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最近、訪問してくださる方が増えて張り合いがあります。
さて今日は、昨日に引き続いて
勝間和代(著) 『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
の前半部分をご紹介します。
最初に根本的なといですが、我々はなぜ勉強するのか?
色々理由を挙げられていますが、勝間さんは
何のために勉強するか → 幸せになるための投資
と単純化されています。これだけで動機付けは充分ですが、
格差社会を生き延びるため
勉強は、自分の幸せのためだけでなく、自分の子供のためにも必要
独立した自由人であるためにも必要
自分が勉強しないと、相対的に社会に置いていかれる
などなどありまして、私などは特に勉強の習慣は、家庭内での文化的な伝承・遺産になる というのが切実に考えさせられました。
子供のためにも親の勉強する姿を見せないといけませんね。
さて、勝間さんの勉強を続かせるための考え方は「仕組み作り」です。
根性論や精神論に頼らない、続く仕組みを作っていない社会人の勉強は、絶対に続かないという視点に立って、いかにして勉強を続かせるか、というところがこの本の面白いところですよね。
そこで登場するのが勝間和代(著)『効率が10倍アップする 新・知的生産術 自分をグーグル化する方法』 (ダイヤモンド社) でもおなじみになりました、「書斎を持ち歩く」という発想。
ノートパソコンを「補助脳」として使うというお得意のやつです。
PC以外にも、PHS 無線LAN マインドマップ Gmail 速読 MP3 MDプレーヤー 親指シフト等々勉強に役立つ道具と使い方をたんまり紹介してくれています。
また、「勉強しなければならない状態の作り方(?)」も色々掲載されていてためになります。
ちょっと追い込まれるのはいやだけど、私のようなめんどくさがり屋は、おそらく「仕組み」よりも精神的・物理的に追い込まれた状態の「仕組み」を作った方が手っ取り早いと思います。
さて、私が激しく同感した部分が
勉強の基本的なコツを知る
①基礎を最初に徹底的に学ぶ
②先達から、勉強の仕方をしっかり聞く
③学ぶ対象の基本思想を理解する
④学んだことを自分の言葉でアウトプットしてみる
⑤勉強をわくわく楽しむ
でした。特に基礎の部分の勉強に重きを置くというところ。
これってたいていの場合退屈で飽きやすい部分ですが、絶対に大事です。この部分に時間をかければかけるほど後のノビが違ってくるのを私も受験生の時に感じました。
次に私の関心を引いたのは読書に関しての部分。
これはどうしても反応してしまいます。
勝間さんの読書観は
本は乱読でいい。量が勝負と、ひたすらインプットする
という考え方です。ただし、これをするには速読のような処理能力をもっていることが前提です。そして
量が勝負と、インプットを繰り返していくと、それが一定量を超えた瞬間、ある日突然わかるようになります
この状態経験してみたいです。やっぱりフォトリーディングの講習行こう。
ところで、なんでもかんでも乱読すればいいわけではありません。
質のよい情報を乱読することが大切。そのためには良書を選ばなければなりません。そこでその方法ですが、
良書を選ぶ4つの方法
①本好きの目利きのリアルの友人に聞く
②ネット上で信頼ができる人が推薦する本を読む
③店頭で題名と目次を実際にチェック
④究極には、「とにかく乱読すること」。よい本との出会いは確率論
ここはかなり私のフックに引っかかりましたね。
ネット上で信頼ができる人が推薦する本という部分です。私も一応感想文程度のものをネット上に出している身。
「一流への道」で紹介していたから読んでみました・・・なんていわれてみたいですね。
そうなれるように頑張ります。
最後にいくつか引用を
勉強の仕組みを作ること、その仕組みを使って基礎力を養いながらアウトプットにつなげること、これらを両輪でやっていくうち、仕事の成果が上がり、年収が上がって幸せになっていきます。
勉強法において差別化できるのは道具とやり方です。人間、覚える能力とか意思の力には、そんなに大差はありません。そこを勘違いして、努力論に走るから、なかなか続かないのです。
やる気になってきましたか?
次回、後半です。