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【読書カード】小林薫『ドラッカーとの会話 未来を読みきる力』

 

ドラッカーとの対話―未来を読みきる力

ドラッカーとの対話―未来を読みきる力

  • 作者:小林 薫
  • 出版社/メーカー: 徳間書店
  • 発売日: 2001/05
  • メディア: 単行本
 

 

○「強みはパフォーマンスを手掛かりに発見せよ」

○(今の大変化は)2015年までには終わる。今後は資本や資金に代わって、知識が新しい中心的な資源となる。

○経営者とは、「変化する社会(外)の中の一員として、絶えず未来を見つめながら一定の使命感を持ち、社会の中、そして会社の中(内)にある貴重な資源(ヒト、モノ、カネ、トキ、シラセ)を上手に(効果的に)組み合わせて、社会(市場=顧客)が欲する製品やサービスを、知恵を傾けて提供することをなりわいとする者」

○「未来に向かって、人間は後ろ向きに歩いているように見えるが、すべての変化はむしろ機会としてとらえよう、という態度こそが未来を拓く」

○「組織内にあるものはコストばかり。真の市場機会と利益のチャンスは外にあり」

○14章 キーワードと明言から探る発想と思想  ドラッカーの名言録
1、「表の風に吹かれろ!」
2、「自分はここで何を貢献できるかを考えよ」
3、「昨日を捨てよ」
4、「NIH(お山の大将)根性を捨てよ」
5、「物事は、人が思ったり言ったりすることの2倍かかる」
6、「知識は消え去りやすい」
7、「中小企業が“巨人”に鵜呑みにされて消滅するなどというのは全くのナンセンスである」
8、「アクション(行動)によるフォローアップ(追査)なきプロジェクト(計画)は、パフォーマンス(実績)を生まない」
9、「問題解決を図るよりも、新しい機会に着目して創造せよ」
10、「企業がより大きくなる必要はないが、不断に、より良くならねばならない」
11、「教師が学習を阻害することがある」
12、「人間は単能マシーンではない」
13、「革新とは、単なる新しい方法ではなくて、新しい世界観を意味する」
14、「中小企業の経営者は机に縛りつけられていてはいけない」
15、「人間というものは、非常に時間を消費するものであり、そして大部分の人間は時間の浪費家でもある」
16、「知識労働者自身に上下はない」
17、「必要は発明の母ではないが、助産婦である」
18、「デシジョン・メーキングにおいて、2+2=4という具合にドンピシャリの“正しい答え”が出てくるものはデシジョンとは言わない」
19、「もっとも重要なことから始めよ」
20、「知識は本の中にはない」

■抜き書きしたいところが多すぎたので、今回は語録を中心に。
この抜き書きはドラッカー先生の思考・著述のほんの一部に過ぎないのだが、これだけで先生の偉大さが垣間見ることができる。今年はドラッカー本も読み進めていきたい。

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