おはようございます、リッチなプロブロガーになるのが夢の一龍(@ichiryuu)です。
さて今日は、一般には売られていないのですが、とっても共感・感動した本をご紹介。
岡野豪さんの「幸福論」は、ほっこりと、そして人生を真剣に生きることを教えてくれます。
【目次】
はじめに
第1章 幸せ
第2章 心
第3章 夢
第4章 ポジティブ
第5章 人生
第6章 facebookのお友達のページ
おわりに
【ポイント&レバレッジメモ】
★生きているという実感
幸せになるためには、「幸せとは何か」が分かっていなければなりません。
幸せは「なる」ものではなく、自分で「気づく」、自分で「感じる」ものです。
幸せは手に入れるものではありません。
幸せを感じることのできる心を手に入れることなのです。
そして、幸せな人とは、「自分がいかに生きるべきか」をよく考えている人のことです。
「自分は何になるか」だけではなく「いかに生きるか」について考えているのです。
★幸せを知る
人の役に立つ幸せ
人を喜ばせる幸せ
人を笑顔にする幸せ
人を幸せにする幸せ
心が感じる充実感
ずっと残る心の満足
これを知ると、癖になります。
これに勝る喜びは見当たらないのです。
★『随喜功徳』
喜んでいるあなたを
喜んでいる私
喜んでいる私を
喜んでいるあなた。
喜ぶだけで徳を積む
随喜功徳。
★人間を知る
人の心か分からないから、人付き合いに不安を感じるのです。
他人の心が分からないという人は、自分の心が分かっていない人です。<中略>
「他人をどう思うか」ということから、「自分がどういう人間か」が分かります。
すなわち、自分の心を知るということが、「人間を知る」ということになるのです。
★心は嘘をつかない
心は嘘をつきません。
心がつらいと感じたとき、それは自分の心に嘘をついているからです。
すべては自分から始まります。
思うこと、感じることすべてを楽しもうとすることです。
まずは自分を信じることです。
★「今」を楽しむ
夢かできたときにワクワクとした気持ちになっていたはずです。
それなのに、進み始めると不安になったり、苦しくなったりすることがあります。
大切なのは夢に向かっている「今」を楽しむことです。
まだ実現はしていなくても、少しでも進んでいれば喜ぶべきです。
★トータルでプラスになればいい
全部プラスのことばかりならいいけれど.そんなことはありえない。
トータルでプラスになればいい。
嫌なこと、一つ考えてしまったら
楽しいこと、二つ考える
心配事、一つ不安になってしまったら
夢物語、二つ楽しく描いてみる
嫌いなところ、一つ発見してしまったら
好きなところ、二つ見つける努力をする
失敗するかも、一つ想像してしまったら
成功すること、二つシミュレーションしてみる
そう考えるようにすると前向きになれる。
★時間は作り出すもの
自分に時間の約束ができない人は、人に対しても同様に何の約束もできません。
そして、時間の約束がないということは、それは願望にすぎないということです。
時間の約束がしっかりできると、自分に自信が生まれてきます。
何事も時間を区切って考えることで、時間がつくり出されていきます。
時間は過ぎるものではなく、つくり出すものです。
★自分を好きになる
自分のことが嫌いな人が、人に対して優しくできるとは考えられません。
自分に対する肯定感が自分の感情のベースになければなりません。
自分を好きになることが、ポジティブな自分へと成長するスタートなのです。
もっともっと、自分で自分を褒めてあげましょう。
そうして、自分に自信を持てる部分をどんどん増やしていきましょう。
★行けるところまで行ってみる
人生はヒッチハイクのようなものです。
ポケットに入っているお金で行けるところまで行くという感覚を持てる人が、夢を実現して
いくことのできる人です。
行ってみたら、なんとかなるものです。
「どこまで行けるか」は、いけるところまで行ってみないと分からないのです。
★人生を変える必然の出逢い
人生を変えるような出逢しは誰にでも訪れます。
あなたに必要な人は、必要なときにちゃんと現れるのです。
あなたの夢を助けてくれる人も、ちゃんといるのです。
心配しなくても出逢えるのです。
偶然ではなく、必然の出逢いが、誰にでも用意されているのです。
早すぎることも遅すぎることもなく、絶妙なタイミングで。
★誠実に生きる
人生におりて誠実に生きることか大切です。
誠実であることが、信用になり、自信にもつながります。
誠実に行動しているからこそ、まわりからの信用が得られ、まわりからの信用が、自分自身の自信になるのです。
人に対して、誠実でありましょう。
自分自身に、誠実でありましょう。
自分自身に、正直になりましょう。
【感想など】
◆本書と岡野豪さんについて
今日ご紹介する本は自費出版(?)されているようで、Amazon等では入手できないことを最初にお断りしておきます。
ワタクシも存じ上げなかったのですが、お友達の西田庸子さんからこの本をいただき、著者の岡野豪さんのことを知りました。
本書巻末の「著者紹介」によると、会社員をされているそうですが、
35歳でうつ病になり9ヶ月間休職、それ以降、普通の人には想像もできないようないろいろなことを経験し波乱万丈の人生を送ってきたことから、人に何が必要かを考えてfacebookへ投稿する記事のテーマを癒しと笑いと感動とする。
時間的に毎日、二つ程度の投稲しかできなかったが、休むことなく投稿を続けてきた。
その結果
facebook個人ページ『岡蚤豪』はスタートから約6ヶ月間でお友達の上限5 0 0 0人に達する。毎日、お友達リクエストが1 0 0人以上くるもののお友達の上限に達しているため承認することができずに申し訳ないと思い、上限のないfacebookページ『癒しと笑いと感動のページ』を2011年11月にスタートして個人で運営。
スタートして約6ケ月後にfacebookページ『癒しと笑いと感勤のページ』はfacebookページ人気ランキング(個人ヘージ部門)で日本一になる。
2 0 13年3月にfacebookページ『癒しと笑いと感動のページ』はお友達10万人を突破する。
という方。
Facebookページ「癒しと笑いと感動のページ」
この記事を書いている今現在で、167000を超える「いいね!」を獲得しております。
すごい!
