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最近、訪問してくださる方が増えて張り合いがあります。
さて今日は、昨日に引き続いて
勝間和代(著) 『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』 (ディスカヴァー・トゥエンティワン)
の後半部分、年収10倍アップ勉強法―実践編について触れてみたいと思います。
まず初っ端は【何を勉強すればいいのか?】です。
ここまで勉強本を読んできたわけですが、方法論や道具より結局のところこれが一番の問題かもしれません。
もちろん学ばなければならないもの、学んだ方がよいものというのはそれこそきりがないほどあります。勝間さんもいくつかあげられていますが、私的に引っかかったいくつかを。
歴史・・万人共通のリテラシー
過去の歴史をリテラシーとして学ぶことによって、将来の予測がしやすくなるという利点がある
まずはこれですね。「愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ」ですよ。
ここは素直に共感。
次はこれ、
英語ができると、収入増につながる確率が飛躍的に高まる
仕事によるのはもちろんなのですが、たとえ英語力アップが直接収入アップにつながらない職種に就いている人(私もそうですが)でも
漠然と『英語ができるといいな』と思って、勉強のための勉強のように英語を学ぶのではなく、自分の可能性を、狭い日本に閉じこめずに、世界全部に広げる新しい鍵を手に入れるのだと思って英語を勉強することです。実際。英語は、日本の外に出るドアを開ける鍵なのですから。
この一説を読んだら「英語の勉強やり直そうかな」って思いますよね。
私も英語苦手なのを忘れてやるきになりかけていました。
そして当然
資産運用―勉強内容が収入に直結する
ここはビビっときますよね。
勝間さんの本業は投資顧問だそうですからここは投資に興味のある方は必読の部分です。
投資の部分だけ興味のある方は
勝間和代著 『お金は銀行に預けるな』(光文社新書)
をお読みになることをお勧めします。
ただし、勝間さんのスタイルはしっかりとした金融の知識に裏付けられた長期運用ですのでデイトレなど短期で儲けることをお望みの方はあわないと思います。
それにしても、資産運用のためならかなり勉強やる気が出ますよね。そして、この投資とか資産運用のための勉強ってかなりフィールドが広いのです。
この本で勉強するべきものに上げられている「財務諸表」とか「日経新聞の読み方」とか経済全般、結局勉強する羽目になるわけです。
ならば発想の転換で「勉強のため、あるいは勉強のモチベーション維持のために投資をやる」というのもありかと。これも「仕組み作り」?かもしれませんね。
最後に、
意志に頼らず、仕組みで補えば、勉強は必ず続けられますし、成果も出ます。必要なのは、意志ではなく、仕組みや設備への投資です。
がこの本のコンセプトです。
早起きして勉強するのがいやな方、やってはみるものの飽きっぽい方、是非一読をお勧めします。
おまけ
【本文中で紹介される本】
クレイト・クリステンセン(著)『イノベーションのジレンマ 技術革新が巨大企業を滅ぼすとき』 (翔泳社)
クレイト・クリステンセン(著)『イノベーションへの道』(翔泳社)
クレイト・クリステンセン(著)『明日は誰のものか イノベーションの最終解』(ランダムハウス講談社)
ロバート・キヨサキ(著)『金持ち父さん貧乏父さん』(筑摩書房)
スペンサー・ジョンソン(著)『チーズはどこへ消えた?』(扶桑社)
エリヤフ・ゴールドラット(著)『ザ・ゴール』(ダイヤモンド社)
スティーブン・R・コヴィー(著)『7つの習慣』(ダイヤモンド社)
ジェームズ・アレン(著)『「原因」と「結果」の法則』(サンマーク出版)
渋井真帆(著)『あなたを変える「稼ぎ方」養成講座』(ダイヤモンド社)
田中靖浩(著)『実学入門 経営がみえる会計』(日本経済新聞社)
スティーヴン・レヴィット(著)『ヤバい経済学』(東洋経済新報社)
飯田泰之(著)『経済学思考の技術』(ダイヤモンド社)
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