おはようございます、２２時には電池切れ、２３時には白目向いて寝てしまう早寝早起きの一龍（@ichiryuu）です。
今日はあの『夢ゾウ』のガネーシャのモデルになった、インドネシアのウルトラ大富豪が書いた成功本のご紹介。
ぶっ飛んでるアニキの成功哲学、それは意外にも浪花節なものでした。
【目次】
この本、目次がない・・・（笑）
全編アニキ節です！
【ポイント&レバレッジメモ】
★つながり・ご縁・絆
「つまり、それを相手に感じさせるんやて。『相手を自分ごとのように大切にする心』を持ってな、それで、相手に関心を持って質問するから、相手だって「この人、俺を大切にしてくれとるんや」と感じて、相手も自分ごとのようにこちらを大切にしてくれるんやろ。ようするにや・・・『相手を自分ごとのように大切にする心』こそが、＝『つながり』というものだったり、＝『絆』というものだったり、＝『ご縁』というものだったり、するわけなんや」＜中略＞
「なぜ『相手を自分ごとのように大切にする心』が最も重要か？それはな、『自分がそうなら、人もそう』なんやて。『自分がしたいことは、人もしてみたい』んや。「自分が欲しいものは、人も欲しい』からなんやて、わかりますか？『多くの人が、おんなじ思いを持っている』ということなんやて。せやからな、なんでもかんでも、他人ごとではなく、自分事として、必死のパッチで共有してかかるんや」
⇒ 一番大切なのは「相手を自分ごとのように大切にする心」
★お金の使い方
「相手を大切にする心はな、後輩だけではない、『神様』の心にも届いてるんやて」
アニキは、完全に、ニッと笑った。
「『人のためにお金を使い続ける』人間を神様が見捨てるやろか？あ～、せやないなぁ。もし俺が神様なら、そんなええやつ、絶対に見捨てないで。そしたら、神様やったら、そんなええやつ、どうしたる？」＜中略＞「そんなええやつ、神様ならな、豊かにしてやるに決まっとるで、大富豪にしたるに決まっとるがな。せやろ？せやからな、いっちゃん。『人を豊かにすること』、『人のためにお金を使い続けること』を繰り返すべきなんやて。そっちの方が人からも目立つしな・・・、それにな、神様、絶対に見てるんやて」
⇒ 相手のために、お金を使い続ける
★童心
「自分の『童心』とか『好奇心』を大切にするんやて。いろんなことに興味を持つ。『そんなことは大人がすることではない』なんてな、大人ぶってはいけないんや。童心を大切に温存し続けているというのは、元気やし、覇気があるし、人に好かれるんやて。童心がない大人にはな、やっぱり成功もないんや」＜中略＞
「童心があると『目がキラキラ、生き生きする』んやて。そんなやつ、ごっつい、さわやかやろ？せやからな、自分の『目』が、今、キラキラしてますか？ってことやねん。のう？」＜中略＞
「自分の『童心』を取り戻すんやて。それがな、今の自分を変える、ごっつい起爆剤やねんて」
⇒ 自分の「童心」を取り戻せ
★仕事で生き残る人
「『合理化』というのはな、いっちゃん。必要なことではあるが、やりすぎはアカンのやて。せやけどな、『合理化』をやりすぎてしまったあまりな、すべて、分けて、区別してしまって、『人情』とか『愛情』とか『友情』とか『同情』とかな、日本人にとって大切な、『情』という漢字がつくものが、仕事からも家庭からも、希薄になってしもたんやな」
「あのな、いっちゃん。手間ひま。つながり。ご縁。絆。匠。義理。人情。そういった『人間味』を持つことが大事なんや。『人間の味』やな。合理化には『人間の味』がないやんけ。そのためにはな、やっぱり、利益第一の『合理化』をよしとせず、『相手を自分ごとのように大切にする心（＝つながり・ご縁・絆）』を持って、行動することやねんて」＜中略＞
「義理と人情と職人技で仕事するねんて。『合理化』で仕事したらアカンのや」
⇒ 仕事で生き残る人の条件は、義理と人情と職人技
★稼ぐ
「稼げてないのなら、お金を貯めることに意識を置くのではなく、まずバコーン稼ぐことに意識を置かなければならんのやて。ようするにな、お金に関してはオフェンス（攻撃）が重要なんや」＜中略＞
「オフェンス（攻撃）でごっつい稼いでしまえばな、貯金とかのディフェンス（防御）にそれほど力を入れんでもええんやて。せやから、ベストなバランスはな、『オフェンス７：貯金などの力が３』なんや」＜中略＞
「それでや・・・、どうやって『お金を稼ぐ７』の力を持つか・・・、ようするに、どうやってガッツリ稼ぐのかという方法はな・・・」＜中略＞
「『１日１４時間以上』働くということやねん。それができないのなら、成功はないんや」
⇒ １日１４時間以上働きまくる
★生きる目的
「それはな・・・、自分が生きている間に、自分のところで頑張ってな、少しよくして次の世代にタスキを渡さなくてはいけないんや」
