SONY VLOGCAM ZV-1【レビュー】気軽に高画質撮影を始めたいYouTuberにぴったりの高性能コンデジ

SONY VLOGCAM ZV-1【レビュー】気軽に高画質撮影を始めたいYouTuberにぴったりの高性能コンデジ

この記事の内容
この記事ではSONYから新しく発売された同化に特化したコンパクトデジタルカメラ、 VLOGCAM ZV-1を紹介します。RX100シリーズをベースに、YouTuberがよく使う機能を装備し、スマホよりも高画質に、一眼よりも手軽に撮影できるカメラとして開発。10万円を切る価格も魅力的。今回は開封からファーストインプレッションまでをお伝えします。

こんにちは、なおさん(@ichiryuu)です。
これまで1年ほどYouTubeをやってきましたが、カメラはアクションカムのOSMO ACTIONとOSMO POCKET、それにiPhone11Proの3台でなんとかやりくりしてきました。

3台とも優秀なカメラで、それなりに満足できる映像が撮れているのですが、やはり1年も続けていると、そろそろステップアップしたくなるもの。
表現したくても、手持ちのカメラではできないものも増えてきました。

そこで高性能なコンパクトデジタルカメラを探していたのですが、僕の希望にほぼ合致したカメラがSONYから登場。

即購入してしまいました。
今回の記事では、ZV-1の開封からファーストインプレッションまで、主に外観やデザインから感じたことを中心にお伝えしたいと思います。

ニケ
ニケ

父ちゃん、またカメラ買ったの?

なおさん
なおさん

またって、1年ぶりだよ。
それに今度のカメラは今までとはかなり違う。
僕が欲しかった機能が凝縮されたカメラなんだ。
それにちょうど政府からお小遣いもらったしね。

アンジュ
アンジュ

給付金で買ったのか・・・

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SONY VLOGCAM ZV-1:レビュー、開封からファーストインプレッション

ZV-1シューティググリップセット、開封

SONY VLOGCAM ZV-1パッケージ

▲それではレビューを始めます。
まずはパッケージからですが、今回僕が購入したのは後ほど紹介する「シューティンググリップ」とセットになった「ZV-1G」です。

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SONY VLOGCAM ZV-1 シューティンググリップキットパッケージ

▲このセットにはパッケージのようにグリップの他に、予備のバッテリーも1個入っています。

SONY VLOGCAM ZV-1 シューティンググリップキットパッケージ

▲パッケージ背面にはこのカメラの特徴が書かれているのですが、とにかく項目が多いので紹介しきれず。

SONY VLOGCAM ZV-1 シューティンググリップキットパッケージ開封

▲で、このパッケージをオープンしてちょっとびっくりしたんですが、それぞれが個別に売られているパッケージのまま大きな段ボールに入れられているだけなんですね。

SONY VLOGCAM ZV-1 シューティンググリップキットパッケージ開封

▲あらためて、今回購入したのは左からZV-1、シューティググリップ、予備バッテリーの「ZV-1シューティググリップキット」と、これにプラスして液晶保護シートです。

ソニー 液晶保護フィルム モニター保護シート 3.0型モニター用 PCK-LS30

▲ちなみにこの後カメラ開封後すぐに保護シートを貼りました。
ですので、以後のレビュー写真はすべて保護シートを貼った後の写真となります。

ZV-1の外観と付属品

ZV-1と付属品

▲ZV-1開封。
外観と付属品から紹介していきます。
同梱品はご覧の通り。
MicroUSBケーブル、ウインドスクリーン、バッテリー、保証書取説類。

ZV-1サイズは幅105.5x高60.0x奥行43.5 mm。

▲サイズは幅105.5x高60.0x奥行43.5 mm。
かなりコンパクトです。
これならポケットに入りそう。

ZV-1の重さは実測で約295g

▲ただ、結構ずっしり感があって、実測で約295g(バッテリー、SDカード、モフモフ装着)ありました。

ZV-1背面のモニター

▲背面のモニターを内側にして閉じているところ。
モニターをバリアングルにしてくれたので、こういう収納ができます。
持ち運びの時にモニター面の保護を気にしなくていいのは嬉しい。

ZV-1背面のモニターサイズは3.0型、4:3

▲モニターを見れる状態にしたところ。
3.0型、4:3のモニターです。

ZV-1の設定関連の操作ボタンは背面右下に集中

▲設定関連の操作ボタンは背面右下に集中しています。

ZV-1カメラ上面の内蔵マイク

▲カメラ上面。
後で触れますが、やっばり内蔵マイクが目立ちますね。

ZV-1底面

▲カメラ底面。
三脚ネジの横にバッテリーを入れる場所があります。

ZV-1のバッテリーとSDカード

▲ちなみにバッテリー「NP-BX1」は3.6V/4.5Wh(1240mAh)。
大きさは約 縦29.9×横42.7×薄さ9.2mm、重さは約25g。
小さいバッテリーなので、撮影時間は40分くらいらしいです。

