おはようございます、妻がプレゼントしてくれた二つ折り財布をボロボロになっても使っている一龍(@ichiryuu)です。
さて今日は、放送作家さんで、Facebook上では独自の美人論を展開して楽しませてくれる野呂エイシロウさんの新刊をご紹介。
なんでも、誰でもできる簡単な方法でお金が貯まるという・・・。
はたして野呂さんのマネー術とは。
【目次】
まえがき
第1章 借金まみれだった僕が人生をリセットできた理由
第2章 「なぜかお金が貯まる人」の1日
第3章 なぜかお金が貯まる手帳術
第4章 お金をハッピーに使いながら貯める方法
第5章 お金が貯まる人の習慣、貯まらない人の習慣
【ポイント&レバレッジメモ】
★お金の使い方を調べてみる
一番簡単なやり方として思い付いたのが、レシートや領収書を集めるという単純な方法。A4用紙一枚に、一日分のレシートや領収書をすべて貼付けていきます。こうする事で、自分の一日分の出費を組まなく見て確かめられるようにします。<中略>
レシートを紙に貼っていると、「この出費には意味があったな」とか「これはムダづかいだったな」と、必ず考えます。お金の価値に敏感になります。<中略>
一日の終わりに、その日に使ったお金を振り返る。そうすることで、自分のお金の使い方や流れがわかるようになります。お金と向き合い、スッキリできるようになるこの方法を、僕は「お金のお片付け」と読んでいます。
★「お金のお片づけ」ってどういうこと?
「お金のお片づけ」の基本は次の三つです。
1. 毎朝、同じ金額を銀行のATMから下ろし、そのお金で一日を過ごす。残ったお金は、翌朝すべて銀行口座に戻す。
2. 毎晩、その日に自分がいくら使ったのかを確かめる。
3. その日自分が使ったお金を◯×で評価し、その成績を手帳に記す。
(各項目のポイントは本書で)
★ハッピーなお金とダメなお金
僕は、「次のお金を生むお金」がハッピーなお金だと考えています。<中略>
そのお金を使う事で価値ある何かが得られたとき、それは「ハッピーなお金」になります。僕にとっては「次のお金を生むきっかけ」が得られることが「ハッピー」の基準なのですが、自分にとって何がハッピーなのかは、人それぞれの価値観で決めていくもの。たとえば「誰かを笑顔にする」ことを「ハッピーなお金」の基準にしてもいいし、「新しい経験ができる」ことを基準にしてもいい。
「ハッピーなお金の使い方って、どういうものだろうな」と考えることは、「自分らしい幸せってなんだろう?」と考えることに似ています。
「ハッピーなお金」の対極に、「ダメなお金」があります。「ダメなお金」とは、何も生み出さず、誰のことも幸せにしないお金のこと。<中略>もっともいけないのが「死に金」です。
★貯金額の多さは選択肢の多さ。
貯金があれば、人生は楽しくなります。そう断言します。<中略>
貯金があれば、自信がついて人生がラクになります。上司に叱られても、「自分には貯金が一千万円ある」と思えば怖くありません。貯金があれば、転職も失業も怖くない。貯金はあなたの選択肢を広げてくれます。
★「長財布」を持っていても、お金は増えない
財布に入っているのは、全財産のごく一部です。その日一日を過ごすための金額が入っているに過ぎません。クロコの長財布であろうと、使い込んだ二つ折りの財布であろうと、入っているのは同じお金。どんな財布を持っているかは関係ありません。<中略>
気を使うべきなのは、財布の材質や形ではありません。自分のお金の流れを知っている事が大切なのです。どんなに立派な長財布を持っていても、レシートや不要なカードを溜め込んだ不細工な状態では、お金はたまりませんよ。
★お金持ちになる方法
あなたがこれから職業を選ぶ立場にあり、少しでも豊かな暮らしをしたいと願っているなら、目指す職業の限界年収を調べましょう。それもお金持ちになりたいという夢を実現させるための計画の一つです。
また、あなたがもし、すでに選択した職業を変えるつもりがないのであれば、現在の生活を維持しながら年収をアップさせる方法を具体的に考えましょう。それは例えば新しい副業を始める事かもしれません。
【感想など】
以前、当ブログでも著書を紹介したことがある、放送作家野呂エイシロウさんの最新刊。
タイトルからわかるように、メインは手帳(あるいはノート)を使った簡単な方法で、あなたもお金が貯まるようになりますよ、という内容のお金本。
その方法については、ネタバレ自重を意識して当ブログでは軽く触れる程度にとどめておきますので、詳しくは本書でご確認を。
本当に簡単な方法です!
