こんにちは、なおさん(@ichiryuu)です。
SONYのVLOGCAM、ZV-1を購入して1年以上経ちました。
その間、屋内外を問わずガンガン撮影に使っていますが、それに合わせて徐々に周辺アクセサリーも増えてきました。
なお、まだ使い始めて間がないので今後も周辺アクセサリーは増えていくと思います。
これはお勧めできる! というものに出会えたら随時更新していきますのでお楽しみに。
父ちゃん、ZV-1お気に入りだね。アクセサリーもどんどん増えていくね。
画質も音もすごくいいし、はっきりいってうちのメインカメラだからね。
周辺アクセサリーも自然と増えるよ。
ZV-1の付属品について
ZV-1のおすすめ周辺アクセサリーを紹介する前に、ZV-1を購入するとどんな付属品があるのかを確認しておきたいと思います。
というのも、ZV-1には次の2種類が販売されていて、それぞれ付属品が違うからです。
- 「VLOGCAM ZV-1」本体のみ
- 「VLOGCAM ZV-1G」シューティンググリップ付きセット
「VLOGCAM ZV-1」本体のみの付属品
「VLOGCAM ZV-1」本体のみの場合の付属品は以下のとおりです。
- リチャージャブルバッテリーパック NP-BX1(1個)
- microUSBケーブル
- ウインドスクリーンとアダプター
- スタートガイドなど
「VLOGCAM ZV-1G」シューティンググリップ付きセットの付属品
本体のみのセットとシューティンググリップセットとの違いは、シューティンググリップとバッテリーが1個余分につくという点。
下のリストで赤字で表記しているところです。
- リチャージャブルバッテリーパック NP-BX1(2個)
- microUSBケーブル
- ウインドスクリーンとアダプター
- シューティンググリップ GP-VPT2BT
- スタートガイドなど
ソニーのカメラを初めて購入するという人は絶対にシューティンググリップセットの購入をお勧めするよ。
その理由は記事を読み進めていくとわかると思います。
【随時更新】ZV-1おすすめ周辺アクセサリー
UURig SONY ZV-1用プレート
ZV-1を使っていて眉上に困ることを解決してくれるのがこのRig。
その困ることというのは、三脚ネジ穴とバッテリーやSDカードの出し入れ口のフタの付け根が共用というデザイン。
これ、本当にユーザーのことを何も考えていないありえないデザインと思ってしまいます。
というのも、上の写真を見ていただくとわかってもらえると思います。
三脚とかシューティンググリップを付けるとバッテリーやSDカードの出し入れができなくなるんです。
この問題を解決してくれるのがUURigのプレート。
取り付けはネジ穴にプラスドライバーでネジを一本締めるだけ。
このようにシューティンググリップを付けても蓋を開けることができるようになります。
こういったZV-1用のプレートは各種発売されていますが、僕はZV-1のコンパクトさをできるだけ損なわない一番シンプルなこのRigを選びました。
もっと大きなグリップ付きのものもあり、好みで選ぶといいと思います。
「Newmowa NP-BX1 充電器キット」【レビュー】2個同時充電、互換バッテリー2個付属、ZV-1のバッテリー問題はこれで解決
「San Disk Extreme Pro SDXC 64GB」:SDカード
ZV-1で撮影する場合、上記の2種類どちらのセットを購入したとしても絶対に必要なのがSDカード。
僕がZV-1と同時に購入したのは「San Disk Extreme Pro SDXC」の 64GBのもの。
SONY公式サイトのZV-1使用表の「記録メディア」の欄に以下の記述があります。
[XAVC S(100Mbps)] SDXC/SDHCメモリーカード (UHS-I U3またはそれ以上); [XAVC S(60Mbps/50Mbps)] SDXC/SDHCメモリーカード (Class 10またはそれ以上)SONY公式サイト ZV-1仕様表より
これらの条件をクリアできるSDカードとして「San Disk Extreme Pro SDXC」を購入。
