こんばんは、この秋にドーンとAppleの新製品が登場して、どれもこれも気になって仕方がない一龍(@ichiryuu)です。
さて、すでに12月号が出てしまったのが、今月中にどうしても紹介したかったので今夜は「Mac Fan」11月号の紹介です。
【ポイント&感想など】
本当はもっと早くに紹介したかったのですが、諸事情により12月号が登場してからの紹介となってしまいました。
が、紹介のタイミングを逸してしまったとはいえ、それでも紹介したいのです。
なぜなら、10月はジョブズの命日月。
そして、「Mac Fan」もジョブズを偲ぶ特集を組んでくれているからです。
まずは本誌の第2特集から。
ジョブズが亡くなってからのAppleファンの関心は、Appleがこれまでどおり革新的な企業であり続けることができるのか?という点だと思います。
今のところ、クック氏の経営手腕とジョブズが残したロードマップとでAppleは順調そのものですが、最近の新製品の情報の漏れ具合や、既存の製品のバージョンアップばかりで画期的な新製品が登場しない状況、さらにはジョブズが拒否してきた株の配当開始やiPadミニの登場などは、なにかしらAppleの異変を感じさせるものでした。
正直ちょっと心配ですね。
さて、特集後半は、松田順一氏(Macテクノロジー研究所主宰)と小林正明氏(Mac Fan編集長)によるジョブズ本放談です。
ジョブズファンの書評ブロガーとしては気になります。
ワタクシも一体どれくらいジョブズ本が出版されているのかしらなかったのですが、なんとすでに国内で70冊を超える本が出版されているそうです。
これだけ出されていると、これからジョブズを知りたいともっている方は何を読んだらいいのかわからないでしょう。
この特集では、ジョブズを知るための良著を厳選して紹介してくれています。
で、真っ先に思い浮かぶのがこの本。
ですが、松田氏は ”当たり障りのない「伝記」”とバッサリ。
お二人ともがオススメしたのがこちらでした。
確かにこの本はジョブズ自身のことにも触れていますし、Appleのビジネスいついても知ることができる良書だと思います。
さて、今号をどうしても紹介したかった理由は、この付録でした。
ジョブズファンならぜひ手元においておくことをお勧めします。
内容は・・・
まず巻頭はカラーグラビア。
最初のページはジョブズが亡くなった日のクパチーノ市Apple本社からの景色。
ワタクシはじめて知りましたが、その日、こんな虹がかかっていたんですね。
昔、Appleのマークはレインボーカラーの時期がありました。
それを思うと何ともドラマチック。
若い頃のジョブズ。
ハンサムでしたよね。
年代順にジョブズのポートレートが掲載されています。
スカリートの蜜月期、ネクスト時代、そしてApple復帰時期。
なかでも印象的なのがこの写真。
この番組(D5カンファレンスでのゲストトークショー)はいまでも時々YouTubeで見てしまうのですが、なんか不思議な感じがします。
長年のライバルであり、戦友でもある何もかも対照的な2人がPCの未来について語る、夢のような時間です。
また、話している内容が当然ながらやっぱりすごい。
「ポストPC」時代について語っているのですが、2007年に収録されたこの内容、今我々が読むとこの2人には未来が見えていたんだと驚愕します。
この付録にはこうしたジョブズが受けたインタビューや対談、講演の内容が和訳されて収録されているだけでなく、なんと英語の原文も掲載されていて、
さらにさらに、その音声データや映像も見ることができるサイトのURLも紹介してくれています。
これは永久保存版としてジョブズファンならぜひ手に入れてください。
【管理人の独り言】
iPhone5、iPod、iPad、iPadミニ、iMac・・・
Appleさん、秋に一斉に新製品を出すのは勘弁してください。
ムリですから・・・
iPhoneは来年、iPadは再来年の買い替えとなりそうです(涙)