本書を取り上げるのはこれで3回目ですが、それだけ学ぶ点が多かった本なんですよ。
今日は週末金曜日ということで、週末時間を使った自分時間の創り方を紹介したいと思います。
【週末時間の活用】
本書にも書かれていますが、
30代あたりから家庭や会社でも自分の時間をコントロールするための制約は増えて行き、40代ともなると、自分で自由になる時間は最小となります。
これワタクシもすごく感じています。
どんなに効率を上げても、就業時間中にすべての仕事を終えるのはまず不可能。
しかもワタクシの職場の場合、残業しようとしてもさせてくれない。
経費削減で追い出されちゃいます。
それでしょうがなく自宅へ仕事を持って帰るわけですが、そいうった方には
効率より「週末時間」を稼働させる
というのを意識してみるのはいかがでしょうか。
週末もあらかじめカウントして、仕事や家庭の時間に振り分けておく意識をもつのです。
そうすると仕事に割り振れる時間は1週間に5日間ではなく7日間あると考えられるようになります。
でも、金曜までみっちり働いて疲れているのに土日も働くなんて・・・、と思う方もいるでしょう。
そんな方へ、土日の時間の割り振り方をご紹介します。
【週末6分割】
著者が薦める週末時間の使い方は
週末を「6分割」してどう過ごすか計画する
というもの。
つまり、週末の土曜日、日曜日をそれぞれ「午前」「午後」「夜」とに三分割して、合計六コマにした上で、それぞれのコマで何をするのか計画するという方法です。
実はこの“1日3コマ制”はワタクシ大学生のころから使っている時間管理方法でした。
きっかっけは、以前ブログにも書いたと思うのですが、ワタクシの大学の同級生のT君の時間管理方法(?)でした。
T君が何をしていたかというと、一日を「午前」「午後」「夜」とに三分割して、それぞれ違う女の子とデートしていたという・・・。
その手帳を見せてもらったときの衝撃たるや・・・。
まっ、それはさておき、T君のおかげで知ることになった“1日3コマ制”、これ大雑把な性格のワタクシにぴったりということでそれ以来愛用(?)しております。
ここで最近のワタクシの土日6コマの使い方を紹介
土曜午前はワンコのシャンプー、自転車磨きなど雑用を済ませたら自分時間。
一人作戦会議をやっていることが多いかな。
ブログ記事を書くこともあります。土曜午後は家族の時間。
買い物に出かけたり、家の用事を済ませたり(先日は嫁の要望でPCのLANケーブルの貼り替えなどしてました)
そして子供の習い事の送り迎え。土曜夜はブログを書く時間。
日曜午前と午後の2コマは家族の時間を優先しますが、急ぎの仕事がある場合は仕事に使ったりします。
日曜夜はブログ記事書きです。
ポイントは日曜日のフレキシブル性。
土曜の午前も含めて、週末に3コマ以上は仕事用に時間を押さえることを可能にしていることで、ウィークデーの仕事に対する気持ちの余裕が生まれます。
もちろんこれが毎週になると家族との関係が微妙になってくるので注意ですが、その辺はスケジュール帳とかライフログノートで管理が必要です。
いまのところ我が家では「ごめん、急ぎの仕事やねん。ちょっと籠るで。」で、(家族サービスは一時シャットアウト、この週末の優先順位1位は仕事です)という意思表示となるという非常にありがたい状態です。
子供が大きくなって少し親離れしたというのもあるのですが。
さて、
使う使わないは別にして、週末に仕事用の時間に確保できるコマが常に用意できている状態というのは心の余裕を生み出してくれるのでオススメです。
もちろん、「週末に家でやればいいか」的な使い方は厳禁です。
これをやると休みなくだらだら仕事が続くようになってしまいますから。
あくまでも、コマ割りすることでダラダラ過ごす週末から何か計画を持って行動する週末に変えるための方便だと考えてください。
そうそう、もう一つアドバイス。
休日の朝寝も禁じ手です!
これをしてしまうとコマが減りますから。
ではこの週末お試しあれ。