容量に関してはとりあえずということで64GBにしました。
長時間撮影するのであれば128GBのカードを選ぶことをお勧めします。
「ソニー リチャージャブルバッテリパック Xタイプ NP-BX1」:純正予備バッテリー
シューティンググリップ付きのセット、「VLOGCAM ZV-1G」を購入するとバッテリーは2つついてくるのですが、ZV-1本体のみのセットを購入した場合はバッテリーが一つしかありません。
ZV-1のバッテリー「NP-BX1」は容量が1240mAhしかなく、だいたい40分〜1時間でバッテリー切れになります。
特に動画撮影をしているとあっという間になくなってしまいます。
もう一個、予備バッテリーがあると安心なので、もしZV-1本体のみのセットを購入した方は、純正予備バッテリーを買い増しすることをお勧めします。
また、ZV-1には充電器が付属していません。
予備バッテリーを購入したとしても、カメラにセットした状態で充電するかありません。
ZV-1で撮影中に予備バッテリーを充電したい場合は、充電器を購入する必要があります。
「Newmowa NP-BX1 充電器キット」:コスパ最強のバッテリーチャージャー
予備バッテリーと充電器を購入することをお勧めしましたが、純正品は結構なお値段ですよね。
バッテリーが約5,000円、充電器が約7,000円もします。
それに対してNewmowa製のNP-BX1充電器キットは、充電器だけでなく、互換バッテリーが2個ついて約2,600円という信じられない安さ。
しかもこの充電器はなかなかの優れもので、充電器の面裏両面にバッテリーをセットして、一度に2個のバッテリーの充電ができます。
ただし、ガジェットを安全に使用するためには純正のバッテリーの使用が鉄則。
サードパーティ製のバッテリー使用によるトラブルは保証の対象外となる場合がありますので、ご使用の際は自己責任でお願います。
このNewmowaの製品はよく品切れになるので、購入を検討している方は在庫がある時に即ポチることをお勧めします。
「Newmowa NP-BX1 充電器キット」【レビュー】2個同時充電、互換バッテリー2個付属、ZV-1のバッテリー問題はこれで解決
なお、NP-BX1を3個まとめて充電できる充電器もあります。
互換バッテリーはなくて充電器のみですが、こちらもお値段がお手頃で魅力的ですね。
「Anker PowerCore III Fusion 5000」:モバイルバッテリー
ZV-1のユーザーはモバイルバッテリーを1個持っておくことをお勧めします。
というのも、予備バッテリーを持っていたとしても、タイムラプスなど長時間の連続撮影中にバッテリー交換はできませんよね。
幸いZV-1はmicroUSBから給電しながらの撮影が可能なので、モバイルバッテリーがあれば写真の様に給電しつつ、かなりの長時間撮影が可能になります。
また、先出のNewmowa製の充電器と組み合わせて撮影中や移動中に予備バッテリーの充電をすることも可能になります。
基本的にどんなモバイルバッテリーでもいいのですが、数あるモバイルバッテリーの中で、僕がお勧めするのは「Anker PowerCoreⅢ Fusion5000」。
4850mAhの大きすぎず小さすぎない適度な容量、プラク内蔵でそのままコンセントに刺して充電できる便利さ、そしてPD対応の高出力と高速充電規格「Quick Charge 3.0(QC3.0)」にも対応。
撮影のお供に最良のモバイルバッテリーだと思います。
「Anker PowerCoreⅢ Fusion5000」は撮影だけでなく、普段使いのモバイルバッテリーとしてもすごくお勧めです。
「Anker PowerCore III Fusion 5000」【レビュー】18WのPDとQC対応USB-Cポート搭載、そのままコンセントにさせる充電器一体型モバイルバッテリーが最強になって登場
「シューティンググリップ GP-VPT2BT」:動画撮影の必須アイテム
ZV-1を使用する時にとても便利に感じるのがこのシューティンググリップ。
