○巻物の第一巻 今日、私は新しい人生を始める。
「私はよい習慣をつくり、自ら、その奴隷となる」」
○巻物の第二巻 今日この日を、私は、心からの愛をもって迎える。
○巻物の第三巻 私は、成功するまで頑張りつづける。
「失敗の頻度は成功の高さに正比例する」
○巻物の第四巻 私は、宇宙最大の軌跡である。
○巻物の第五巻 私は、今日が人生最後の日であると心得て生きる。
「過去は過去として、永遠に葬らしめよ」
○巻物の第六巻 今日、私は、自分の感情の主人となる。
弱者は、自分の思いに支配され、
強者は、自分の思いを支配する。
気分が沈んでいたら、歌おう。
悲しかったら、笑おう。
体調が悪かったら、仕事を倍にしよう。
怖かったら、頭から突っこんでいこう。
劣等感を感じたら、新しい服に着替えよう。
自信喪失したら、少し声を高めよう。
貧しさを感じたら、来るべき富を考えよう。
無力感を感じたら、かつて得て成功を思い返そう。
卑屈になったら、かつて立てた目標を思い出そう。
今日、私は自分の感情を支配するのだ。
↓
自信過剰になったら、失敗した時のことを思い出そう。
贅沢になったら、昔の飢えた日のことを思い出そう。
自己満足に陥ったら、競いあった日のことを思い出そう。
自分の偉大さに酔いしれたら、恥辱の瞬間を思い出そう。
自分が全能だと感じたら、風が止められるか、試してみよう。
巨富を得たら、飢えた人がいることを思い出そう。
尊大になったら、無力だった時代を思い出そう。
自分の技が、誰にも負けないと感じたら、星を見上げてみよう。
今日、私は自分の感情を支配するのだ。
○巻物の第七巻 私は、世間を見て笑う。
「これも、いずれは過ぎていくものだ。」
○巻物の第八巻 今日、私は、自分の価値を百倍にする。
私は、低すぎる目標設定をするという、恐るべき過ちを犯さない。
私は、失敗者がやろうとしない仕事をする。
私は、常に、手の届く範囲において、手を広げていく。
私は、市場における自分の業績に満足することはない。
私は、一つの目標が達成されれば、さらに、より高い目標を設定する。
私は、常に、次の一時間が、今の一時間より高い業績を上げるよう努める。
私は、常に、自分の目標を世間へ宣言する。
○巻物の第九巻 私は、今、直ちに行動する。
今こそ、その時である。こここそ、その場所である。そして、私こそ、それを受け取るべき人物である。
○巻物の第十巻 私の祈りは、導きを求めての祈りである。
「もし成功しようとする決意がかたければ、失敗で挫けてしまうことはけっしてない」
■題名からセールスマンのための本に間違えられそうだが、非常にシンプルで読みやすい内容の成功哲学の名著。
残念なのは値段が高額なうえ、絶版?でしょうか。
■習慣を自分でコントロールできることこそ成功のキーポイント。