「せやからな、オレが、次の世代が良くなるように伝えるタスキはな、『日本人の原点を取り戻すこと』やねんて。これがなくなったら、日本人でなくなってしまうんや。本当に、世界に誇れるな、『和をもって貴しとなす』、やさしい日本人を、『相手を自分ごとのように大切にする心（＝つながり・ご縁・絆）』を持った日本人を、取り戻さなくてはならんのや」
⇒ 生きる目的は、少し良くして次の世代に伝えるため
【感想など】
実はワタクシは隠れアニキファンなのです。
その証拠に、２００９年に発売されたアニキ本
参考記事
この本で衝撃を受けて、激プッシュ！
そしてその続編として出版された
参考記事
この本も、間髪入れずに当ブログで紹介し、激プッシュしたのです。
ところが、ブログでの反応はさんざん。
弱小ブログということもありますが、アソシエイト的には全然という結果に、
「ベストセラーにならんかったら、日本も終わりや」
というアニキの言葉に激しく同意してしまいました。
内容的にも、キャラ的にも、そして何よりアニキの表現がバケラッタ級に面白いのだけども、時期が早過ぎたのか？インパクトがあり過ぎたのか、多少の胡散臭さも手伝って（？）、あまり世間受けはしなかったようです。
ところが今回のアニキ本の出版！
なんと今度は兄貴自身の執筆による出版ではありませんか！
早速読ませていただきました。
クロイワさん執筆の前シリーズでは、とにかくアニキのハチャメチャな言動が際立っていて、インパクトが強過ぎたのですが、今回はわりとおとなしめのテイスト。
他者か本人かの視点の違いでしょうが、さすがにご自身による執筆ですので、アニキの本当に言いたいことが全面に、それも繰り返し繰り返し、大事なことやから”伝える”ぞ！という意気込みが感じられます。
さて、言動も資産もぶっ飛んでいるアニキの成功哲学。
これ、意外にもすごく泥臭くて浪花節的なものなのです。
本書は４００ページを超える分厚さで、アニキの「２５の教え」がこれでもかと語られているのですが、突き詰めていくと
１. 自分の回りの人を大切にすること
２. めちゃくちゃ働くこと
３. 継続すること
この３つに凝縮されます。
中卒、暴走族あがりの世界的な大富豪という得意な経歴から、「何か金持ちになる裏技があるんじゃないか」と期待している人には肩すかしを食らってしまうはずです。
特に若い人には。
でも、これ、ワタクシよくわかる。
ある程度年配になってくるととても納得してしまうのです。
結局成功に近道なんてないのです。
本当に必死になって働いて、人のために尽くして、その”人のため貯金”が満期になったときにジワジワ利子が返ってきて、その利子をまた”人のため貯金”すると、福利で利子がついてくる。
そんな感じで成功曲線というのは上がって行くのだと思うのです。
それを、ワタクシのような田舎のただのオッサンが言ってもまったく説得力ありませんが、アニキが言うと心にしみる。
しかも、キャラが面白いから余計に伝わってくるのです。
たぶん、日本人の中卒で現場たたき上げでお金持ちになった人では、こういう説得力があるのは斉藤一人さんとアニキぐらいでしょうね。
いずれにしても、アニキの成功哲学にワタクシ大賛成&大共鳴です。
いま、日本が変な方向に進んでいると感じていらっしゃる人は多いと思います。
昨今の国会を見ていたら特にそう思いませんか？
国会議員の言動を見ていると、結局この人たちには国民の苦悩を自分事として考える能力がない、と思ってしまうのです。
アニキが言うとおり、今こそ「原点に帰る」「日本人の良さを顧みる」ということを本気でしなければならない時期だと思います。
「自分ごと」ととして、人様のことを考える日本人の良き伝統を、そしてそれを大切にすることを、本書のアニキ節を読んで思い出しませんか。
きっと多くの方が、アニキ節に共鳴したら、日本は変わると思います。
そして、豊かにもなるんじゃないかな。
すべての悩める日本人に。
【関連書籍】
クロイワさんによる前出以外のアニキ本３冊を記載しておきます。
【管理人の独り言】
本書中には夜食にラーメンを食べるシーンが再々登場するのですが、そのなかで気になって仕方がないラーメンがありました。
富山のブラックラーメン！
検索したら、多分これ？ですかね。
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久保田麺業 富山ブラックラーメン 誠や(大) 420g () 久保田麺業 |
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お試しセット富山ブラック黒醤油らーめん「黒」4食入り () 麺家いろは |
ブラック？
スープがブラックなのかな？
麺類みな兄弟のワタクシは、かなり食べてみたい気持ちMAXです。