特に動画を撮影する時に、このグリップがあるのとないのとでは大違い。
ミニ三脚としても使うことができて、ちょっと置き撮りしたい時にもすぐ対応できます。
また、BluetoothでZV-1と接続してリモコン操作ができます。
できるのは、静止画・動画撮影やズームなどのカメラの基本的な操作と、カメラ本体のC1に設定した機能をC1ボタンで呼び出すといった限定的な操作だけですが、操作性が格段に上がります。
「PGYTECH アクションカム用エクステンションポール&ミニ三脚」「Ulanzi フレキシブル三脚」:各種ミニ三脚
シューティンググリップはミニ三脚として使えますが、足りないのがエクステンション機能。
ZV-1は画角が狭く、シューティンググリップを使って自撮りをした場合、腕を目一杯伸ばしてもかなり顔がアップになってしまいます。
自撮りを多用する方は、たとえ30cmでも伸ばすことができる自撮り棒の機能を持ったミニ三脚をもっておくといいでしょう。
僕が使っているものの中でおすすめのものを紹介します。
「PGYTECH アクションカム用エクステンションポール&ミニ三脚」
伸ばすと約40cmになる自撮り棒兼ミニ三脚。
ロック機構がネジではなく、ピンタイプなので操作が便利。
「Ulanzi フレキシブル三脚」
エクステンション機能はありませんが、約30cmあるので多少は画角が稼げます。
フレキシブル三脚なので平らなところ以外でもしっかり安定しておくことだできます。
また、スマホホルダーにもなるのでとても便利です。
「Ulanzi VM-Q1 ビデオマイク」: 外付けマイク
外付けマイクとしてはUlanzi製のVM-Q1ビデオマイクを使っています。
ZV-1は本体上面に大きな内蔵マイクを搭載していて、このマイクが非常に性能が良く、また付属のモフモフ(ウィンドスクリーン)との相乗効果で、正直言って外付けマイクの必要性を感じません。
ただ、内蔵マイクは環境音もかなり拾うので、指向性を求める場合は外部マイクを使うといいと思います。
ZV-1側面にマイクジャックがあるので、ここに接続して使います。
有名なのはRODE VideoMicroであったり、最近ではワイヤレスのRODE Wireless GO が人気ですが、いずれも結構高価。
僕のおすすめはUlanzi製のマイクで、価格の割に音が良く、コスパが高いと思います。
ちなみに、ZV-1の内蔵マイクはやや前方に指向性があり、カメラの背面で喋りながら撮影した場合、声が小さく録画されてしまいます。
そういう場合には前後両方に指向性のあるこちらのマイクが良さそうです。
「MOMAN 96LEDビデオライト」:軽量コンパクトなバッテリー内蔵撮影ライト
ZV-1はかなり暗所撮影に強いカメラですが、バッテリー内蔵の小さなLEDライトがあると、さらに撮影シーンが広がります。
僕が使っているのはMOMAN 96LEDビデオライト。
シューに取り付けるためのアタッチメントも付属しているので、ZV-1に取り付けできます。
名前の通り96個のLEDを搭載し、光量と色温度の調整も可能。
しかも100%の最大光量でも1時間の連続点灯が可能とスタミナも十分です。
主なスペックを以下に表記しておきます。
製品名 | MOMAN 96LEDビデオライト |
---|---|
材質 | アルミニウム合金 |
演色性 | Ra≧96 |
充電ジャック | Type-C |
MAX.出力 | 8W |
LED | 96灯 |
入力電圧 | 5V-1A/5V-2A |
出力限界時間 | 100%光量の場合は1時間連続点灯可能;5%光量の場合は17時間連続点灯可能 |
色温度 | 3000K-6500K(±200K) |
重量 | 147g |
サイズ | 115mm×71mm×10mm |
内蔵式リチウムイオン電池容量 | 2800mAH |
充電時間 | 3時間未満 |
発光角度 | 120° |
明るさ | 50ルーメンから600ルーメンまで |
【MOMAN 96LEDビデオライト レビュー】軽量コンパクトでバッテリー内蔵の超お手軽撮影ライト