で、本書はFacebookページのお友達10万人突破記念としてFacebookのお友達参加型書籍として出版されたものです。
前半の5章が著者が書かれた自己啓発書的な内容、後半がお友達の寄稿という構成になっています。
◆心をに焦点をあてたシンプルな幸せの法則
これまで、数多くのいわゆる成功本や自己啓発書を読んできました、本書はかなり一線を画した内容となっています。
「成功」と「幸せ」って、完全にイコールではないですよね。
もちろんその定義によるし、個人の感じ方や価値観による非常に主観的なテーマですが、欧米からはいってきた成功哲学や自己啓発本は「成功」の指標として、「経済的豊かさ」が判断基準としてウエイトを多く占めていると思います。
だから、「ビジネスで成功するには?」という要素が非常に鼻につくことがあります。
それに対して、本書には「成功」という言葉が出てきません。
そのかわり、「幸せ」をキーワードにしています。
そしてその「幸せ」を実感するための心のありよう、人との接し方、人生の味わい方、そういったところを本書前半では説いています。
で、感じるのは「足るを知る」ということ。
昨日紹介した『ブータンの学校に美術教室をつくる』でも感じましたが、人というのは心のも仕方次第で、どんな貧しい状況でも過酷な現実の中にあっても、心の持ち方次第で幸せにも不幸にもなれるのではないかと。
この時代の日本に生まれ、実際に多くのものを所有していて、便利で快適、飢えることも無い。
なのに、さらになにを求めているのでしょう。
無くしたもの、まだ手に入っていないものばかりに目を向けて、不幸な気持ちにしているのは自分自身です。
”命こそ幸せ”
究極には、身一つでも、生きていられることが幸せなのに。
でもこれは、自分の命に限界があることを実感した、あるいは親しい肉親や愛する人を失った経験がある人しか、実感できないのだと思います。
ならば、
平和なこの時代の日本に生まれ、今現在生きている。
これだけでも超ラッキー。
そんなことを思ってみることを考えることから始めてみてみるといいかもしれません。
私たちは世界的に見たら、すごいアドバンテージを生まれた瞬間に持っているのです。
◆夢にむかって
ここで誤解してほしくないのは、「足るを知る」の精神は、「努力しなくてもいい、今に満足しなさい」ではないということ。
人の幸福感と「夢」は密接な関係にあると思います。
著者も本書の中で「夢」に関して1章をさいて言及しています。
「夢」は今を生きるエネルギー。
「夢」を実現した瞬間の達成感は素晴らしいし、「夢」をかなえるまでの過程での努力も人生を充実させます。
もし「夢」が無かったら、お釈迦様がおっしゃったように「生きることは苦しみ」となるかもしれません。
「夢」に向かって努力し、成長し続ける人生の中で、日々の生活に幸せを感じる。
そういう生涯を送りたいものです。
そして、そういう生き方が素敵ですよと教えてくれるのが本書でした。
◆お友達のページ
さて、本書後半はFacebookページのお友達の寄稿集となっています。
ここにはお友達で詩人の西田庸子さんのページもあります。
たくさんの方が寄稿されていますが、上記の
自分の命に限界があることを実感した、あるいは親しい肉親や愛する人を失った経験がある人
の寄稿が多いのに気づきます。
ワタクシ自身も死に近づいた経験がある者として、涙なしには読めませんでした。
今現在、自分自身が病気であったり、親しい人を失ったりした痛手の中にある人はぜひ読んでみてください。
悲しい経験をしているのは、あなただけではありませんよ。
そして、人生の意味を噛み締めてみて欲しいです。
”命こそ幸せ”
本書は西田庸子様より手渡し献本していただきました。
ありがとうごじました。
【管理人の独り言】
今日ご紹介した本は、一般には発売されておりません。
が、本書に書かれている内容のエッセンスは上記のFacebookページで読むことができます。
または、岡野豪さんのFacebook、こちらにアクセスしてください。
「みんなの笑顔がみたいから」の中に出てくる伊藤義孝さんとface book で仲良くさせていただいてます。愛犬zaza のお話をぜひ、読みたいと思いました。宜しくお願いします。