今日ご紹介するのは「口ぐせ理論」で有名な佐藤富雄先生の新刊
 以前、佐藤先生のある著書の一節に一発ノックアウトされて以来、
 ワタクシにとって佐藤先生は目標とする人の一人となっております。
 と言うより、勝手に人生の師と仰いでおります。
 なんせ、ワタクシにとっての「こんな風に歳をとれたらいいなぁ」「こんなライフスタイルしたいな」といった理想をほぼ百パーセント実現されている方ですから。
 それではまいりましょう。
 御歳77歳でも成長し続ける佐藤先生の脳の秘密。
 53の習慣とは・・・ 
【目次】
朝の章・・・脳にとって最高のスタートを切っていますか?
1 五時から六時には起きる
2 起きたらまず、太陽を見る
3 今日、どんな日にしたいか口にする 他
昼の章・・・その仕事は、あなたの夢に続いていますか?
10 働くより、楽しむ努力をする
11 仕事は「戦略ゲーム」として考える
12 「できる」と言って引き受ける 他
夜の章・・・眠る前に「素晴らしい明日」は思い描けていますか?
19 夜にしかできない活動を考える
20 寄り道の時間をつくる
21 本屋さんに二時間は立ち寄る 他
休日[晴]の章・・・「人生を変える出会い」を見つけに行きましょう
30 ふと立ち止まって周りを見渡してみる
31 ワクワクした瞬間を写真に押さえる
32 月に一度は野山を歩く 他
休日[雨]の章・・・部屋の中にある、「成功へのヒント」を探しましょう
37 お気に入りの空間を光でいっぱいにする
38 思い切って、部屋を美術館にする
39 一歩上の自分に合った家具をそろえてみる 他
休暇の章・・・一生を変える「素晴らしい計画」を練ってみましょう
44 「八十歳の自分」を考えてみる
45 学校に通うことを目指してみる
46 過去の「たな卸し」をする 他
 【ポイント&レバレッジメモ】
 ◇お金を「ただ使うためだけのお金にしない」 ⇒ あなたの夢を広げてくれる想像ツールとして活用しましょう。
◇朝の「おはようございます」は必ず自分の方から言う ⇒ 自分が一緒に働く人たちを喜ばせ、周囲の人の今日一日を、快適なものにしていく魔法の言葉
◇仕事を“楽しんで”いれば、一生懸命にならなくても、自然とレベルは上がっていく
◇「わかりましたやります」と、「できる」を宣言した段階で、あなたの脳では「どうすれば、できるだろうか?」というコンピュータのような解析作業が始まっています。
◇夢を語れる人は、他人にも夢を見せることができる。そういう人が人生において成功するのです。
◇アナログに反応のイマジネーションを高める要素が大きいというよさがある
◇「どうすれば売れるか」というアイデアに結びつくような情報が手に入る場所は、「ものを売っているところ」
◇寝る場所は、自分がいい気分になれるような場所にする必要がある。
◇「写真を撮る」という行為には、脳の活動を大きく活性化する要素が、ふんだんに含まれている
◇私たちの脳内には、「野山を歩くこと」で、最高の能力を開発できるような仕組みが備わっている
◇休日は一流百貨店やブランドショップを覗く ⇒ 「欲望が刺激される」
◇「休日には掃除をする」という習慣をつける ⇒ 心が晴れやかになるのと、不思議とアイデアが閃くことがある
◇自分が成長するたびに、それに応じて自分の部屋もハイレベルになっていく。そういう好循環をつくる。
◇「イメージを深める」という訓練をするのに、読書というのは最高の刺激体験である
◇言葉の「たな卸し」・・・自分が言いそうな言葉というのを、少し時間を使ってピックアップしてみる ⇒ 否定語をダメだしして、自分の言動を変える
◇「人生の長いスパンで実行していくべき習慣」を考える
◇「未知なる遊び」を経験することが、一番の学習体験。一言でいえば、それは「冒険」。
◇両親を大切にできる人は、その二人から受け継いだ、自分の生そのものを大切にできる人。両親に愛情をよせられる人は、自分自身にも愛情を注げる人。
◇「ボーッとする時間」=「整理作業の時間」 ⇒ ただ脳に情報を送りこまず、クリアな状態にしておけば、自然と自分にとってベストな発想を導き出してくれる。
◇「本を書いてみる」 ⇒ 「だれかに読ませること」ではなく、自分自身が「書くこと」によって得られるものがある
