おはようございます、一龍(@ichiryuu)です。
さて今日は、あのミリオンセラー作家が世のモテない男性諸君を救うために、自ら編み出した恋愛理論を熱く伝授してくれる本をご紹介。
軽妙でバカバカしくもあるものの、書かれている本質はモテの核心を突いた著者の最高傑作。
出版からかなり時間が経った本ですが、全く色あせておりません。
世の男性諸君、必読の恋愛バイブルです!
【目次】
はじめに
第1講 モテる男になるための根本原理 恋愛五大陸理論
第2講 「モテる」ということは「変わる」ということだ! デビュー理論
第3講 女にモテる前にまず「男」にモテろ! 出会いの鉄則、デートの理論
第4講 女は好きな男とセックスするのではなく、セックスした男を好きになる! 愛也のコペルニクス的転回
第5講 お持ち帰り三大理論をマスターせよ! セックスへの道
第6講 ひとつ上の恋愛
綴じ込み付録 戦場のメリークリスマス理論
特別補講 最後の恋愛理論
【ポイント&恋愛メモ】
★うわっつらKINDNESS理論
女の考える「優しさ」とは、表面上の優しさのことである。
これらの優しさを通常の人間的優しさと区別して「うわっつらKINDNESS」と呼ぶ。
うわっつらKINDNESSは丸暗記し、女の前では常に狙い続けることうわっつらKINDNESS実例<抜粋>
・「寒くない?」と何度も聞く
・ホメる(特に第3者の前でホメる)
・車の乗っていて急ブレーキをかけたときに女の腹部あたりに手を添える
・女がコートを脱ぐとき、きるとき、さりげなく後ろに回って手伝う
・女の服に赤ワインがこぼれたとき、炭酸水を持ってくる
★大変じゃない?理論
女は酔うとセックスしたくなる生き物である。
女に酒を飲んでもらうために、「大変じゃない?」とたずね、愚痴を引き出すことまた、女が愚痴をこぼし始めたときは、できるだけ愚痴を言いやすい空気を作ることを心がけよ。女にも「さっきから私、グチってばかりでいいのかしら?」という罪悪感があるので、できるだけその罪悪感を抑えるべく、「君の愚痴を聞くために僕は生まれてきた」といわんばかりの包み込むような表情と、天使のあいづちでもって女の愚痴を迎えること。
ところで、女の愚痴に対してああだこうだと自分の意見をのたまう男がいるが、絶対にヤメろ。女が愚痴をいい終えたころを見計らって次の一言を添えるだけでよい。
「頑張ってるね」
★逆に理論
自分のホームグラウンドが誘いづらい場所であるときには、「逆に」という言葉を誘い文句の枕につけること
「逆に、俺のウチ来ない?」
こうするだけで、全体の雰囲気をふんわりさせることができる。
「え〜いきなり家はないでしょ」
と断られた場合
「じゃあ、逆に、キミのウチ行こか」
とさらに「逆に」をつなげる「逆の逆理論」などの応用も可能なのでぜひおさえておこう。
★アリアリ理論
女にはセックスをした相手を好きになろうとする習性がある
つまり、もし仮にその場の勢いであってもセックスした相手がショボいと困るのである。セックスをした相手の男がショボいと、自分もショボいということになってしまう。だから、女は<中略>セックスした後はこう考える。
「かなりブサイクな男だったけど・・・でも優しいところもあったし。全然お金持ってなかったけど、でも面白い人だったし・・・アリかな。うん。アリかナシかで言ったら、アリ。あの男アリだわ。全然アリ」
こう自分に言い聞かせ、自分の判断ミスではなかったと自己説得を始めるのだ。これが俺の提唱する「アリアリ理論」だ。
この「アリアリ理論」によって女はセックスした男を好きになっていくのである。ここで一つ、恋愛におけるもっとも重要な格言をお前に叩き込んでおく。
女は好きな男とセックスするのではない。セックスした男を好きになる。
★バタンチュー理論
女を部屋に連れてきたら悠長にDVDを見たりするのではなく、玄関で唇を奪いに行くこと
キスをすべき場所とは「玄関」である。<中略>
他の場所は基本的に二面しか壁に囲まれていない。つまりキスを求めてお前の顔が迫ってきた場合、三面が壁に囲まれている玄関は、もっとも逃げづらいのである。
つまり、キスをする最高のタイミングとは、女が部屋に入り扉を閉めた、まさにその瞬間である。戸をバタンと閉めた瞬間にキス。バタンでキス。バタンでチュー。これが俺の提唱する「バタンチュー理論」である。
恋愛は常に直球勝負。部屋についてから酒を飲んだりDVDを見たりとまどろっこしいことはしない。いきなり唇を奪いに行く。これが正解である。
【感想など】
本書はあのミリオンセラー
の著者、水野敬也氏が世のモテない男性諸君を救うために、恋愛体育教師(?)水野愛也として2007年に発行した
を改題・加筆修正し、新たな理論を加えて文庫化したものです。。
成功本大好物で結構読みあさっていたワタクシにとって水野氏の代表作とされる『夢ゾウ』は、「小説仕立てで、上手く成功哲学をちりばめたな」と関心はするものの、成功哲学自体の内容としては全く目新しいものはなかったので、やや不満足な印象でした。
しかし、本書に関しては、暗い青春を送った恋愛体育教師という設定のキレっぷりといい、登場する恋愛理論のバカバカしくも的を得る的確さといい、目からウロコの連続で、思わず「この著者すごい!」と叫んでしまうほど。
はっきり言って、ワタクシの中では水野敬也(本書は愛也)氏の最高傑作だと思っております。
先述したように、登場する恋愛理論はネーミングからして本当にバカバカしいものだったり、中には一歩間違うと法に触れそうなものまであるのですが、どれも真理をついている。
例えば「うわっつらKINDNESS理論」。
皆さんの周りに、顔もたいしたことないし背も高くない。
スポーツが得意でもないし、仕事がバリバリできて稼いでいるわけでもない。
なのにすごく女性に人気でモテモテなヤツ、いませんか?
