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このメソッド、使えます!【紹介】奥野 宣之(著)『新書3冊でできる「自分の考え」のつくり方』 青春出版社

こんばんは、最近新書もできるだけ電子書籍で買っている一龍(@ichiryuu)です。

さて今夜は、当ブログでもおなじみ、オッ君こと奥野宣之さんの本をご紹介。
以前出版された本の新書化リメイク版ですが、あらためて本書のメソッド、使えます!

【目次】
はじめに
序章 できるビジネスパーソンは、新書をこう使う
第1章 ロングセラーがある、多岐にわたるテーマ・・・、だkら、新書を読みなさい
第2章 奥野式「ザッピング術」のすすめ
第3章 新書3冊で「自分の考え」をつくる!
第4章 探す・選ぶ・買う・使う・・・、新書を活かす13のワザ
付録 実践!「自分の考え」はこう練り上げる!
おわりに

【ポイント&感想など】

本書は2009年に出版されたこの本、

を、改訂・増補したものです。

ポイントは以前の紹介記事、

参考記事

www.s-ichiryuu.com

を参考にしていただければと思いますが、簡単にいうと本書の主張の面白い点は、情報の入り口を新書3冊に絞るという点。

すなわち、
自分が知りたいテーマについて、ロングセラー最近出版されたもの、そして入門書の3冊。

これらを比較してエッセンスを抽出し、それをベースにして自分の考えを構築するというメソッドです。

今回あらためて出版されるにあたって、大きく改訂・増補されているのは、3章に新書3冊を読み終わってからの「自分の考え」をつくるための思考法を順序立てて説明してくれている部分。

IMG_2557_convert_20130223142654.jpg

そしてもうひとつ増補された付録の実践編では、実際にテーマを決めて、そのテーマに沿って新書3冊を選び、自分の考えを構築するまでをシュミレーションしてくれています。

ここまで丁寧にメソッドを公開してくれて、しかも新書化でお値段ダウンですからかなりお得ですね。

さて、今回本書を紹介するにあたり再読(?)したわけですが、改めてこの方法魅力的だなと感じました。
一時期、雨後の筍のような新書レーベルラッシュがありましたが、今は落ち着きました。
「何でもかんでも出版してしまえ!」的なノリから、新書本来の役割である、”専門分野の入門書”と”広範囲の分野への対応”という存在価値が帰ってきているような気がします。

また、何より値段が安い。
大体が1000円以内で買えるし、電子書籍ならさらに安い。
電子書籍版は、まだまだ数が少ないものの、500円くらいで買えるセールものもあり、昔の文庫本の値段の感覚(文庫本も最近高いですよね)で買えます。

これぐらいの値段が定着してくれたら、電子書籍版の新書3冊買って、単行本1冊の値段というかなりのお得感がでますね。
これから電子書籍がどんどん普及していくと、奥野メソッドはさらに魅力アップしていくと思います。

難しい専門書が必要なく、短時間でお財布にも優しく、それでいて自分の考えをもつことができるこのメソッド。
特に若いビジネスパーソンにおすすめです!

本書はアップルシード・エージェンシーの宮原様より献本していただきました。
ありがとうございました。

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