おはようございます、一龍です。
当ブログでもアフィリエイトのブログパーツでお世話になっており、ブログ運営でも参考にさせて頂いている「わかったブログ」の管理人の有名ブロガー、かん吉さんの著書が出版されています。
その名も『人気ブログの作り方』。
さらに、サブタイトルに「5ヶ月で45万PVを突破したブログ運営術」とありまして、もうすぐ8周年を迎えるのにいまだに月間1万PVレベルの私としてはこの際恥も外聞も捨ててTTP(徹底的にパクる)することを決意した次第です。
今回は本書から私が人気ブログを作るためにTTPしようと思った部分を、本書のポイントとしてご紹介します。
人気ブログをつくるためにTTPするポイント
★まずは3ヶ月毎日書く
ポイント1つ目は基本中の基本、毎日書くということ。
量は質を凌駕します。読者は毎日あなたのブログに読みに来てくれるほど暇ではありません。週一ぐらいで更新しても、目に止めてくれません。毎日更新なら、目にとまる可能性は7倍になります。毎日更新していれば、安心して読みに来てくれるようになります。
当たり前ですが、記事更新スピードが早いほど読者は来てくれます。
長い文章でドーンと、というのも有名になってからならいいでしょうが、無名のうちは短い文章であろうととにかく更新頻度を上げて、読者の目に触れる頻度を上げることが重要です。
しかし、かくいう私もなかなか3ヶ月毎日書くというのはハードルが高いもの。
当ブログも長く続けてはいますが毎日更新はできていません。
ただ、本当に人気ブログに育てたいなら覚悟するべき。
世の中、「やった組」と「やらなかった組」しか存在しません。誰もあなたを引き上げてはくれません。まずは自分の力である程度のレベルまでよじ登らないといけないのです。話はそれからです。
とあるように、やるしかないのです。
★ツイッターで注目されるブログ記事タイトルを意識する
ポイント2つ目。
本書で特に秀逸でTTPしようと思ったのがブログ記事に関するテクニックでした。
本書冒頭に
私は商品を紹介する記事で、商品名をタイトルにするのではなく、「商品を買った後に待っている快適で素晴らしい生活」をイメージできるようなタイトルを心がけました。専門用語ではなく、誰でも理解できる平易な言葉を使うよう意識しました。
とありますが、奥様の
「ブログ記事タイトルに、知らない商品名やブランド名が入っていると、スルーしちゃうわ」
の一言をきっかけに、商品名をタイトルに入れないようにし始めたそうです。
その結果、Twitterでリツイートされたり、Twitterからブログへの流入が増えたそうです。
SEOのことを考えると検索されることを意識して商品名、当ブログの場合は本のタイトルや著者名をどうしてもブログタイトルに入れたくなるのですが、SNSの時代である以上、SNSで興味を持たれるタイトルを意識するべきだというのです。
「人々が読んでくれるタイトル = ツイッター上でリツイートされやすいタイトル」と、シンプルに考えることで、人々に読んでもらえて、被リンクもゲットできるのです
まずは読んでもらわないことには話が始まりません。
読まれない記事は存在しないのと同じです。
そして、
タイトルタグの最適化は後でも可能ですから、SEOを考えるよりも、最初はリツイートされるようなブログタイトルを優先することは、理にかなっています
とあるように、まずは読まれるタイトルを付けて公開し、後からブログ記事を商品名入りのものに変更したらいいとのこと。
これは目から鱗でした。
私は、ブログ記事をポストしても反応が悪い場合は、タイトルを変更し再ポストして、反応を見ています
ともあるように、ブログ記事のタイトルって変更しもいいんですね。
このテクニックもTTPします。
なお、本書には
ツイッター時代に注目される、ブログ記事タイトル9つのルール
が紹介されています。
是非参考にされることをお薦めします。
★すべては読者のために
最後の3つ目はテクニックというよりも心構えの部分。
ブログは何のため、誰のために書くのか? という質問に、たいていのブログ本では
”自分のため”
という答えが書かれています。
しかし、
有名なブロガーさんは口々に「ブログは自分のために書くと良い」と言っていますが、そのまま真に受けることは要注意です。人気のブログは、自分のためとは言いつつ、サービス精神旺盛の記事をアップしています。
とかん吉さんはいいます。
私がよく読む有名ブロガーさんの記事を思い出してみると、たしかにそのとおり。
かゆいところに手がしっかり届く記事を書かれています。
例えば、グルメブログならお店の情報を載せるのは当然ですが、Googleマップを挿入する一手間を惜しまない。
ガジェットネタなら細かい仕様を記述する。
自分で記事を書くときは「それぐらいは自分でググれよ」と思う点を、有名ブロガーさんは一手間おしまずちゃんと記事に入れているんですよ。
まさに”神は細部に宿る”なのです。
他人を喜ばせるために、他人を強く意識して記事をポストすることで、自分の喜びとなり、「信用・信頼」という、社会において一番大切な価値を得ることができます。
一手間を惜しまず、すべては読者のためにという精神。
これが人気ブログを作る上で一番大切な部分ではないかと本書を通じて感じました。
しっかり意識してブログ道を精進していくことを決意しました。
まとめと感想
以前から本書のもととなった「わかったブログ」の人気コンテンツ「人気ブログの作り方」は何度も読んできたはずでしたが、まとまった書籍となって読み返してみると改めて発見することも多かったです。
また、テクニックを知っただけで全然実行してこなかった自分にも反省してしまいました。
今回まとめた3つのポイントは本気でTTPしていこうと思っています。
というか、タイトル付けに関してはすでに実行しています。
効果が出るのかこれから楽しみなところです。
さて、本書でもうひとつ興味深かったのが、後半に書かれているkindleでの出版に関する記述でした。
有名ブログの書籍化という流れはこの数年定着してきたところです。
今、最も商業出版への近道はブログを書くことだと書評ブログを運営しているとひしひしと感じています。
そしてこのさらに先にあるものは、電子書籍での個人出版ではないかと。
現在すでに有名ブロガーさんで、良質のコンテンツを持っている人は電子書籍化を狙ってみてはいかがでしょうか。
電子書籍での出版に興味のあるブロガーさんにも本書はオススメです。
ともかく本書をTTPして人気ブログへ、頑張ります!
目次
目次 はじめに – 読まれないブログ記事は、存在しないのと同じである
1.これからブログを頑張ろうと思う人へ。まずは三ヶ月毎日書く。話はそれからだ
2.ツイッター時代に注目される、ブログ記事タイトル9つのルール
3.人気ブログになるためにただ一つ考えるべきこと
4.ソーシャル時代において「ブログ」の重要性がさらに増す理由
5.SEO終了のお知らせ
6.ブログでアフィリエイトをやってはいけない理由
7.ソーシャル時代を勝ち抜く「ブログタイトル」の決め方
8.文章力が無くても、面白いブログ記事を書く秘訣
9.ブログのアクセス数を半年で12倍にした私の戦略
10.ブログはすべて「レビューブログ」に帰結する
11.自分の活動の実績はしっかり残す。ブログを人生の母艦にする考え方
12.面白いネタは日々の生活の中にこそある
13.ブログを成長させるには、成長レベルに合わせた施策が必要だという話
14.良い記事を書いていればブログは成長するとは限らない
15.ブログ成功の本当の理由
16.すべては読者のために
17.半年続けても上手く回らないと感じるブログは、方向修正した方が良いかもしれない
18.同じことを何度も書く重要性
おわりに – ブロガーが目指すべき「ゴール」とは?
特別付録 Kindle電子書籍の作り方
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