先月読んだ本に須藤元気 『幸福論』があります。
言わずとしれたK-1ファイターだった須藤元気。
私はずっとファンでした。
昨年末の突然の引退表明は驚きましたが、彼は以前からなにか他の選手と違うところがあって、「何か考えがあってのことだろうな」ともすぐに感じました。
さて須藤元気 『幸福論』ですが、ハードカバーで出版されたときに買うお金が無くて今まで読めなかったのですが、文庫本になったのを期に読んでみました。
やはり彼はなかなか哲学的ですね。内容自体は四国八十八カ所巡りを題材にした紀行文的なものですが、おそらく成功哲学本をよく読んでいるのでしょう。随所にそういう気配が見受けられます。
で、あえてこの記事も「成功哲学」分類にさせていただきました。さらっと読めるのですが奥が深い。そんな感じの本です。
それに成功哲学実践者として参考になる部分が多くありました。
例えば彼が「宝の地図」と呼んでいるコルクボード。
これやってみようと思います。
洋物の分厚くて肩肘張った成功本に少し食傷気味の方にお薦めの一冊です。