こんにちは、なおさん(@ichiryuu)です。
DJI OSMO POCKETのファームウェアアップデートが行われ、Ver01.10.00.30になりました。
今回のアップデートで追加変更された内容のうち、気になるものを紹介しておきます。
【情報】DJI OSMO POCKET ファームウェアアップデート(Ver01.10.00.30)、変更点を紹介
ファームウェアアップデート(Ver01.10.00.30)、3つの変更点
今回のアップデートの内容は、上記のように書かれていました。
簡単に意訳すると以下の通り。
- 位相差AFの改善
- ワイドアングルレンズを装着しての起動が可能に
- D-Cinelikeの特定環境下でのノイズ修正
今回のアップデート内容、もともとOSMO POCKETのAFはかなり優秀で特に不満はありませんでした。
また、D-Cinelikeでの赤いノイズは僕は経験したことがありませんでした。
この3つの変更点の中で、多くのユーザーに関係するのは、「ワイドアングルレンズを装着しての起動が可能に」なったことでしょう。
OSMO POCKETは画角が狭いので、サードパーティ製のワイドアングルレンズを使っている方も多いはず。
これはユーザー想いのかなり嬉しいアップデーですね。
ワイドアングルレンズを装着しての起動実験をしてみるが・・・
ということで、僕も早速ワイドアングルレンズを装着して起動できるか実験してみました。
実験に使ったのは、Ulanzi製のワイドアングルレンズ。
Ulanzi Osmo Pocket用 広角コンバージョンレンズ【レビュー】特に自撮りをする人にはマストバイアイテム
ところがですよ、以下の画像をご覧ください。
やっぱり起動時のキャリブレーションでカメラが下を向いた時に引っかかって起動できません。
いままでと何も変わっていませんでした。
Kenko ワイドアングルレンズだけに対応?
いろいろ調べてみて分かりました。
どうやら今回のアップデートで対応したのは、Kenko製のワイドアングルレンズにのみらしいのです。
このKenko製ワイドアングルレンズ、発売当初、画像周囲の歪みや暗さがなく、画質が非常にいいと話題になりました。
しかし、装着しているとOSMO POCKETが謎の振動を始めてしまい撮影できない事例が相次ぎ、僕は購入を見送っていました。
せっかく性能がいいのに使えなかったKenko製ワイドアングルレンズが、いこれで使えるようになったわけですね。
DJI OSMO POCKET ファームウェアアップデート(Ver01.10.00.30)変更点:まとめ
DJI OSMO POCKETは発売から1年経ちましたが、このようにファームウェアアップデートを続けてくれて、どんどん使いやすさが向上していっています。
特に今回は「使いたいのに使えない!」となっていた、サードパーティ製のワイドアングルレンズに対応するというちょっとありえないような神対応。
この企業姿勢には本当に頭が下がります。
1年経って、OSMO POCKETの独壇場だったコンパクトなジンバル付きカメラの分野にも他社が進出。
価格も下がって値ごろ感が出てくる中、もしかするとモデルチェンジもあるかもしれませんが、ぜひユーザビリティを大切にする姿勢を続けてほしいものです。
これでOSMO POCKETの出番がますます増えるね
もうOSMO POCKETの弱点は防水性能だけじゃないかな。
さらに神機になったね。