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『スティーブ・ジョブズの生き方』から印象的なジョブズの言葉をピックアップしてみた

こんにちは一龍です。

iPhone6sの発売が迫ってきた今日このごろですが、新しいiPhoneの発売時期になると僕はスティーブ・ジョブズの命日が近づいてきたなぁと感慨深くなります。
それは彼がiPhone4sの発表とほぼ時を同じくして亡くなったからです。

さて、今年も新しいiPhoneの発売時期が迫り、彼の命日である10月5日がまたやって来ようとしています。

そこで今日は彼の一生をコンパクトにまとめた伝記、『スティーブ・ジョブズの生き方』 から、印象的にな彼の言葉をピックアップしてみました。

ジョブズファンならすでに知っている言葉ばかりでしょうが、改めて彼を思い出すきっかけに、またジョブズを知らない世代の人達には彼を知るきっかけとなれば嬉しいです。

スティーブ・ジョブズの名言集

「おまえが大工で美しいチェストを作るなら、後ろ側は壁に押し付けて見えなくなるからといって、安っぽいベニヤ板など使っちゃいけない。そこに背面がある以上、やはり美しい板を使うのが仕事ってものだ」

「美意識が許さないというか、品質をとことん突き詰めないことには、夜もおちおち眠れないんだ」

Appleのクオリティをとことん追求する精神は、父ポール・ジョブズのものづくりの精神から刻み込まれている。

「良い芸術家はまねをし、偉大な芸術家は盗む」

ゼロックスのアイデアを盗んだという非難に対して、ピカソの言葉を引用したもの。

「宇宙の形をちょっと変えてやろうじゃないか。とてつもなく重要なものを作り出せば、宇宙の形がちょっと変わるんだ」

リサの開発チームを鼓舞して

「旅こそが報酬なんだ。何かすごいことを成し遂げるだけじゃない。来る日も来る日も、何かすごいことに実際に取り組み、何か本当にすごいことに関わるチャンスを手にすることこそが、何よりも重要なんだ」

ジョブズにとって金よりも重要なこと

「問題をくわしく調べてみて、実はとても根が深いことがわかると、複雑怪奇な解決方法でもいいから何とか考え出す」

しかし重要なのは、さらに考え続けること

「問題の根本にある原理原則と、いわばぐるりと一周回って元に戻ったような、実際に機能する美しくてエレガントな解決方法」

製品に何を盛り込むかと同じ集中力で、製品から何を削り落とすかにも心をくだいた。

「人が地上にいられる時間は短いものです。本当にすごいことを、本当にうまくやれるチャンスなんて、多分わずかしかありません・・・・だから若いうちに、たくさんのことを成し遂げなければならないという気がするんです」

スカリー夫妻を自宅の朝食に招いたとき、自分が生き急ぐ理由を打ち明けた言葉。

「ぼくは生きている間ずっと、自分の人生という糸とAppleという糸が互いに見え隠れしながらタペストリーのように織りなしていければと願っています。何年かぼくの姿が見えなかったりするかもしれませんが、きっとまた現れます」

Appleと言うか者との関係について

「なんであれ大きな意味のあることをなしとげたいなら、トンネルの中にいて出口しか見えないように、そのことだけを考えていなければならない」

NeXT時代に語った言葉

「ぼくは駐車場で車にキーを差し込んだが、ふと思ったんだ。もしも今夜が人生最後の夜だとしたら、仕事の会議に費やすだろうか、それとも、あの女性と過ごすだろうか?
それで、駐車場を突っ切って彼女に駆け寄り、ぼくとディナーはいかがですかと聞いたんだ。はい、と返事があって、ほくたちは食事に行き、それからずっと一緒にいるわけさ」

ローリーン・バウエルとの出会いについて

「自分の中でスイッチが切り替わった感じで、これまで自分にあると思っていなかったような気持ちを溢れんばかりに感じることができるんだ。話に聞いて想像していたどころじゃなく、もっとずっと深いんだ」

長男リード・ポール・ジョブズの誕生に対して

「いいかい、死ぬときに一番の金持ちになっていることが目標じゃてないんだ。そんなのは、ぼくの目標じゃない」

1994年に雑誌「ローリングストーン」のインタビューで、ゲイツがAppleのテクノロジーをまねたソフトウェアで成功したことについて聞かれて。

「ビル、この会社を支援してくれてありがとう。おかげで世界が少し良くなると思うよ。」

マイクロソフトによるAppleへの支援たいするお礼の電話で。

「ときおり、純粋なものに出会うことがある。精神や愛の純粋さにね。そういうときには、いつも泣いてしまう。いつだって心に染みて、ぐっときてしまうんだ。あれもそういった純粋さに満ちていて、決して忘れられてい」

「シンク・ディファレント」キャンペーンに関して。

「デザインとは、人が作るモノの核心にある魂で、それが自分自身を表現しようとして次々に外側へと形をなしていき、最終的に製品やサービスになるんだ」

デザインについて

「17歳のとき、誰かに言われたんだ。毎日を人生最後の日だと思って生きろ、いつか本当にその日が来るから、とね」

つねに死が先にあると意識して生きることが、もっとも重要なことに集中することを意識させたという。
ローリーンとの出会いのときにもこの考えをもとに行動している。
ジョブズを突き動かした哲学だろう。

「人はよく、集中するとは、集中しなければならないものにイエスと言うことだと言うが、それはまるで違う。集中するとは、ほかの100個の優れたアイデアにノーと言うことなんだよ。そのくらい注意深く選びぬかなければならんのだ」

Appleの開発のプロセスは承認よりも却下のプロセスである。

感想など

毎年だいたい同じ時期にiPhoneの新製品が発表されます。
この毎年秋に新製品発表というペースが続く限り、今後も僕は新iPhoneの発表とともにスティーブ・ジョブズを思い出すことになるでしょう。

また、そうあって欲しいと思ってもいます。
ジョブズの命日の時期に必ず新製品の発表が1つあってもいいのではないかと。

さて、今回『スティーブ・ジョブズの生き方』から、印象的なスティーブの言葉をピックアップしてみたのですが、一貫して感じたことは

「人生は短く、人はみな、あっという間に死を迎える」、だから本当に大切なことに集中しなければならない

ということでした。

彼の人生はそれほど長くはありませんでしたが、世界に与えてインパクトは歴史上のどんな発明家にも引けをとらない成果を残せた理由はこの哲学にあるのは間違いないと思います。

自分は今、自分の人生にとって本当に大切なことに集中できているか?

常に問いながら生きていきたいと改めて感じました。

もうすぐ彼の4回忌ですね。
すばらしいデバイスを残してくれたことに感謝し、ご冥福をお祈りしたいと思います。

目次

はじめに 3つの物語
第1部 旅こそが報酬
第2部 真のアーティストは出荷する
第3部 最後にもう一つ・・・・

関連書籍

スティーブ・ジョブズの伝記では一応こちらが正式ということになっています。

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