 【感想など】
 ◇ワタクシが佐藤富雄先生を知ったのは『成功本50冊「勝ち抜け」案内』がきっかけでした。
この本の中で紹介されていた佐藤先生の著書が
![]()  | 
愛されてお金持ちになる魔法のカラダ (王様文庫) (2007/03) 佐藤 富雄  | 
それまで「口ぐせ理論」と言うのは聞いたことがあったのですが、佐藤先生の著書は一冊も読んだことがありませんでした。
じゃなんで興味を持ったかと言うと、『成功本50冊』に紹介されていた『愛されてお金持ちになる魔法のカラダ 』の一節が原因。
「ベッドマナーのいい女性は性格もいい。何といっても素直だ。体が素直に動くことでそれを証明している」これは男性の本音です。
 普通こんな文章を読むと、「なんだコイツ!」ムカッ( ̄∩ ̄# となるのですが
 著者が古稀を超えていると知り、
 「この人ひょっとしたら、ただ者じゃないかも・・・」と思い直し、
 実際読んでみるとそのシンプルかつ実践的な内容に脱帽。
 「ただのスケベジジィとちゃうやん」(佐藤先生、スンマセン)
 ということで完全に参りました。
それ以来、古本屋で見つけたり図書館で見つけるたびに著書を読むようになりました。
 ◇佐藤先生の本は、著者の性格があらわれているのでしょうね。
 どの本を読んでも「明るく、元気」、すごくエネルギーをもらえます。
 そして何より、内容がシンプルで優しい。
 誰でも実行できる内容が特徴です。
本書は朝、昼、夜、休日(晴)、休日(雨)、長期休暇の6つの時間帯に対して、佐藤先生が「脳を元気にする」ための53の習慣を紹介してくれています。
ここで紹介されているほとんどの「習慣」が、これまでの著書と同様、誰でも今日からはじめられるもの。
 例えば、
 「5時から6時には起きる」とか、 (頑張ればできる!)
 鏡の前の自分に向かって「最高だよ」と褒めるとか、  (絶対に人には見せられない!)
 朝の「おはようございます」は自分から言うとか、   (これは本当に気持ちがいい!)
 でもね、これだけじゃないのがたぶん本書のミソ。
 今の自分で簡単に始められることだけをやっていたのでは、そうそう効果は現れません。
 目線を少し上に上げる、ジャック・ウェルチ風にいえば、適度なストレッチがなければ人間は伸びませんよ。
そのストレッチの部分。
 「憧れの人になりきる」という項目で
 佐藤先生の憧れはヘミングウェイのライフスタイルで、先生自身、熱海に住み、休日には船で海に出る生活を楽しんでいるといったことが書かれています。
 これだけでもうらやましいのですが、実はあと2件家を持たれているそうで、
 北海道のログハウスと銀座の高層マンションと熱海の3か所を拠点に生活されているとか。
詳しくは 『あなたをお金持ちにする魔法の場所―熱海に住んで週末は銀座で過ごす 月に一度は北海道』をお読みください。
 もうね、はっきり宣言しますよ。
 ワタクシのなりきる憧れの人は佐藤先生です!
 ワタクシは現在、日本の西の方のとある田舎に住んでおりますが、
 ブログなどで
 「○○さんのセミナーに参加してきました!」とか
 「○○さんの出版記念サイン会に行ってきました!」なんて記事を見るたびに
 「東京に住んでいたら自分も参加するのに!いつか東京に活動の拠点を持ってやる!」(遠い目)
 といつも心に誓うのであります。
 とはいえ、根が田舎者ですから、基本、田舎暮らしがしたい。
 理想は田舎を拠点に週末は東京暮らし。
そんなワタクシですから佐藤先生のライフスタイルはむちゃくちゃ憧れ。
 佐藤先生のようなライフスタイルを手に入れるべく、
 まずはできる習慣から実行していきましょうかね。(←結局そこへお落ち着くんかい!) 
【関連書籍】
 【管理人の独り言】
 今日は勝間和代さんの新刊
の発売日でした。
 ワタクシの住んでいるところでは店頭に並ぶのは早くても発売日の次の日。
 ですからAmazonに注文したのですが、届くのは明日。
 なのに東京では昨日店頭に並んでいた店もあったとかで、もうブログに書評を出している人も。
 \(*`∧´)/ ムッキー!! 絶対東京の高層マンションに住んでやる!
  





