービス精神旺盛で、とても楽しい方なんですよ。
ちゃんと作業着&ヘルメットでお付き合いいただいて、「写真撮りますよ」というとこんな素敵なポーズまでしてくださいます。(左は中郡さん、お世話になりました)
サインにも快く応じてくださいまして・・・
いきなり字を間違えて恐縮されていましたが、全然大丈夫ですよ。
マグロ船のお話はもちろん、飼っている虫(種類は秘密)の話まで沢山聞かせていただきました。
ぜひ大阪でもイベントしてほしいなぁ。
齊藤さんの面白さは関西向けだと思いますよ。
おまけといっては何ですが、会場のすし鮮さんのマグロづくし。
実はワタクシ、マグロはあんまり好きじゃないんです。
瀬戸内で育ったのでマグロを食べる習慣がなくて、たいてい刺身といえばハマチ、鯛、そして今では高級魚となってしまった鰆。
身が柔らかくて歯ごたえがないのと、独特の臭いがいやで、今まで一度もマグロを美味しいと思ったことがなく、お寿司に行っても全く食べませんでした。
でも、ここのお寿司は美味しかったですよ。
はじめてマグロを美味しいと思った瞬間でした。
★ディスカヴァー21社訪問(8/5、11:30~)
築地朝食会の後、お昼はディスカヴァー21さんを訪問。
ワタクシ自身が大好きな出版社さんですし、
「素敵オフィス」(勉子さん)、「編集社の中で一番きれい」(美崎栄一郎さん)、「とても気持ちのいい会社」(内藤忍さん)といったディスカヴァー21評を聞かされていたのでもうワクワク。
で、本当に素敵なオフィスでしたよ。
出版社さんのオフィスといえば、本や原稿といった“紙”が崩れそうなほど山積みなっているイメージを勝手にしてましたが、白を基調としたおしゃれなオフィス。
窓の外には武道館と公園の緑が見えて都心とは思えない環境のよさ。
そして何より社員さんたちのウエルカムな対応が嬉しいですね。
お忙しいのに応対してくださった原さん、酒泉さん、田中さん、そして藤田さんありがとうございました。
内藤忍さんが言ってたこと、よくわかりました。
人を楽しませようって感じが会社全体に漂ってますね。
こういう社風って干場社長の人柄の影響なんですかね。
残念ながら干場社長は取材に出られてて不在でしたが、社長室もパチリ。
ここで今までも、そしてこれからも数々の名作が誕生していくのですね。
お土産もたくさんいただきました。
まずはディスカヴァー21さんのグッズ、携書(新書)のカバーやトートバック。
そして本をこんなにたくさん!
そしてこの中の一冊、『ニーチェ』は、なんと訳者白取さんのサイン入り!
しかもこのサインがカッコいいんです!
我が家の家宝にします。ありがとうございました。
おっと忘れそうだった。
この後、三谷さんとおしゃれフレンチランチへ。
三谷さんとはツイッターでよく絡んでいただいていますが、実質ゆっくり話すのは今回が初めて。
内容はオフレコですが、身の上話からビジネス書の話題まで、もう時間が経つのも忘れて話し込んでしまいました。
そして、あまりに話に集中してたので、料理を撮るのを忘れてました(すいません)
最後のデザートだけ・・・
ちなみに、
ワタクシがこのブログを続けていること、そして書評をメインにしたことは
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無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法 (2007/04/05) 勝間 和代 |
をはじめとする勝間和代さんの著書からすごく大きな影響を受けたからでした。
そして、勝間さんを見出したのが干場社長。
ディスカヴァー21さんの本がワタクシの人生を変えた本と言っても過言ではありません。
ディスカヴァー21の皆さん、ありがとうございました。
そしてこれからもよい本を期待しています!
★水野俊哉さん主催、暑気払いビアパーティ(8/6、18:30~)
さて、東京最後の夜です。
懇意にしていただいている水野俊哉さんが主催されたビアパーティに行ってまいりました。
すごいですよ。
ウェイトレスのお姉さんたちがみんなビキニ姿!
なのになんと、一枚も写真を撮ってない(ダメじゃん俺)
というのも、ずーっとお会いしたかった方とようやくお会いできて、話し込んでいたからです。
その方は
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「やり残しゼロ!」の仕事術60 (2009/10/20) 上村敏彦 |
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即刻〈リセット〉したい5つのこと リーダーになってもデキる人 33のルール (2010/07/21) 上村敏彦 |
の著者、上村敏彦さん。
1冊目、すごくいい本で、当ブログでも激プッシュしたのですが、なんせ影響力のない弱小ブロガー。
あまり貢献できなかったのをずっと申し訳なく思っていました。
そして2冊目もいい本なのですよ。
でもワタクシ、相変わらずの弱小ブロガーでして・・・。
まぁ、そんなこんなでずっとお会いしたかったのですが、武道をされていると聞いていたので、思っていた通りの“同じ匂いのする方”でした(笑)。
しっかりサインもいただきまして、
なんと上村さん、サインをされたことがないとか。
これは超レアなサイン本だ!
勉子さん、松尾さんも交えてかなり濃い内容の話をしたせいか、あっという間に2時間が過ぎビアガーデンはお開きに。
青月社の秋山さん。お誘いしたのにろくに話もせず失礼しました。思っていた通りの品のあるお美しい方でドキドキでした。
せんちえの慶次さん。すごく若いんですね。
徳間書店の高嶋さん、明石さん。
献本ありがとうございました。
その後、外人さんだらけのお店に移動。(夜の六本木って怖い!)
ビールでスイッチの入った水野書評侍が斬るわ斬るわ。
その内容は絶対書けません(笑)。
けど、一番斬られていたのはあさ出版の吉田さん。すっかり“死の商人”とあだ名をつけられていました(笑)。
愛されているんですね~。
ここでも水野さんに良いご縁をいただきました。
いつも水野さんには成功トルネードに巻き込んでいただいてます。
今回、できた縁がまた新たな広がり、上昇気流になることと思います。
水野俊哉さん、そしてお会いできた皆様、ありがとうございました。
【感想など】
ここまで書いてきて思うのは、「よく動いたなぁ」ということ。
上記はブロガーとして参加した、「会いたい人に会う」部分です。
本当にたくさんの人にお会いできました。
が、これ以外にも「行きたいところに行き、見たいものを見る」という部分で、とにかくよく歩きました。
武道館から江戸城天守閣跡を通って二重橋まで歩いてみましたが、まあ広いこと広いこと。
徳川家康の偉大さを実感できました。
そして、真夏にはしない方がいいですよ!(苦行です)
ちなみに、この後、東京タワーにも行きました。
2日目には丸善丸の内店へ
お目当てはコチラ
正剛さんのコーナーを見るために行ったのですが、2時間ほど滞在してしまいました。
4Fのカフェでお茶しながら買った本を読み、また売り場へ。
ここは本好きにとって天国です。
それから美術館・展示会巡りも。
国立新美術館ではオルセー展を見学。
六本木ヒルズでは森美術館へ(ご一緒してくださったrain様、ありがとうございました。久しぶりに会えて嬉しかったです。)
そして昔から大好きでどうしても行きたかったのが岡本太郎記念館
生前、自宅兼アトリエとして使われていた建物がそのまま記念館となっています。
ここで生活し、作品を作っていたのだと思うと感無量。
床の絵の具の跡も生々しく、太郎さんの創作エネルギーが今でも感じられます。
また、ロフト部分の書斎も気になりました。
ここで、原稿を書いてたんだなぁと。
実は岡本太郎さんの本って、すごくいいんですよ。
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自分の中に毒を持て―あなたは“常識人間”を捨てられるか (青春文庫) (1993/08) 岡本 太郎 |
とか、
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強く生きる言葉 (2003/04) 岡本 太郎岡本 敏子 |
などは、現代のビジネスパーソンが読んでも影響を受けること大だと思います。
それにしても濃い、充実した1週間でした。
今回あらためて思ったのは、「何かを見たい、人に会いたい、勉強したい」と思ったら、やっぱり東京なんだなぁということ。
これほど効率よく“したいことが出来る街”はないですねぇ。
たまには東京に出て行って、シナプス出まくりの刺激を受けないとと本気で思いました。
そしてツイッターの絶大なつながる力。
この1週間でお会いしたほとんどの方が初対面だったのですが、ツイッターで絡んでいただいている方は初対面という感じが全くしません。
そして、絡んでない方も、「ああ、あの龍のアイコンの方ですかぁ」といった感じで、自分のことを知ってくれていることが多かったです。(自分が有名人のような錯覚を起こしそう)
宣伝とか情報収集とかツイッターに関してはいろいろな使い道があると思いますが、「人と人をつなぐ道具」として一番威力を発揮するのではないかと実感しました。
ともかく、この東京ステイ1週間、お会いした皆様、本当にありがとうございました。
人も街も魅力的。
また必ず行きます!
【おみやげ】
上記の本以外にもお土産をいただきましたので紹介を。
まずは詩人の西田庸子さん。
お茶いただきました。
ワタクシが甘いものが苦手だということを知ってくれていて、お茶を持ってきてくださいました。
こういう心遣い、とてもうれしいです。
(いやだというのに甘いものを無理やり食べさせる、うちの女性職員も見習いなさい!)
勉子さんからは
ダダ本会議でプレゼントしていたうちわ。
ツイッターで「いいなぁ」と一言つぶやいただけなのに、覚えてくれていたのですね。
ますますファンになってしまいました。
そして、まさか東京でこの人に会うとは・・・
書評ブロガー界一キャラの濃い、ビジネス本でバージョンアップ2.0!のかっちゃんさんからは
ワタクシがうどん人ということで名古屋名物きしめんを。
これ美味しかったですよ!
【管理人の独り言】
1週間寂しい思いをさせたので、お前にだけはお土産を買ってしまったよ。
表参道ヒルズで買った氷マークのワンコ服。
とうとう犬に服着せる“犬バカ”になってしもうた・・・。
一章読み終えました。
っていう充実したボリュームですね。
どうも、その節はお世話になりました。
おかげさまで充実した東京1週間でした。
関西に来られるときはまたお好み焼きでも行きましょう。
一龍さん、うれしい記事をありがとうございます。
こちらこそお会いできて嬉しかったです。
また東京へ来られたら、ぜひ遊びにきてくださいね!
三谷 様
先日はお忙しいなか、お相手していただきありがとうございました。
訪問させていただき、ディスカヴァーさんが良書を連発している理由がよくわかりました。
素晴らしい環境と社員さんが源泉なんですね。
また、上京したおりにはぜひ寄らせていただきます.