さて、そこも興味深いのですが、本書ではお金を貯めるメソッドだけではなく、お金にまつわる”哲学”と言った点が非常に良く表現されているのでそこをぜひ読んでもらいたいです。
たとえば、
なんでも野呂さんは学生の頃から年収1000万円を超えていたというのですから、貧乏学生だったワタクシとは稼ぐ能力が全然違うかったわけです。
が、稼いでいる人=金持ち ではないところがお金に関する面白いところ。
若い頃からそんなに稼いでいたにもかかわらず、野呂さんは数千万円の借金があったそうです。
お金って単純な真理で、収入以上に使えばどんなに1000万円とか1億円とか稼いでいても”貧乏”になるし、年収300万円台の若いサラリーマンの方が懐事情がいい場合だってあります。
だから本書では、「入ってくるお金」に対して何にどれだけ使っているかという「出て行くお金」をしっかり管理しましょうということを一貫して主張しているわけで、その簡単な方法として「お金のお片づけ」といったメソッドを紹介してくれています。
では、「出て行くお金」のどの部分を残し、どの部分を削除するのか。
その点についても本書は単純明快にその基準を示してくれます。
「ハッピーなお金」は使い、「ダメなお金」は使わない
「ハッピーなお金」とは「次のお金を生むお金」と定義されていますが、ようするに生きたお金の使い方のこと。
自分への投資と言い換えてもいいでしょう。
だからたんなるケチとは全然違います。
電車やバスを使うより、タクシーを使ったほうが仕事の生産量がアップする。
仕事ができるよ人に見えるスーツやエステ代。
こういった一瞬贅沢かなと思わせるものでも、そのほうが好結果を生むものであればそれは投資です。
そこをケチって成果やチャンスを減らしてしまうようでは入ってくるはずのお金も入ってこなくなります。
何が生きたお金の使い方で何がダメなお金の使い方なのか、本書の後半ではお金にまつわる習慣も含めて野呂さんの価値観が展開されています。
ここは自分のお金と消費の価値観を見直すために必読ですよ。
ぜひ自分の消費行動と比較してみてください。
ワタクシも「これって俺のこと?」と、該当する項目がいくつかありましたが、まずはお金を使うとき「これは生きたお金の使い方?」と考えるクセをつけるのがお金を貯める第一歩。
自分のカネの使い方を見直す機会として、本書を読んでみてはいかがでしょう。
例えば毎日何となく立ち寄っているカフェ代とか、一回は小額だけど一ヶ月あるいは一年単位で見るとすごい金額を使っているものって必ずありますよ。
「支出は100%自分への投資」という状態に近づけていきたいですね。
【関連書籍】
同著者の既刊本の紹介
参考記事
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こんなわたしでも
きんどるぺーぱーほわいとを
かってもいいのでしょうか?
白取先生
もちろんOKですよ。
先生が買われるなら一つランクが上のKindleホワイト3Gをおすすめします。
Wi-Fiがなくても3G回線で繋がりますし、その通信料はAmazon持ちです。
そして重要なアドバイスですが、Kindleを買われるときは当ブログのKindleのバナーをクリックしてご注文を!(笑)
でも、冗談抜きで、お薦めなのはお値段張りますがiPadminiです。
これならKindleはじめ、Kindleでは発売されていない電子書籍も読めますから。
わかりました
あいぱっどみにか~
白取先生のiPadデビュー楽しみにしています。