以前から日本でのサービス開始が噂されていたAmazonの電子書籍読み放題サービス、Kindle Unlimited が先週から始まりました。
ちょうどサービス開始日が出張初日と重なったため、サービスを体験することも、ブログ記事で触れることもでず、大きく出遅れてしまいましたが、昨日ようやくサービスに登録してちょこちょこといじってみたので、使い方や雑感など記しておきたいと思います。
Kindle Unlimited サービス登録方法
Kindle Unlimited サービスの登録方法は簡単、
登録はこちら⇒ Kindle Unlimited – 本、コミック、雑誌が読み放題。
上記のリンクのページから「30日間の無料体験を始める」をクリックするだけ。
▲するとUnlimitedのページになります。
使い方はkindle書籍と同じ
特別な操作は必要ありません。
すでにkindleを使っている方なら、これまでのkindleの操作、Kindle書籍のダウンロード方法と同じです。
10万冊以上のサービス対象本から好きな本を選んでクリックするだけ。
ちなみにUnlimited 対象本は、上のページようにKindle Unlimitedの表示や「読み放題で読む」ボタンが表示されます。
また、これまで同様、Kindleの専用端末だけでなく、iPhoneやiPadなどのデバイスでアプリを使って読むことができます。
検索機能が若干貧弱か?
まだ1日しか体験していないのですが、使用感はいいです。
ただ、あえてダメ出しするのなら、気になったのは検索機能。
一応上のAmazonページの写真のようにジャンル分けはされていますが、なにせ全体の蔵書数が多いため、自分の「読みたい!」にぴったりな本を探す機能が貧弱かなと。
もっと「著者」とか「出版社」とかで絞った上で、一覧でサーッと見れるようにして欲しいかな。
おそらくAmazonのことですから使っているうちに利用者の好みを学習して、そのうち絶妙な”オススメ”をしつこく提示するようになるでしょうが。
Book Browser でアプリから直接ダウンロード
今回このサービスと同時に始まった便利な機能が「Book Browser」。
iPadやiPhoneなどのKindleアプリの「一覧」画面の右上のAmazonマークをタップすると「Book Browser」画面となり、ここから本を選んでダウンロードできるようになりました。
つまりKindleアプリ上だけでキンドル本のダウンロードから読書までできるようになったのです。
これは便利なサービスで、Kindleでの読書のバリアフリー化がますます進んだ感じです。
Amazon Kindle も使える
Kindleの便利な点の一つが「Amazon Kindle」です。
これなにかというと、Kindle書籍上の文章をハイライトすると
そのハイライトした部分だけWEB上でまとめて表示してくれるというもの。
つまりよみながらハイライトするだけで読書メモが完成してしまうというサービス。
Unlimited対象本もこのサービスができることを確認しました。
上は『仕事は楽しいかね?』の一部分ですが、
▲しっかりハイライトした部分が表示されていますね。
Kindle Unlimited は一度に10冊まで端末にダウンロードできますが、それを超えると削除しなければなりません。
しかし「Amazon Kindle」に読書メモが残るのであれば、安心して削除できますね。
もちろんちゃんと読み返したくなったらまたダウンロードすればいいだけのことですが。
Kindle Unlimited 無料体験の解除方法
Kindle Unlimited の無料体験は1ヶ月間です。
この期間を過ぎるとAmazonに登録されているクレジットカードから自動引落されます。
もし「やはり自分には必要ないサービスだ」と判断したら、期限日前に登録を解除しましょう。
▲解除方法は簡単で、「アカウントサービス」から「お客様の Kindle Unlimited」をクリック。
▲左サイドバーの「メンバーシップを管理」の「Kindle Unlimited 会員登録をキャンセル」をクリックするだけで解除できます。
Kindle Unlimited はどんな人にとって得なのか
さて最後に結論にかえて、Kindle Unlimited はどんな人にとって得なのかを考えてみたいと思います。
まだまだ本の登録数が少ないし(といっても僕自身全部は閲覧していませんが)、マンガなどは1巻だけサービス対象となっているタイトルも多いようです。
新刊でも何でもかんでも読み放題ということではありません。
ただ、例えば単行本を買えば1冊1000円以上はします。
また、雑誌でも2冊買えば1000円以上するでしょう。
特に多読家の読書家でなくても、一ヶ月980円というのはかなり低いハードルで、だれでも直ぐに元が取れるレベルだと思います。
実際僕は昨日サービスに登録して、今日「Mac Fan」と「BE-PAL」の最新刊を読みましたが、これだけでもう元が取れています。
こう考えてみると一ヶ月980円というのはものすごく価格破壊の値段設定だと思われます。
特に読書家でもない方でもかなりお得なサービスでしょう。
上記の様に30日間無料で、サービス解除も簡単なのでとりあえず登録して、サービスを体験してみることをオススメします。
ただ、街のリアル本屋さんと、私のようなkindleのアソシエイトの恩恵を受けているブロガーにとっては脅威となるでしょうね。
本にまつわるビジネスモデルが根本からひっくり返るかもしれません。
まぁ、この点についてはもう少し時間が経ってから検証してみたいと思います。
登録はこちら⇒ Kindle Unlimited – 本、コミック、雑誌が読み放題。
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