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”水野まとめ本”の明日からではなく今この瞬間から使えるポイント!【紹介】水野俊哉(著)『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』TOブックス

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おはようございます、一龍です。

今日は水野俊哉さんの新刊のご紹介。
水野さんお得意のビジネス書の”まとめ本”ですが、その使い方、楽しみ方のポイントを書いてみました。

 

はじめに

先日、水野俊哉さんの新刊、『トップ1%のサッカー選手に学ぶ成功哲学』を紹介したばかりですが、
同時期にもう一冊発刊されています。

それが本日ご紹介する本なのですが、実はこちらの作品の方が水野さんらしい作品。

というのも、水野さんは数千冊のビジネス書を読み、そのエッセンスをまとめるということに長けた方で、成功本をまとめたデビュー作以来、数々の”まとめ本”を世に送り出しています。

そんな水野さんにとってはまさにホームグランドの作品が今日ご紹介する本です。
使えるビジネス書の99冊のエッセンスがぎっしりで、明日どころか今日から、読んだ瞬間から使える内容となっています。

なお、書評の書評はできないので、本記事では『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』の使えるポイントを紹介していきます。

『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』の使えるポイント

 

★シンプルなフォーマットで99冊の名著のエッセンスを紹介

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これぞ水野作品の真骨頂。
とにかくこれ以上ないというぐらいシンプルなフォーマットでそれぞれの本のポイントをまとめてくれています。

見開き1ページで1冊。

左のページは・・・タイトル、著者略歴、五つ星での「わかりやすさ」「有名度」「お役立ち度」「エンタメ度」の評価ではじまり、「この本を一言でいうと」「この本が名著とされる理由」

右ページは・・・本のポイントを端的にまとめ、その本から得られるもの、その本から得るべきもの、そして著者や作品のエピソードまで、たった1ページにそれだけ盛り込みますかと感心するほど少ない字数でエッセンスを詰め込んでいます。

特筆すべきは右ページのポイントの絞り込みの妙。
”水野まとめ作品”すべてに共通するのですが、本当にポイントの抽出がうまい!

この右ページだけを読んでいくだけで、99冊分の知識が得られます。

★読書ナビゲーターとして

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本書では目次を見ていただければわかりますが、「ビジネス理論」「自己啓発」「経営者・マネジメント」「哲学」「古典中の古典」「投資」の6つのジャンルから構成されています。

およそ、ビジネスパーソンとして知っておくべき必要な知識分野がカバーされています。

なので本書は、自分がビジネスシーンで直面した問題で、本を読まなければならない状況になった時に、本書を開けば自分が今読むべき本は何かを知ることができるというビジネス書のナビゲーターとして活用できます。

しかも、選書がまたうまくて、『7つの習慣』といった定番中の定番から、比較的新しい本まで、「ええのが揃っとるよ」といった感じでラインナップされています。 

困ったときに開く知恵袋的に使ってもよし、そこで「もっと深く知りたい」と思えば紹介されている本を購入するもよし、本書はあなたのビジネスライフのナビゲーターとなるでしょう。

★読後の内容確認として、読書ノートとして

本は読みっぱなしではいけません、というのはよく言いますよね。
読んだらその内容を実行すること。

ただ、本を読んだ直後は記憶も新しいし、自己啓発書などは感動からやる気がみなぎりますが、時間の経過とともに読んだ内容や感動は薄らいでいくもの。

そうしたことから、本当にいい本は定期的に読み返すことが薦められますが、実際にはなかなか実行できませんよね。

特に読書量が増えれば増えるほど、それは不可能になります。

そこで、本のエッセンスを濃縮してくれている本書を内容確認のテキストとしてみてはいかがでしょう。

その本の内容が1ページにまとめてくれていますから、ほんの1分もかからず内容を思い出せます。

また、読書ノートをまとめていて、それを読み返す人もいるでしょう。
しかし読書ノートは書くのに時間がかかります。

そこで、読書のときに読書ノートのかわりに本書にメモを書き込むというのはいかがでしょう。
内容はすでに水野さんがまとめてくれているので、あとは自分の気になったところを書き加えるだけなので時間も短縮できます。

幸い左ページには余白もありますし。

世界で自分だけの『明日使える世界のビジネス書をあらすじで読む』ができあがりますよ。

★愚直に紹介されている本を全部読む!修行科目表として

最後に、若いビジネスパーソンに提案。
それはここに紹介されている99冊を、順番にすべて読むというもの。

興味があろうとなかろうと、自分の職業と関係があろうとなかろうと、一人前のビジネスパーソンになるための自主練、”修行”としてとにかく読むのです。

ビジネス書99冊ノック!

実際のところ、本書で紹介されている99冊は、すべて読めばかなり広範囲なビジネス上の知識が得られるだけでなく、自己啓発書の名著も含まれていますので、生き方、考え方にも大きな影響を受けるはずです。

また、トップ経営者はかなりの読書家であることが多いので、99冊読んでおけばもしかしたら共通の話題として生きてくる可能性もあるわけです。

「おっ、こいつは若いのに結構本を読んでいるな、自己研鑽しているな」と思ってもらえたらラッキーですよね。

そんな下心からでもいいので、本書で紹介されている99冊をすべて読んでみましょう。
きっと人生が変わると思いますよ。

ちなみに私が読んでいるのは99冊中40冊でした。
まだまだ修行中です。

まとめ

我が家の書棚には「水野俊哉棚」があります。

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たぶん全巻揃っています。

ここ数年、書棚を整理して700冊以上の本を”自炊”しましたが、水野さんの本は全部紙で残しています。

その理由が、今回”ポイント”として書いた内容なのです。

読書好き、特にビジネス書好きで、書評ブロガーなどと名乗っている私にとって、水野さんの本はすごく役立つテキスト。

内容のまとめ方はデビュー作以来参考にさせていただいてますし、多くのまとめ本が「本のカタログ」として重宝しています。

だから、いつでもすぐにパラパラと見返せるように紙の本のまま置いてあるのです。

また1冊「水野俊哉棚」にコレクションが増えるわけですが、最後の最後に書評を書いているブロガーさんに提案。

「うまく本がまとめられない」「ポイントをどう突いていけばいいのかわからない」といった悩みを持っているなら、1度水野さんのビジネス書解説本を参考に読んでみてください。

自分が読んだことのある本の紹介文を読むと、「ああ、ここをこんなふうにまとめてるのか!」と目からウロコ体験できます。

書評って、文章を盛るよりも、いかに削るかですよね。
その辺のうまさが体感できるのが書評ブロガーにとって水野本の醍醐味です。

ということで、読書初心者から読書好きまで1300円で99冊分のエッセンスを楽しめる超お得な1冊。

ぜひあなたの書棚にも。

本書は水野俊哉様より献本していただきました。
ありがとうございました。

目次

はじめに
1 ビジネス理論 Theory
2 自己啓発 Self-Help
3 経営者・マネジメント Management
4 哲学 Philosophy
5 古典中の古典 Classics
6 投資 Investment

関連書籍

こちらの水野俊哉さんの既刊本とあわせてお読み下さい。

 

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