こんにちは、なおさん(@ichiryuu)です。
しばらく登山から離れていた僕ですが、約10年以上ぶりにトレーニングがてら自宅近くの飯野山に初めて登ってみました。
毎日その姿を見るのに今まで登ったことがなかった飯野山。
初めて登ってみたら、お気軽に登れてしかもなかなか楽しい山でした。
今回は初めての飯野山(いいのやま)登山の様子をお伝えします。
なお、登山の様子はこちらの動画にまとめますので、御覧ください。
【登山】はじめての飯野山登山、初心者にそしてトレーニングにおすすめ!!
飯野山紹介
▲飯野山(いいのやま)は讃岐富士とも呼ばれるように、綺麗な裾野を持つ富士山型の山。
それもそのはずで、太古の昔は火山だったらしい。
香川県にはこんな風に平野にぽこっと飛び出たおにぎりのような山が多いんだけど、飯野山はまさにその典型。
地図で見ても綺麗な 円錐の独立峰だということがわかります。
飯野山登山
さて、飯野山にはいくつか登山ルートがありますが、今回は一番ポピュラーな飯野町側からのルートを登りました。
▲登山口までは看板も表示されていて、その案内に沿って進めば迷うことはありません。
▲登山者用の駐車場もあります。
ここ以外にも、少し下ったところに100台ぐらい停められるスペースがあります。
▲その駐車場脇から登山道がスタート。
▲登山道を登り始めてすぐに野外活動センターがあります。
トイレはここが最後。
一応頂上にも簡易トイレがありますが、ここで済ませておきましょう。
また、水道も自動販売機もここが最後です。
▲この野外活動センターに掲示板があって、ルートマップも貼られています。
▲道に迷うことはまずないと思いますが、心配な方はここで写メっておくといいでしょう。
▲野外活動センター前からの展望。
こんぴらさんのある象頭山が見えます。
▲登り始めは時計回りに山の北側に向かって登っていきます。
これは北西方向の展望。
丸亀城が中央に見えます。
このあと登山道は折り返して、反時計回りに南側に向かって登っていきます。
▲四合目
山の西側の展望。
▲善通寺市の我拝師山などが奥に見えます。
▲五合目
▲ここは展望の解説板はないですが、徐々に高度が上がってきているのが分かります。
▲さらにすすむと南南西方面の展望が開けてきます。
奥に象頭山が見えます。
▲ようやくコースのほぼ半分を通過。
▲六合目に到着
ここはベンチもあって、
▲しばし景色を楽しみながら休憩できます。
ここまでくると、高度感が半端ない。
町並みがすぐ足元の角度に見えます。
展望は完全に南向き。
▲登山道は反時計回りにどんどん登っていきます。
▲途中、飯山町ルートと合流。
▲登山道で気をつけないといけないのはここぐらいかな。
▲ここまでくると後もう少し。
頂上まで410mのコースがおすすめ。
それはもう一箇所展望のいい場所があるから
▲それがここ。
頂上目前、九合目からの展望。
▲山の北側になるので、坂出市と遥か彼方に瀬戸大橋が見えるのがわかるでしょうか。
飯野山頂上
▲約1時間ほどで頂上に着きました。
頂上はちょっとした広場みたいになっていて、こういった石碑とかお堂があります。
▲ここに来るまで知りませんでしたが、飯野山は新日本百名山の一つだそうです。
というか、「日本百名山」は昔から知ってたけど、「新日本百名山」ってなに? って感じ。
後で調べたら、深田久弥さんの「日本百名山」とは別に、中高年が登りやすい山という観点から岩崎元郎さんが選出したものだそうです。
確か、深田さんの先出基準には1500m以上というのがあったと思うので、50歳越えた僕には「新日本百名山」が丁度いいかも。
ちなみに香川県では飯野山だけが選ばれています。
ところで、飯野山は登山コースの途中何箇所か見晴らしのいい場所があるんですが、頂上は全然景色が見えないんです。
▲唯一展望が良いのは、頂上の案内図にある「おじょもの足跡」のまえの展望台。
▲頂上直下に展望台があって、ここはなかなかの見晴らしの良さ。
▲ちなみに展望台から振り返ると、こんな看板があり、おじょも伝説の解説が。
▲しかしそんな巨人なのに
▲この岩のくぼみが足跡って、小さすぎませんか?
飯野山登山:まとめ
コースの長さは片道約2200m、標高差は400mぐらいかな。
コースタイムは登り1時間、下り30分といったところでしょうか。
登山初心者が気軽に登れる山です。
実際、僕がの登った日は地元の幼稚園児が遠足にきていて、僕と大差ないタイムで登っていました。
また、トレーニングのために短パンTシャツ姿で手ぶらで走って登っている人もたくさん見かけました。
しかし、登山道は整備されているとはいえ、そこはもともと火山ですから、上に行けば行くほど登山道にも岩が出ているところがあります。
足元はトレッキングシューズ以上のもので固めていったほうがいいです。
それと、怪我に対する備えは万全に。
いくら小さな山といってもなめてかかってはいけません。
山が円錐形で登山コースが反時計回りにグルック回りながら登っていくので、景色が変わるのが楽しく、高度感も感じられてなかなか楽しい山でした。
ちょっと、鹿児島県の開聞岳に似てるかな。
残念なのは独立峰なのに頂上からの景色は木々に遮断されて全然見えないこと。
そして、すぐ直下に高速道路や一般道があり、距離が近いので自動車の走る音がずっと聞こえていること。
深山感はないですね。
ちょっとした展望台が頂上にあったら、360度のパノラマが楽しめるはずなんですけど。
おまけ:登山道にいたネコ
▲5〜6合目にかけての登山道にいた猫
▲だれか餌を挙げているんだろうな。
すごく人懐っこくて、僕の足にスリスリしてきました。
冬が来る前に下界に降りなよ。
今回の主な装備
登山靴 :キャラバントレッキングシューズ C1_02S ゴアテックス