「Blackmagic Design ATEM Mini」:HDMIスイッチャー
ZV-1は高性能なオートフォーカス、「商品レビューモード」「背景ボケ」「美肌効果」といった各種の特徴的な機能を搭載していて、VLOGCAMとしてだけでなく、ライブ配信のメインカメラとしても超優秀です。
ZV-1を配信用カメラとして使う時に、組み合わせて使いたいのが「Blackmagic Design ATEM Mini」。
ZV-1にはHDMI出力端子があるので、HDMIスイッチャーのATEM Miniにつなげば即ライブ配信カメラとして使えます。
ATEM Miniはこの手のスイッチャーとしては破格の4万円を切る価格。
そしてUSB-Cケーブル一本でPCとつなぎ、WEBカメラとして認識されるので設定も簡単。
だれでも購入したその日から使うことができます。
ちなみに僕はこの写真の様な感じで、ZV-1をメインからにして、ATEM Miniを使って毎週ライブ配信を行っています。
Blackmagic Design ATEM Mini【レビュー】素人でもすぐに使える革命的配信機材、ZOOM会議でも活躍しそう
【詳細解説】Atem Mini と OBS Studio を使ってYouTubeライブ配信ができるまで
ATEM Miniにはケーブル類は全く付属していないので、ZV-1をつなぐためにはHDMIケーブルが必要です。
僕が使っているのはAmazonベーシックのHDMIケーブルで、特に問題ないです。
おすすめしないZV-1周辺アクセサリー
さて、ここまでZV-1のおすすめ周辺アクセサリーを紹介してきましたが、購入した中には正直言って「失敗だったな」というものもありました。
ということで、お勧めしない周辺アクセサリーも紹介したいと思います。
「ソニー液晶保護フィルム モニター保護シート 3.0型モニター用 PCK-LS30」
純正なら大丈夫だろうと何も考えずに購入したのですが、はっきりいって失敗でした。
まずこの商品の内容ですが、入っているのは保護シートだけで、この手の製品に普通同梱されているホコリや汚れを除去するためのシールやウエスは入っていません。
また、サイズが中途半端で液晶画面よりは少し大きいですが、ベゼルをきっちり覆うほど大きくはなく、貼る時にずれてしまいました。
さらに致命的なのは、指紋汚れがつきやすく、拭いてもとれにくいこと。
少し高価ですが、ガラスシートを購入することをお勧めします。
【随時更新】ZV-1周辺アクセサリー:まとめ
以上、現在僕が使っているZV-1のお勧め周辺アクセサリーを紹介しました。
個人的な感想ですが、ZV-1はある意味まだまだ未完成のカメラという気がします。
カメラの機能にも改善して欲しい点があるし、セット内容も例えばバッテリーチャージャーがついてないなど、ZV-1単体を購入しただけで快適に使うにはちょっと無理があるなと感じます。
このカメラを使い始めて間もないころは、使用するシーンによって不便さに出会い、その度にアクセサリーを購入するということが続いていました。
1年以上経った今はさすがに周辺アクセサリーが充実し、自分の使用環境においては不便なく使うことができるようになりました。
しかし、それでも今後も撮影シーンの幅が広がれば、それにともなってお勧めアクセサリーは増え続けることは間違いなさそう。
その度に、この記事でどんどん追加していくのでお楽しみに。
現段階で一つ確実に言えるのは、少しでもその不便さを最初から減らすことができる方法があるとしたらシューティンググリップセットを購入することだと思います。
バッテリーがプラス一個付属するので、バッテリー切れや充電問題をある程度カバーしてくれますし、グリップがミニ三脚も兼ねるので、ミニ三脚をすぐに買い足す必要がとりあえず回避できます。
特に僕の様に、スマホやアクションカムからステップアップしたカメラ初心者の方には絶対シューティンググリップセットを購入して、必要に応じて必要なものを買い増していく方法を取るのがベストでしょうね。
父ちゃん、まだまだいろいろ買いそうだね。
そうだね、おおきな”沼”が待ち構えていそうだね