東日本大震災と、原発事故では多くの犬たちも被害に遭い、そして避難所に行けない犬たちは飼い主と別れなければならない状況が発生しています。
いざという時のために、今号の「RETRIEVER」は、レトリバーとか犬種云々関係なく、すべての愛犬家、必読の特集となっています!
今号の「RETRIEVER」の特集は 「飼い主のための防災マニュアル」、 80ページの総力特集です!
【特集内容】
Part.1 現地からの動物救護レポート
Part.2 「いざ!」という時の用心と心構え。
Part.3 あなたが幸せを「守る」ために。
Part.4 今、私たちにできること。
Part.5 ココロが不安定なレトのストレスケア
東日本大震災は多くのことを我々に考えさせるきっかけを与えました。
その一つがペットのこと。
家族として一緒に暮らす犬はかけがえのない存在。
しかし、避難所に家族と一緒に避難できたのはごくわずかな犬たちだけ。
多くの犬たちは廃墟となった町に取り残されてしまいました。
時々ニュースで、ご主人の帰りを待つ犬たちの映像を見る度に心が痛みます。
巻頭では、そういった犬たちの保護にあたっている方達のレポートが続くのですが、本当に頭が下がる思いです。
さて、この特集ではいざという時の逃げるため、生き残るためのグッズも紹介されています。
例えば、ワタクシこれまで考えてもみなかったのは犬用の防災袋
数日分の食料と水。あと避難所に行く場合に必要なトイレシートなどを入れておきます。
また、用意しておきたい防災グッズも。
例えばこういった犬用のシューズ
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Pawz ポウズドッグブーツ 12個セット Mサイズ () Paws |
瓦礫やガラスの散乱した被災地を歩いて逃げるとき、犬が足を怪我したら、我が家のように大型犬の場合、20㎏以上の犬を担いで逃げるのは不可能。
普段なら「犬に靴?過保護すぎやろ!」と言ってしまうところですが、非常時には備えておきたいグッズです。
もちろん携帯できる軽いゲージもあると便利です。
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アイリスオーヤマ 折りたたみソフトケージ OSC-800 ベージュ/ブラウン () キャットランド |
ところで、今特集で一番印象的だったのはスヌーパーというゴールデン・レトリバーと飼い主さんの話。
「幸いしつけが入っていたので、避難所でもみんなに受け入れられ、いろいろと親切にしてもらえました。津波の時といい、避難所での暮らしといい、しつけはとても大切だとつくづく思いました」
いざという時の生死を分け、避難所でも一緒に暮せるかどうか、あるいは臨時の里親に預かってもらうにしても、日頃の“しつけ”がちゃんとできているかどうかが大きな決定要因であることを語っています。
まずは“しつけ”、そしていざという時に備えて知識と防災グッズの準備。
そうそう、ワクチン接種も施設で受け入れてもらうための条件となっていることが多いそうなので、これも絶対にしておかなければならないこと。
飼い主の責務をもう一度確認してほしいですね。
愛犬家必読の特集です!
一日も早く、犬と飼い主さんが一緒に暮らせる日が戻ってくることを願っています。
【管理人の独り言】
ラブラドール・レトリバーといえば、盲導犬として知られていますが、災害救助犬としても活躍しています。
見よ、この雄姿!
津波直後の瓦礫の海に飛び込んでいく救助犬。
なあ、おい。
かっこいいよなぁ、災害救助犬。
お前も人様のお役にたつよう訓練してみるか?
「・・・・・・・」
ムリだな。