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断る力 (文春新書) (2009/02/19) 勝間 和代 |
◇アサーティブの4つの考え方の柱
①誠実 (自分の気持ちに気づいて、ごまかさないこと)
②率直 (気持ちや欲求を伝えるときは、相手にきちんと伝わる形で行うこと)
③対等 (自分を卑下したり、相手を見下したりしないこと)
④自己責任 (自分の行動の結果をすべて、自分で引き受けること)
◇アサーティブを考えるときに、持つと想定する12の権利
①私には、日常的な役割から自立した一人の人間として、自分のための優先順位を決める権利がある
②私には、賢くて能力のある対等な人間として、敬意を持って扱われる権利がある
③私には、自分の気持ちを言葉で表現する権利がある
④私には、自分の意見と価値観を表明する権利がある
⑤私には、「イエス」「ノー」を自分で決めて言う権利がある
⑥私には、間違う権利がある
⑦私には、考えや気持ちを変える権利がある
⑧私には、「わかりません」と言う権利がある
⑨私には、ほしいものを欲しい、したいことをしたいという権利がある
⑩私には、人の悩みの種を自分の責任にしなくてもよい権利がある
⑪私には、周囲の人から認められることに頼ることなく、人と接する権利がある
⑫私には、アサーティブでない自分を選択する権利がある
(出所:特定非営利活動法人アサーティブジャパン)