きっといますよね、何であいつが持てるんだって不思議なヤツ。
そいつの何がいいのかと女性に聞くと必ず返ってくる答えが、「彼、優しいの」なんですよ。
この手の輩を、ワタクシは人生の中で数名見てきましたが、例外なく本書に掲載されている「うわっつらKINDNESS理論」の55の実践例のほとんどをやっているのですよ。
そして、女性にとってその優しさがうわっつらなのかどうなのかは関係ないという事実を男性諸君は知るべきです。
とにかく優しくされたことが嬉しい。
気を使ってくれるのが嬉しい。
らしいです。
日本の女性はどんだけ”優しさ”に飢えてんねん!とツッコミたくなりますが、ちょっと想像してみてください。
実生活の中で人から優しくされる機会ってそんなにあるもんじゃないでしょ。
裏を返せば日本では、表立って、わかりやすい”優しさ”を態度で示せる男性は少ないということです。
ならば、わかりやすい優しさ、やったもん勝ちですよ。
それともう一つ、先ほどの例からわかる真理があります。
それは本書巻末に著者が書いてありますが、
女は、好きになった男のすべてを好きになる。
ということ。
案外女性は男性の外見を気にしていないようです(不潔とかは論外ですよ)。
好きになったら多少顔が岩窟巌系でも、猿の惑星系でも、気にならないし、身長の高低、デブかマッチョかも関係ない。
その証拠にワタクシの周りには本書のタイトルのように”美女と野獣”カップルが何組もおります。
街を歩いていてもいるじゃないですか、「なんでこんな綺麗な娘に、こんなブサイクな彼氏なん!」って激しく疑問に思ってしまうカップル。
はっきり言おう、男は顔じゃない、ましてや身長でもなく筋肉でもない。
男は優しさである!
さて、このモテ真理に気づいたらあとは行動あるのみです。
これまでの持てない人生と縁を切るデビュー理論も本書は完備。
後半にはさらにディープな実践理論が転回しますが、まずは「うわっつらKINDNESS理論」の実践。
そう、水野先生から一番重要な教えは
「実践」しろ
行動した者にだけ結果はついてきます。
モテる人生にデビューしたい男性諸君は絶対読むべし。
【関連書籍】
水野愛也氏のDVDをご紹介。
路上で人を褒めちぎる商売“ホメ殺し屋”を経て、現在作家として活動する水野敬也の恋愛マニュアルシリーズ“ソフト編”。水野扮する恋愛体育教師・水野愛也が実体験から編み出した、笑える反面なぜか説得力のある恋愛成功術を伝授する。
私塾で恋愛に悩む老若男女に恋愛について教えるカリスマ作家・水野愛也氏が、恋愛体育教師に扮して型破りな恋愛講座を開講!古今東西のあらゆる恋愛マニュアル本を読破し、水野氏の実体験から生み出された新たな視点による最強の恋愛成功術を収録。笑って泣いて納得のベスト盤「ディープ編」。お持ち帰り三大理論、ファースト・セックス講座、ナンパの鉄則、彼氏の浮気を防ぐ方法ほか収録。
ちなみに先日ウチの妻にこの画像を見せたところ笑い転げておりました。
「ミリオンセラー作家も大変じゃない?」と。
【管理人の独り言】
最近この本が出たんですね。
まだ読んでいませんが、成功哲学というより、気軽にエンターテイメントとして楽しむのにいい本だと思いますよ。
モテるのはいろいろたいへんです
一回ですみません
何度もせがまれます
いや、まず、
真っ先に自分の時間がなくなります
ですから、オナゴなど無視して勉強や仕事をしましょう
と、私なら男どもに忠告する
白取先生
そのアドバイスはワタクシも納得なのですが、それは先生のように仕事も一線で活躍され、女性にもモテモテの方ならいいと思います。
でも、仕事でいっぱいいっぱいで女性にまで手が回らないという男性が今本当に多いんですよ。
飲みにも行かないし、休日も遊びに出かけない男性。
そういった人たちのために今年はモテ本を紹介していこうと思ってます。