このバッテリーを入れるところと同じ場所にSDカードも装着します。

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▲SDカードはSanDisk製のものを購入しました。

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ZV-1にバッテリーとSDカードをセット

▲バッテリーとSDカードをセットしたところ。
バッテリーは青い”ツメ”がカチッと固定するまで押し込みます。

ZV-1カメラ左側面

▲カメラ左側面には特に何もありません。
バリアングル液晶モニターの蝶番があるだけ

ZV-1カメラ右側面

▲逆に右側面はいろいろ並んでいて、ストラップのための穴と3種類のコネクタのフタがそれぞれ独立して並んでいます。

ZV-1マイク端子、MicroUSB端子、HDMI出力端子

▲3つのフタを開けたところ。
カメラ上側(写真だと右)からマイク端子、MicroUSB端子、HDMI出力端子。

なおさん
なおさん

なんでMicroUSBなんだろう? ちょっと残念。

ZV-1充電

▲ここまで外観を一通り見てきたところで、バッテリーの充電を始めます。
充電はMicroUSB端子から行います。

シューティググリップの外観と付属品

バッテリーを充電している間にシューティンググリップを開封していきましょう。

ZV-1シューティンググリップパッケージ

▲カメラで動画を撮影する時は、やはりこういうスタイルで持つのが撮りやすいですよね。

ZV-1シューティンググリップパッケージ

▲バッケージ裏側にどんな機能があるか書かれていますが、ミニ三脚にもなり、そして、リモコン機能も搭載しているというすぐれもの。

ZV-1シューティンググリップ付属品

▲同梱品は以上。
シューティググリップ本体、それを入れる袋、ボタン電池と保証書取説類。

ZV-1シューティンググリップ幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm。三脚状態時は幅146.5×高さ133.5×奥行163.0mm。
重さは実測で210g(公称215g)

▲大きさは、足をたたんだグリップ状態時に、 幅49.5×高さ173.0×奥行42.0mm。三脚状態時は幅146.5×高さ133.5×奥行163.0mm。
重さは実測で210g(公称215g)

シューティンググリップ、PGYTECH、Ulanzi

▲今までアクションカムと一緒に使ってきたミニ三脚と比べて、かなり太く重いです。
(ちなみに左のPGYTECHのものは約106g)

シューティンググリップリモコン

▲その理由のひとつにはこのリモコン機能があるわけですが、このリモコンでは写真のシャッター、動画録画のスタート/ストップボタン、ズーム、ロックボタン、そしてカスタムキーボタンが用意されていて、カメラとはBluetoothでつながります。

シューティンググリップ

▲しかしそれにしても太くて重い。
僕はてっきり「ULANZI BG-2 ハンドグリップ」のようにカメラに給電できるモバイルバッテリーでも入っているのかと思っていましたが、そんな機構はありません。

シューティンググリップの電源はボタン電池

▲そして驚いたのは、このシューティンググリップの電源がボタン電池だったこと。
いまどきバッテリーではなくボタン電池?
なぜなんだろう。

シューティンググリップの可動域
出典:SONY公式サイト

▲このシューティググリップの可動域はご覧の通り。
この操作はなかなか秀逸で、

シューティンググリップ稼働ボタン

▲左右方向はこのボタンを押しながら回転させます。

シューティンググリップ稼働ボタン

▲上下の角度はこのボタンを押すして角度を調整します。
両ボタンとも押していない時はしっかりと固定されていて、信頼度は高いです。
この操作性と信頼度の高さはさすがSONYと言いたいですね。

今回はZV-1のレビューでもありますし、この記事ではシューティググリップについては深く触れませんが、これから撮影で使っていく中で気がついた点についてはまた別の記事で触れたいと思います。

ZV-1ファーストインプレッション これはいい! となる点

では、ここからはZV-1のファーストインプレッションをお話ししていこうと思います。
ただし、ここから先はカメラど素人が感じたファーストインプレッションであることを含みおきください。

また、今回はあくまでファーストインプレッションですので、外観やデザイン、構造的なことが中心となります。
撮影に関することはしばらく使ってみて、別の記事で取り上げます。

① とにかくコンパクト 携帯性抜群

ZV-1手のひらサイズ

まず、僕のZV-1の第一印象は、「ちっちぇ」でした。
約300gとずっしり感はありますが、サイズ的には幅105.5x高60.0x奥行43.5 mmととにかくコンパクト。
ご覧の通り掌サイズで、ボケットにいれて気軽に持ち運びできるのはいいですね。
携帯性の良さはVLogカメラとしての前提条件ですから、この点に関しては完全に合格です。

② 必要最小限のボタン類 すぐに撮影開始

ZV-1操作ボタン群

カメラというと、設定やら操作が難しいというイメージですが、ZV-1はとにかく簡単。
細かい設定は「おまかせオート」にまかせて、とりあえず電源ONして録画ボタン(赤い丸の方)を押せば撮れます。

