本を耳で読む Amazon Audible 30日間無料体験キャンペーン実施中

そうだったのか!と納得【モテ】ヒロN(著)『女の子の取扱い説明書』 無双舎

おはようございます、女心って複雑だなぁと思ってしまう一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、男にはなかなか理解できない女心を理解するための入門書的存在の本をご紹介。

当ブログ的には「いかがなものか?」と感じてしまう表紙ですが、中身はなかなかまじめに女性心理を解説してくれる良書でございます。

 

【目次】
はじめに
女の子をひとくくりにしてしまうことが、そもそもの間違い
女の子は外見で好きになる。男子の君がそうであるように
女の子は男子の何倍もモテたがっている
女の子は絶対平和主義
イイヒトでいいじゃないですか。イイヒトから始めよう
ベタでわかりやすいキャラになること
女の子との会話は、女の子に喋らせることがポイント
メールは、女の子を口説く手段にはなりません
女の子は、男子のプライドを全然理解しない
女の子はつるむ。男子はつるまない。
女の子の「優しい人」を聞き流してはいけない。それは女の子の本音です。
デート代くらいは男が気持ちよく払う
かと言って、『猫かわいがり』されても女の子はうれしくない
女の子に男子の冗談は通じない
女の子はコンプレックスの塊である
基本、女の子は男子を不真面目だと思っている
アッシー、メッシー、ミツグ君になってはいけない
女の子が、怒り出すのには理由がある
女の子は、男子の趣味に全く興味がない
女の子は、華やかなことに憧れる
基本、選ぶのは女の子の方。ということ
失恋を、過度に怖れてはいけない
女の子は、男子に真面目と不真面目の両方を求めだがる

【ポイント&恋愛メモ】

★女の子は外見で好きになる

 外見に自信のない人は、そのひとことで、絶望的な気分になってしまうかもしれませんが、女の子は、まず、外見にほれます、外見が好みに合わないと、まずなびいてはくれません。これは基本的な原理です。<中略>
 女の子は男子の何倍も何倍も外見を気にします。自分も外見で評価されているし、男子も外見で評価します。
 あなたが理不尽だああ、とか、男は外見じゃないよ。とか口を尖らせてみても、これはどうしようもない事実なのです。

★女の子は絶対平和主義

 だから、女の子と会話する時に、その子のいうことが間違っているなぁ、と思っても「それは違うよ!」などと否定の言葉は使わないほうが懸命です。極論すると、女の子は、会話の内容などは、どうでもいい、と思っているのです。正しくても正しくなくても、どうでもいいのです。
 だから、女の子と議論をして、理屈で言い負かしても何にもいいことはありません。この人とは共感できない、と敬遠されるのがオチでなのです。
 この女の子の「絶対平和主義」を理解し、尊重してあげることが、女の子とのコミュニケーションの重要ポイントです。

★ベタで分かりやすいキャラになること

 冗談のような話ですが、外見と中身がベタにわかり易いほど、安心して近づいてくる女の子が出てくるものなのです。一番最悪なのは、外見と中身がとっちらかっていることです。バカバカしいと思う人もいるかもしれませんが、本当の話です。柳沢慎吾そっくりなのに真面目で暗い。太っているのに神経質で細かい。やせっぽちなのに態度がでかい。小男なのにのんびり屋。本当は、そんな意外性がある方が面白いのに、女の子はそうは思いません。訳のわからないやつということで敬遠してしまいます。

★メールは、女の子を口説く手段にはなりません

 メールというのは、女の子と仲良くなるためには、有効な道具ではありますが、唯一絶対の手段というわけではありません。あまりメールに頼ろうとしないことです。内気な男子が犯しがちな誤りですが、メールで告白したり、メールで、自分のアピールをしようとする人がいますが、それは誤りです。直接顔を合わせないから気が楽なのかもしれませんが、そんなことでは、あなたの気持ちは届きません。
 直接会って仲良くなる。気持ちを伝える。これが基本です。

★女の子の「優しい人」を聞き流してはいけない。それは女の子の本音です。

 「理想のタイプは?」女の子に聞くと、女の子はたいてい「優しい人」と答えます。<中略>これは適当なごまかしの言葉でもなんでもありません。これは、女の子たちの本音の声なのです。<中略>
 (女の子のいう)「優しさと」とは、女の子のご機嫌を取ったり、贅沢をさせたりすることではありません。ヴィトンのバッグを買ってあげることでもないのです。
 「優しさ」とは、女の子の話しを真剣に聞いてあげることである、ということです。

