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いい男は潔よい。【書評】ますい志保(著)『いい男の条件』(青春出版)

 

いい男の条件―肩書きでも、年収でも、外見でもない…

いい男の条件―肩書きでも、年収でも、外見でもない…

  • 作者:ますい 志保
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2003/09/01
  • メディア: 単行本
 

 

週末ですので軽めの本を。
しかしなかなか奥深いテーマです。

銀座「ふたご屋」のママとして1万人の政財界の方と接してきた、ますい志保さんが語る“いい男の条件”とは。

 

【目次】

第1章 いい男には、潔さがある
第2章 いい男は、孤独を楽しめる
第3章 いい男は、すべてに愛情を注ぐ
第4章 いい男は、稼ぎ方を知っている
第5章 いい男には、いい親友がいる
第6章 いい男は、どん底で力を発揮する
第7章 いい男は、いい女でつくられる

【ポイント&いい男メモ】
★逆境を輝きに変える男の器
 

いい男は、傷つき、その試練を乗り越えてきたからこそ、人に対して柔軟になれて、人気がさらに上昇するのです。
 たとえお先真っ暗でも、「大丈夫」って自分にささやきながら、美しく立とうとする自分に惚れることが大切なのです。

 
★「さりげなく生きている」

 いい男がさりげなく生きているように見せる努力は、本当は大変なものなのです。
 強風が当たった者だけが、その強風への対処の仕方が分かるのです。

★覚悟を決めた男の笑顔

 いい男の笑顔の向こう側には、すり切れてもかまわないという潔さがあるのです。

★いい男は、孤独を楽しめる
 

一人ぼっちとも言えるいい男は、誰でも孤独と焦燥感を持っています。

 いい男は、自分の人生そのものを、すべて愛する仕事や家族にかけているから憎めない人になれるのだと思います。
 
 厳しい局面に立たされた時ほど、いい男は仕事をして結果を残そうとするのです。

★いい男は、すべてに愛情を注ぐ
 

女性は、自分だけを見てくれるフリができる男性に弱いのです。本能的に自分を守ってほしいという気持ちがあるからです。

 生命力を感じさせるいい男は、力強い笑顔をを見せてくれます。

 本当は、リーダーシップを取りながら、それを感じさせず、謙虚に目上を立てるタイプが多いのです。
 ほんの少しだけ前に出ようとする気持ちを、モテる男は自然に出せるのです。

「モテる男」と「浮気男」の大きな違いは、モテるいい男は、
「仕事で負けなければ、遊びで負けてもいいんだよ」ときちんと仕事と遊びを分けることができるのです。

★絶対あきらめない、いい男の成功哲学

 いい人と出会い、自分を魅力的に見せ、絶対にあきらめないことが、価値あるいい男の成功哲学なのです。

★お金がすべてではないことを知っている

 義理を欠かないでいるいい男にはおいしい話が来て、たくさん稼げて、いい男はこれをまた別のかたちで返そうとする人情と義理堅さがあるのです。

★「苦労をした」でなく「苦労をかけた」と言える人

 自分から、こんな苦労をしました、という人ほど、大した人ではないのです。
 苦労をかけたといえる人ほど、本当は奥が深い人なのだと思います。

★時を超えて、人の心に残る男

 いい男には情熱があります。熱くなれるものがあります。

 しなやかな、それでいて、したたかな男とは違う、圧倒的な迫力があるものです。
 時代を超えて、時を超えて人の心に生き残る男こそ、本物のいい男だと思います。

【感想など】
上記の抜き書きは本書のほんの一部なのですが、どんな印象を持たれたでしょうか。

ワタクシ田舎者ですので、夜の銀座どころか昼間の銀座も行ったことがありません。

まぁ近い将来大成功を収める予定のワタクシですから(←言ってると実現する!引き寄せの法則)、その時は怖いもの見たさで行ってみたいなとは思いますが、今のところ、銀座がどんな世界なのか、銀座へやってくる一流の政財界の方々がプライベートでどんな素顔を見せられるのか、全く知りません。

ですので、一流の方々が集う銀座で、間近で接してこられた著者が語る“いい男の条件”はなかなか興味深いものでした。

まえがきで

 そう言った方と接するうちに、逆に本当の「いい男」というのは、誰もがうらやむような肩書とか、年収の多さだとか、ひと目で引き付けられる外見だとか、そういったところにあるのではないということに気づきました。

と語っておられますが、

「じゃあ何?」と疑問を持ち知つつ読み進めていくうちに、いくつかのキーワードが浮かびあがってきます。

例えば、

夢と信念を持っている。
仕事に熱中し、楽しんでいる。
孤独を楽しめる強さがある。
人を大切にする。
生命力。優しさ。謙虚さ。

    
などなど

もちろんこれは著者の意見ですから、「私はそうは思わないわよ」という方がいても全然OK。
色んな価値観、いい男観があっていいと思います。

しかし、特に本書で気になった2つのキーワードにはワタクシも無条件で合意。
それが、 「潔さ」「品」

「潔さ」はある種の「覚悟」を伴った価値観です。
「覚悟」は必ず行動に表れます。
そしてその行動に「品格」が伴うのであれば、それはもうカッコ良すぎますよ。

男が惚れる男でしょうね。

しかし残念ながら、この二つを併せ持つ男ってほんとうに少ない。(ワタクシも人のことは言えませんが)
なんででしょうね、昔は武士道の国だったのに・・・。

今この国は、国のトップからして「潔さ」が全然ないですから、ああいう姿を子どもたちが見たら・・・どうしたものか困ったものですよ。

ともかく、
実際この二つを身につけるのは難しいことです。

しかし、周りにそういう男が少ないということは逆にチャンス。
ブルーオーシャン戦略ですよ。

修行と思ってトライしてみる価値はあるのではないでしょうか。

ただし、間違ってほしくないのは、モテるためではなく自分の生き方として「潔さ」と「品」を身につけることを意識するということ。

きっと人生のいろんな面で良い影響が表れるでしょうし、男が惚れる男になれば、自然と女性は集まってきますよ。

よし、ワタクシも頑張る!

最後に本書は女性へのメッセージも多く書かれています。

よく女性の著者が女性向けに書いた恋愛本には「あんた男のこと分かってないやろ!」とつっこみたくなることが書かれていたりするのですが、ますいさん、「さすがに男心が良くお分かりで」と本当に感服してしまいました。

その一つを引用

 いい仕事をする人は、誰でも孤独です。孤独を知らない人は、オリジナリティーのある考えや事業を起こすことができません。
 彼だけの時間をつくってあげることが大切なのだと思います。

そうそう、そのとおり!

好きな男性をしっかり捕まえておきたかったら、その人がいい仕事ができる環境をつくってあげることができる女性であるべきです。

そういう女性に男性は心から感謝するものです。

ちなみに、女性の皆さんへ。
男はベラベラ他ごとをしゃべりながら仕事をするのが苦手です。

だから、うちの嫁さんよ。

たのむから、本読んでる時とブログ書いている時に、
「隣の奥さんが~」とか「こんど〇〇でセールがあるんやけど~」とか話しかけてくるのやめてください。
後でちゃんと聴きますから。
「俺は孤独に、オリジナリティのある文章を考えてるんや。それに不器用やからマルチタスクできへんのや」(笑)

 

いい男の条件―肩書きでも、年収でも、外見でもない…

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  • 作者:ますい 志保
  • 出版社/メーカー: 青春出版社
  • 発売日: 2003/09/01
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