注意
ちなみにZV-1は動画撮影に特化したカメラ。
モードを写真の「おまかせオート」にした状態で録画ボタンを押すと動画の撮影が始まりますが(動画撮影中に写真のシャッターを押すと写真も撮れています)、動画の「おまかせオート」にした状態で写真のシャッターを押しても写真撮影はできません。

③ 高性能マイクと標準のモフモフ

ZV-1内蔵マイク

動画撮影では画質と共に音質も重要なポイント。
ZV-1はSONYがハンディカムで培ったマイク技術を搭載。
見た目からして大きなマイク(ホットシューとボタン類の間の四角いメッシュ部分)で、試しに少し使ってみましたが、すごく音を拾います。

ZV-1モフモフ

また、いわゆるモフモフを標準で装備していることも話題になりました。

ZV-1モフモフ

このモフモフ、実はこういうパーツにモフモフを被せてあるという構造です。

ZV-1モフモフ

これがホットシューを利用して装着できるというのはアイデアですね。

ZV-1ファーストインプレッション ちょっと気になる点

さてここからは、ちょっと気になる点。
まだ使い始めていないので、なんとも言えない部分はありますが、使い始める前から気になる点というのは、往々にして欠陥である可能性が高いもの。
嫌な予感が当たらないことを祈りつつ、気になった点を紹介していきます。

① 三脚ネジとバッテリー&SDカード収納フタのイケナイ関係

ZV-1三脚ネジ

これはもう予感でもなんでもなく、アクションカムばかりを使ってきた僕でも一目見て「あかんやろ!」と言ってしまいました。

三脚ネジの金属パーツにバッテリーとSDカードを収納するところのフタの取り付け部品と掛け持ちさせているのですが、この構造だと三脚を装着したままでは絶対にフタが開きません。

バッテリー交換、あるいはSDカード交換時には三脚から外す必要があります。
SDカードは大容量のもので対処することもできますが、バッテリーはそうはいきません。

もしこういう構造をどうしても採用したいのなら、2時間ぐらい持つ大容量バッテリーを採用して欲しかったな。

② 三脚ネジの位置が中心からずれていてなんだか気持ち悪い

ZV-1三脚ネジ位置

三脚ネジに関してもう一つ。
ネジの位置がカメラの中心からずれているのが僕はなんか気になって仕方ない。

ZV-1バリアングル

しかも、バリアングルモニターはねじ穴から遠い方に開くんですよ。
僕はカメラど素人ですから、もしかしたらカメラってこういうものなのかもしれないと思いつつも、なんか見た目不安定で気持ち悪いです。

③ モニターが180度開かない

ZV-1バリアングル

自撮りをしようとして気がつきましたが、バリアングルモニターが完全に自分の方に向かずに少し外向きになります。
上の写真のように180度ではなく、全開で約176度(公式サイトによる)なのです。
これもなんか気持ち悪くて。
まぁ、慣れると思いますが。

④ モフモフが電源スイッチを隠してしまう

ZV-1電源スイッチ

先述したようにモフモフが標準装備されているのはいいのですが、これちょっと大きすぎるような気が。
装着すると電源スイッチが隠れてしまい、指先で探さないといけなくなります。

ZV-1電源スイッチ

また、モフモフの毛が結構抜けるのも気になります。

SONY VLOGCAM ZV-1レビュー&ファーストインプレッション:まとめ

ZV-1

先述したように、今回はあくまでファーストインプレッションですので、外観やデザイン、構造的なことを中心にお伝えしました。

僕はカメラど素人ですので、使い勝手とか撮れた映像の質などはこれからしばらく使ってみてから別の記事でお伝えしたいと思います。

ですが、使い始めるまでに結構手間取るかも。

これまで使ってきたアクションカムよりもはるかに設定項目も多く、戸惑っているところなんですよね。

まぁ、なんとなく触っているだけである程度はセットアップできてしまうのは、このカメラのターゲットがカメラ初心者というのによるところが大きいようです。

一言でこのカメラの印象を表現するなら、「上手くまとまっているな」というのがぴったりする感じ。

とりあえず写真でも動画でも「おまかせオート」で撮っておけば十分なクオリティの撮影ができるようです。

まだ、触り始めて数時間しか経っておらず、また、明日ライブ配信があるためとにかくそれができるようHDMI経由でATEM Mini につないりしてテストしていますが、感触としてはいいですね。

今のところはここまでにしたいと思います。
今後しっかり使い込んで、使用感込みのレビューを書きますのでお楽しみに。

開封の様子などはこちらの動画でも紹介していますのでご覧ください。

なおさん
なおさん

これからいろいろとテスト撮影するから、お前たちもモデルになってもらうよ。

ニケ
ニケ

また隠し撮りされる日々が始まるのか

アンジュ
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もう撮られてるよ

アンジュ
アンジュ

ほらね

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