iClever 折りたたみ式BluetoothキーボードIC-BK11【レビュー】軽量コンパクト、キー配列も工夫されていて、iPhoneの作業効率を高めてくれるキーボード

この記事の内容について
この記事では、iCleverの折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK11をレビューしています。キーボードを横折れにしてスティック状になり、軽量コンパクトで打鍵感もいいキーボードです。

こんにちは、フリック入力が苦手ななおさん(@ichiryuu)です。

そんな僕は、PCを持っていない出先で、あるいは緊急でメールを返信するのにPCの起動を待っていられないような時にiPhoneにBluetoothキーボードを接続してよく使っていました。

もちろん、出先でちょっとした隙間時間にiPhoneでブログを書くときにも使っていました。

それで、今までいくつかBluetoothキーボードを使ってみましたが、今日ご紹介する「iClever の折りたたみ式BluetoothキーボードIC-BK11」が今のところマイランキング1位!

実はすでに1年以上使っています(購入した時に記事にしそびれました)。
この記事では1年以上使ってみたインプレッションを含めてご紹介していきます。

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ニケ

父ちゃん、このキーボードの魅力は?

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なおさん

軽量コンパクトな設計と、キー配置や打鍵感といったキーボードの基本性能を兼ね備えているところかな。

iClever 折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK11:レビュー

開封&同梱品

▲それではまずパッケージから。

▲「Mini Foldable Keyboard with Hideable Stand IC-BK11」というのが正式名称なのかな?

▲ご対面。

▲ビロード風の肌触りのいいポーチに入っています。

▲ポーチから出してみたところ。

▲同梱品はキーボード本体とポーチ。
そしてUSB充電ケーブル、トリセツ類など。

外観

ではキーボードの外観などを見ていきましょう。

▲折りたたんだ状態でのサイズは、横203mm×縦45mm×厚さ15mm
アップル製品に合いそうなシルバーモデルを購入しました(他にブラックモデルがあります)

▲重さはカタログでは約164g(実測でも165gなので表記通り)
iPhone11Pro(188g)よりも軽いです。

▲本体右側面に充電用のMicroUSBコネクタ。
そして電源スイッチ。

▲左側面には何もありません。

▲背面にはこの製品の特徴の一つであるスマホスタンドがあります。
このスマホスタンドについては後で説明します。

▲もうすでに写真でおわかりだと思いますが、このキーボードの折りたたみ方は、キーボードの真ん中を横方向に谷折りしたもの(←表現が難しい)。

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なおさん

この記事では便宜上「横折り」と呼ぶことにするよ

▲折りたたんだときは磁石がストッパーになっていて、この磁石もそんなに強くはないので、片手で簡単に開けることができます。

▲広げた時のサイズは横203mm×縦90mm
配列は基本的にUSキーボードの配列です。

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なおさん

JISキーボードを使っている人でもローマ字入力をしているなら特に問題はないですが、記号とか配列が違うので少し慣れは必要かな

▲大きさをつかんでもらうために、Mgic Keyboardと比較してみました。
さすがに小さい。
横幅もそうですが、

▲縦にもギュッと縮めた感じです。
キーピッチ(キーとキーとの間隔)が狭いのは仕方ないところ。
多少窮屈になるのはしょうがないですね。

▲こんなに小さいのにこのキーボードにはゆるい傾斜がついています。

▲MgicKeyboardが好きな方なら、この傾斜は気にいると思います。
だいたい同じぐらいの傾斜ですから。

iClever 折りたたみ式BluetoothキーボードIC-BK11:使い方

ここからは使い方を説明していきます。

ペアリング方法

まず、Bluetoothキーボードで気になるのはペアリングの方法だと思いますが、すごく簡単です。

①キーボードを開いて電源スイッチを入れます。
インジケーターが緑色で約10秒点灯してから消灯。

▲②「fn」キー+「Bluetooth1」キーを押す

▲③インジケーター「Bluetooth1」が青色で遅いスピードで点滅

▲④「fn」キー+「pairing」キーを押す。インジケーター「Bluetooth1」が青色で速いスピードで点滅。

▲⑤スマートフォンのBluetooth機能をオンにしてデバイスのリストにある「iClever IC-BK11 Pencil Box」をタップ

⑥正常にペアリングされるとインジケーター「Bluetooth1」が青色で点灯

以上です。
簡単でしょ。

このキーボードには、最大で3台のデバイスと接続でき、2台目以後「Bluetooth2」「Bluetooth3」のキーを選んで上記の操作を繰り返していけばいいだけです。

注意
いずれかのデバイスと接続する場合は、「fn」キー+対応する「Bluetooth1、2、3」キーを押して再接続します

注意
キーボードを開くと、最後に使用したデバイスと自動的に接続します
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ニケ

3つのデバイスと接続できるのってすごいね。

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なおさん

極端な話、iMacとiPadとiPhoneをボタンを切り替えつつ1台のキーボードで操作することもできるよ。

充電とバッテリー残量確認

▲このキーボードは電源を入れるとインジケーターが約10秒緑色で点灯してから消えます。

▲充電中はこのようインジケーターが赤色に点灯。充電完了すると消灯し、青色でゆっくりと点滅します。

カタログ上、2時間でフル充電完了。
連続60時間使用可能で待受時間は60日とあるように、とにかく省エネです。
実際、これまで1年間使ってきてバッテリーぎれを気にしたことはありません。