★『猫かわいがり』されても女の子はうれしくない

 まず、女の子に以上に気を使うことは、この際やめることです。デート中、相手を気遣うセリフは1回か2回。しかもさり気なく言わなくてはいけない。一方的にこちらが尽くすんじゃなくて、一緒に楽しむ態度でのぞむこと。つまり、「楽しい?楽しい?」ではなくて「楽しいねぇ、君はどう?」が正解、ちょっとした言葉遣いの違いに過ぎないようですが、これがとっても大事なことなんです。

★女の子はコンプレックスの塊である

  よく、女の子と打ち解けようとして、女の子の容姿のことで軽口を叩く男子がいますが、もうこれは完全にアウトです。「僕は外見じゃなくて、君の中身にほれたんだよ」みたいな言葉もダメです。ブスだなんだ、というのは論外ですが、きれいだ、かわいい、というホメ言葉も、うっかり、迂闊に使うと逆効果になりかねません。そこに実がなければ、女の子は、これはただ機嫌を取るだけの嘘だと、捉えがちだからです。女の子の外見、容姿に対する真剣度は、男子の想像をはるかに超えるところにあるのです。
 女の子の容姿には、あまり触れない方が、賢明です。男には、所詮、女の子のコンプレックスの深さは理解できないのですから。

★女の子は、男子の趣味に全く興味がない

 恋愛初心者の人が陥りがちなあやまちは、女の子に、自分の趣味や好きなことをわかってもらおうと、一生懸命アピールしてしまうことです。<中略>多くの場合、その努力は徒労に終わってしまいます。それどころか、逆効果です。まず、女の子は、男子の趣味に興味を持ちません。それどころか、反感を持つことが多いのです。特に、女の子にモテない人の趣味は、十中八九女の子には受けません。なぜなのでしょう。それは、男子の趣味の多くは「物由来」なのに対し、女の子の趣味は「人由来」だからです。

【感想など】

本書は2010年に出版され、同年に出版社様より献本をされていたものの、装丁があまりにもあれなので積ん読状態になっておりました。

が、読んでみると外見とは違ってなかなかの良書。
「モテ本」というよりは女性心理の解説書。
文字どおり、女の子理解のための説明書でございます。

著者は元メイド喫茶オーナーをされていた方。
お店の女の子と男性客を観察して書かれた本書は、ある意味「モテない男のダメだし」としても読むことができます。

結局モテない男とは女の子の考えていることがわかっていない人のこと。
かくいうワタクシも、いい歳したオッサーンですが、本書を読んで目からウロコのオンパレードでした。

たとえば、何で女の子とはかくもつるむものなのか?
何をするにも友達と一緒。
鬱陶しくないのか?と思ってしまうのですが、本書の女の子は絶対平和主義という解説ですべてが理解できました。

「なかよしでいる」というのが絶対的価値なのですね。

また、価値と言えば、趣味に関しての、男子は「物由来」、女の子は「人由来」というのも目からウロコ。

女の子は男子の趣味に興味を持たないだなんて、ワタクシ学生時代には彼女を甲子園球場につれていってタイガースを応援していたのですが、単にワタクシの趣味につきた会ってくれていただけだったんだ・・・。

それに、デートのとき、あれやこれやと気を使っていたのも、あまり意味がなかったなんて・・・。

といった、男の勘違い的な気づきをたくさんいただける本なのです。

そして、女性を誘うテクニックも初級段階ながら少々登場。

なるほど、メールアドレスってそうやって聞けば自然に教えてくれるのか!と、今更知ってももう遅いワタクシですが・・・。

また、「キャラと外見を一致させる」というのも、ワタクシはまるで駄目男。

自分では整合性があると思っていたのですが、本日職場の女性陣に確認したところ、ワタクシのゴッツイ外見からは「読書好き」「文具好き」そして「愛犬家」というキーワードは全く浮かばないらしく、ひたすら体育会系の武闘派だと周りからは思われておりました(なんで?)

これは外見に中身を会わせるべきなのか?それとも中身に外見を会わせるべきなのか・・・

ともかく、

独身の、それも学生の時に読みたかったなぁと、本書を読み終え、遠い目をしてしまいました。

ワタクシのようなオッサーンになってから後悔しないように、若い独身男性諸君。
どうも女の子の心理がよくわからない、理解できないと嘆いているなら本書を読んでみてはいかがでしょうか。

いま、紙の本は在庫切れのようですので、Kindle版がおすすめです!

本書は無双社様から献本していただきました。
ありがとうございました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA