先日、平日に有給休暇をとったおり、「あっ、そうだ、久しぶりになかむらに行こう」とふと思いたち、行ってまいりました。
何年ぶりか分からないほど久しぶりに行ってみたら、凄くきれいになっていてビックリ。
でも、うどんは変わってなかった!
というお話。
なかむら、伝説のネギ畑はなくなったけど・・・
いまや全国的に超有名店のなかむらうどん。
村上春樹さんの紀行文にも登場します。
私が初めて訪れたのはもう20年も前のこと。
昔はかなり怪しい系のうどん店でした。
看板もない狭い路地から、ドラム缶を目印に入っていったものでした。
たぶんあのドラム缶に車を擦った人も多いはず。
それに、座って食べる場所もほとんどなくて、店の前で立って食べたことも数しれず。
完全セルフで、うどん玉を温めるのはもちろん、ネギも自分で刻まなくてはならず、そのネギがないときは畑へ行って自分で採ってこなくてはなりませんでした。
そんな怪しさも手伝って人気となり、うどんブームで大ブレーク
今では、駐車場が整備されて土器川の土手から入ることができるようになり、
こんな立派な看板と鯉のぼりが目印となっています。
さて、私が訪れたのは平日の11:30。
土手の上の駐車場に車をとめ、店川を見てみると・・・
行列なし!
(真ん中ずっと奥がお店。)
お休みの日にはずーっと行列ができるのですが、貸切り状態!
ちなみに、左手の家の達しいる場所にネギ畑がありました。
それにしても、久しぶりに来て、またさらにお店がきれいになったと感心しきり。
煙突がある建物が、うどんを販売している場所ですが、もと鶏小屋だったとか。
なんかきれいになってる!
それに、左手の幕を張っている建物。
中が改装されてカウンター形式の食事場となっているではありませんか!
天幕を張った半外の土間もいい雰囲気です。
さて、肝心のうどん。
今回は冷やかけをたのみました。
見てください、この艶。
なかむらといえば、「女麺」の異名を取る、細麺で究極の超軟体麺として有名です。
が、冷やかけでいただくと、細麺なのにしっかりコシがある。
まるで、見た目はか弱いけど芯の強さを秘めた「なでしこ麺」といった趣となります。
控えめ薄味の出汁とマッチして、讃岐うどん界では全く他とは違う趣のうどんを味わえます。
やっばり、オンリーワンだな、このうどんは。
そして多くのなかむらファンから支持されているトッピングが、
このちくわ天。
これも他所とは違って、ころもパリパリ系で美味い。
お店は有名になって、店構えも、システムも変わってしまいました。
もうネギを自分で採ってくることもなくなって、ちょっと寂しい気もするけれど、うどんだけは変わらずにいてくれることがとても嬉しい。
平日に休みが取れたらまた来よう。
なかむら お店のデータ
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