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なおさん

バッテリーはいつ充電したかも忘れるぐらい長持ち。
いつもかばんに入れっぱなしだったなぁ

▲もしバッテリー残量を知りたい場合は、「fn」キー+「alt」キーを押せば

Bluetooth1〜3のインジケーターでバッテリー残量を知ることができます。

iClever 折りたたみ式BluetoothキーボードIC-BK11レビュー:まとめ

以上、「iClever 折りたたみ式Bluetoothキーボード IC-BK11」について書いてきました。

最後にまとめとして、「いい点」と「イマイチな点」を挙げてみます。

いい点、便利な点

打鍵感がいい

このiCleverのキーボードはシザー式(パンタグラフ式)を採用しています。
そのため、しっかりとした打鍵感が得られます。
感覚としては、iMacのMagicKeyboardよりもキーストローク(キーの押し込みの深さ)があり、少し硬い(反発感が強い)感じ。

キーボードの打鍵感はそれぞれ好みがあるものですが、僕個人的には非常に好きな打鍵感です。

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なおさん

ストロークが短いバタフライキーボードが好きな人には合わないかも

スマホスタンドが一体、角度も変えられる

このキーボードのすごくいいところは、スマホスタンドが一体になっていること。
キーボード本体の後ろ側に折りたたみ式で付属しているんです。
これでスマホスタンドを別に持ち歩く必要がなくなりました。

そしてさらに、よく考えられているなと感心するのは、このスタンドの開く角度でスマホの角度が調整できること。

スマホスタンドを90度にするとご覧の角度でiPhoneを立てていますが、

▲少しスマホスタンドを開くとiPhoneの角度が変わったのがわかるでしょうか?
ちょっとした変化ですが、作業するテーブルや椅子の高さ、目線の位置に合わせて調整できるというのもすごくありがたいです。
実際、カフェなんかは低いテーブル席もありますからね。

注意
iPhoneケースの厚みが厚すぎるとスタンドを使えないことがあります

意外に携帯性がいい

”横折り”という特殊なギミックで、折りたたんだとき細長くなるわけですが、最初この形状は持ち運ぶのに邪魔なんじゃないかと思っていました。
でも実際に持ち運んでみると、細長いものって意外と邪魔にならないんですよ。
幅がないからどこにでも隙間に”差し込む”ことができる。
本当に意外でしたが、携帯性は”縦折り”の左右に展開するタイプより良かったです。

ファンクションキーが便利

ファンクションキーはナンバーキーと兼用ですが、このファンクションキーがなにげに便利。
たとえば、よく使う機能で「コピー・アンド・ペースト」がありますが、
「F2」・・・すべて選択
「F3」・・・コピー
「F4」・・・ペースト
「F5」・・・カット
の機能が割り当てられていてすごく便利。

また、「F7」〜「F11」には再生/一時停止、ボリュームボタンが割り当てられていて、iPhoneで音楽を聞きながら文章を書いている時に操作が簡単で重宝しています。

ついでにいうと、ナンバーキーが独立してあることもすごく便利です。

「delete」キーと「back space」キーが分かれている

非常にコンパクトにまとめられているキーボードですが、「delete」キーと「backspace」キーが別になっているのはありがたいです。
たったこれだけで作業効率が地味に向上します。

(ちょっとだけ)イマイチな点

実は1年間実際にこのキーボードを使ってきて、僕は特にダメな点は感じていないんです。
ですが、それではレビュアーとしてある意味悔しいので、「後もうちょっとだけ改善してくれたらなぁ」という点を重箱の隅をつつくように挙げてみようと思います。

「backspace」キーを押すとき隣のキーも押してしまう

いい点で「delete」キーと「backspace」キーが別になっいることを挙げておきながらこんなことを書くのはなんか矛盾しているような気もしますが、「backspace」キーが小さすぎて小指で押す時に隣のキーも押してしまうんですよね。
キーボードの小ささに由来することなので、言っても仕方ないのですが・・・

”土手”が邪魔

折りたたんだときのためにキーボードの周囲が”土手”のように高くなっています。
それがスペースキーを親指で押す時に親指側面に当たるんですよ。
スペースキーのところだけでいいから”土手”を削ってくれればいいのになぁ。

塗装が心配

僕はシルバーモデルを使っていますが、この面はキーボードの底面になって、机と接触します。
長く使っていると、この塗装が擦れて剥げてくるんじゃないかと。

実際、角の部分は少し剥げてきています。

これを防ぐために、そして消音と滑り止めの効果もあるのでしょうが、このようなシリコン製の”足”が付属していますが、これ貼ったらかっこ悪いよなぁ。


以上、むりやりイマイチな点も挙げてみましたが、総合的にいうと大満足。
今のところ、これを越える折りたたみ式Bluetoothキーボードに出会っていません。

僕は手が大きいので多少サイズ的な使いにくさはありますが、手の小さい方、特に女性には超おすすめのキーボードだと断言できます。

キーボードを携帯して、出先での作業効率アップにぜひ。

以上、なおさん(@ichiryuu)でした。

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ニケ

これで父ちゃんのBluetoothキーボード遍歴もおしまいだね

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なおさん

そうだね、しばらくはこのキーボードで落ち着きそうだね。
でもおなじiCleverさんの気になるキーボードが一つあるんだ。

それがこれ、三つ折り式で、なんとタッチパッドが付いてるんだ

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アンジュ

これすごい!
マウスがいらないんだね。

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なおさん

でもこのタッチパッドはiPhoneには対応してないんだよ。
はやく対応してくれないかなぁ。

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