新しいiMacを使いはじめて3週間 。
今回は3週間ほど使ってみてのレビューをファーストインプレッションとともに書きたいと思います。
新しいiMac、ファーストインプレッション
まずはファーストインプレッションから。
▲僕がこれまで使っていた旧iMac(左)は2011年のモデルで21.5インチ、一方新しいiMacは27インチ。
2012年にエッジが薄い現在のデザインになったので、多少外見の違いがあります。
▲例えば旧iMacには背面にソリッドがありました。
▲ですが見た目の最大の違いはこのエッジの分厚さでしょう。
デザインの妙なんでしょうね、基本的なデザインは変わらないのにエッジが薄くなっただけで先進的で洗練されているように見えます。
▲それにしても2012年にこれだけエッジが薄くなって、そこからまだ大きなデザイン変更がないのに性能だけはどんどん上がっていく。
何年もデザインを変えなくても中身をグレードアップしていけるように最初から設計しているのでしょう。
こういう点がAppleってスゴイなと思います。
▲ですが、細部は少しずつ変更されています。
これは旧iMacのポート類。
▲こちらは新iMacのポート類。
Thunderbolt3のポートが2つ追加されているのとマイク端子がなくなりました。
▲また、細かい改良ですが僕にとって使い勝手が良くなったなと思ったのは電源スイッチ。
旧iMacの電源スイッチは背面のカーブに沿って一体になっています。
▲一方新しいiMacの電源スイッチはiPhoneのホームボタンのように凹んでいます。
iMacの電源スイッチは背面にあるため手探りで押すわけですが、へこんでいるとボタンの位置がわかりやすいんですよ。
まぁ、長らくデザインが変わらないiMacですから、外見上のファーストインプレッションとしてはこれくらいでしょうか。
新しいiMacを3週間使ってわかったこと
さて、ここからは新しいiMacを3週間使ってみてのレビューです。
その前に、僕が使っていた旧iMacのスペックは以下のとおり。
次に新しいiMacのスペックですが、
▲まぁ6年も時間が経っているわけで、スペックはご覧の通り月とスッポン。
単純に「速い」というのは当たり前です。
それに例えば僕がYouTuberで動画編集など重たい作業をメインにしているなら、新しいiMacの性能を的確に伝えることもできたかもしれませんが、僕がiMacでする作業は”ブログを書く”こと。
ということで、”書く”作業の中で気がついたことを今回はレビューしたいと思います。
明るく精彩なレティナディスプレイ
この写真でわかるでしょうか? 逆光でも明るいでしょ。
それに精彩。
旧iMacを使っていたうちは特に画面が荒いとは感じなかったのですが、さすがに一度レティナディスプレイを使ったらもう戻れませんね。
▲例えばこれは旧iMacの画面。
▲そしてこちらはレティナディスプレイの新iMac。
違いは歴然。
▲壁紙にしているストームトルーパーも旧iMacだとドットが目立ちますが、
▲新iMacはドットが見えません。
僕のように作業のほとんどが文字を書くことという人にとって、はっきり言ってこれほど精彩なディスプレイはオーバースペックです。
ですが、ディスプレイは作業机と同じだと考えると、美しいにこしたことはありませんよね。
抜群の静寂性と意外な高音質
使いはじめてすぐに気がついたことの1つに静寂性もありました。
もともとiMacのシリーズはとても静かですが、旧iMacは微かにファンの音が聞こえたり、ハードディスクのカリカリという音がしていました。
しかし新しいiMacは本当に無音と言っていいほど静か。
これは素晴らしいです。
そして驚くほどの静寂性とともに、地味に驚いたのがスピーカーの音質の高さ。
▲旧iMacはディスプレイ下部のエッジ部分にスピーカーが付いていて、
▲その配置はエッジが薄くなっても同じなのですが、これがとても音質がいい。
いつもブログを書きながらBGMをかけていますが、ちょっとしたオーディオなみの音質で気分よく作業できます。
▲ちなみに旧iMacではメモリを増設するときディスプレイ下部の”フタ”を空けて作業しますが、エッジが薄くなってからは背面の”フタ”を空けて作業します。
パワフルで快適な音声入力
最後に”ブログを書く”ことがiMacでするメイン作業の僕にとって、新しいiMacの凄さを一番感じることを。
それは音声入力でした。
僕はよく音声入力を使いますが、この作業はかなりCPUパワーが必要だったようで、旧iMacでははっきり言って使い物になりませんでした。
それで、音声入力したいときはiPhoneで行っていましたが(iPhoneの音声認識は素晴らしい!)、iPhoneだと音声入力で誤変換された文章を訂正するのが面倒。
フリック入力はどうしてもキーボードにはかないません。
だからiPhoneで音声入力してiMacで誤変換を訂正するという2段階の作業をしていました。
ところが十分過ぎるほどのCPUパワーのある新しいiMacだと、音声入力をしてそのままキーボードで訂正するというスムーズな作業となります。
そもそも音声入力自体がとてもパワフル。
かなりの長文でもなんなく変換してくれます。
これが本当にありがたい。
文章を書くことがメイン作業の僕にとって、新しいiMacにして一番良かった点はこれですね。
まとめ
以上、まだ3週間しか使っていなかでのiMacの使用感でした。
それほど特殊な作業も、重たい作業もしていません。
はっきり言って今の僕の使い方だと、このiMacはオーバースペックですし宝の持ち腐れです。
ですが、性能に余裕があるマシンを持っていると、将来あれこれやってみる可能性ができるわけで、いずれは動画編集とかもできればいいなと思っています。
たとえ文章を作成するだけの軽い作業でも、マシンパワーに余裕があるほうがストレスが少なくてすむのは確かで、その恩恵をいま全力で感じているところです。
レインボー風車がしょっちゅう回っていた今までは何だったんだろうと(遠い目)。
もう後戻りはできませんね。
というこでひと言でまとめると快適そのものというところでしょうか。
今のところ非の打ち所がないというのが感想です。
今後、いろいろ使用していく中で長所も短所も見えてくると思いますので、引き続き気がついたことをレビューしていきたいと思います。