発売当時、近所の本屋では全て売り切れで入手できず。
今更感もあるのですが、とにかくワタクシの様な非ネイティブで英語を勉強しようとする者にはすごく参考になる特集だったので、自分のメモ代わりに記事にしてみました。
オススメ教材も満載です。
P.40 【図解】非ネイティブの英語(=グロービッシュ)が世界の共通語になる
P.42 INTERVIEW ジャン=ポール・ネリエール “グロービッシュ”提唱者
「1500語だけで世界とコミュニケートできる」
P.44 グロービッシュの5つのポイント
実践 オバマ大統領の就任演説をグロービッシュにしてみたら…
P.46 グロービッシュ習得のための7カ条 船川淳志 グローバルインパクト代表パートナー
P.48 <日本企業> 海外経験なくても大丈夫 私の学習法を教えます
キリンビール/楽天/日本板硝子/富士通/JT/武田薬品/三菱重工
P.54 INTERVIEW 勝間和代 経済評論家
「明確なゴールを決めると、ビジネス英語は上達します」
P.56 人気講師が伝授 「TOEIC800点」を3カ月で取る方法教えます
P.60 <外資系企業> ボスや同僚は外国人、私のサバイバル英語術
イケア・ジャパン/バイエル ホールディング/ネスレ日本/インテル
P.64 INTERVIEW 中村修二 カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授
P.66 カリスマ講師・安河内哲也氏が薦める 本当に役立つ勉強法と教材
P.70 英会話&リスニングを低コストで学べるサービス
P.72 中国、韓国の英語達人たち
[上海] 成功を手に入れた商社マンの丸暗記学習法
[北京] 小林克也もびっくりラジオ局DJの「英語は物まね」
[ソウル] 生活を英語漬けにしたフォーブス誌記者
P.80 INTERVIEW 私と英語
鴻上尚史 演出家、 松本 大 マネックスグループCEO 内永ゆか子 ベルリッツインターナショナルCEO
P.82 グロービッシュの1500基本単語
【ポイント&感想など】
かなりボリュームがある特集です。
ですが、大まかにまとめるとこの特集のポイントは3つかと思いますので簡単に自分のメモがてら紹介。
■グロービッシュ
★【図解】非ネイティブの英語(=グロービッシュ)が世界の共通語になる
「ブロークンイングリッシュこそ世界の公用語」
グロービッシュとは、元IBMのビジネスマンであるフランス人のジャン=ポール・ネリエール氏が、ビジネス用に開発した簡易英語。
必要な語彙は1500語、構文はシンプル、複雑な文法や発音も要らないため、1年程度でものにすることができる。
★INTERVIEW ジャン=ポール・ネリエール “グロービッシュ”提唱者
「1500語だけで世界とコミュニケートできる」
Q:英語に苦労している日本人にアドバイスはありますか?
二つあります。初めに、あなたの専門的技能、スキルに自信を持つということです。あなたが企業に提供できる価値とは、英語力ではなく、専門技能なのです。英語について過度に心配する必要はありません。
もう一つは、グロービッシュを国内で普及させると同時に、日本語を学ぶ外国人の数を増やすということです。日本は長い歴史と興味深い文化を持つ国です。その素晴らしい文化の理解を深めるパイプ役となるのが日本語です。
グロービッシュというのは初めて知りました。
よく英語学習本では「完璧な英語を目指さない」とか、「中学英語で十分」といったことが言われますが、まさしくグロービッシュはそれを体系化したもの。
日常の会話や業務ならこれで十分かもしれませんね。
試しに本特集に掲載されているオバマ大統領の就任演説のグロービッシュ版を読んでみましたが、これはわかりやすい。
なお、この特集の最後のページに“グロービッシュの1500基本単語”が掲載されていますのでチェックしてみてください。
ちなみに、グロービッシュ提唱者、ジャン=ポール・ネリエール氏の著書はコチラ
■非ネイティブの英語勉強法
本特集の目玉はこれでしょう。
“非ネイティブ”ということで、帰国子女でない人たちが何を使い、どうやって勉強して英語をモノにしたのか。
そこが一番知りたいところです。
★<日本企業> 海外経験なくても大丈夫 私の学習法を教えます
まずは海外経験のない日本企業に勤める5人の英語勉強法。
教材や勉強法はそれぞれですが、「日常業務の中で日々英語を使いながら覚える」という共通点が見えてきます。
ここで紹介されているオススメ教材
英会話ペラペラビジネス100 - ビジネスコミュニケーションを成功させる知的な大人の会話術 [CD2枚付]
- 作者:スティーブ ソレイシィ,Steve Soresi,ロビン ソレイシィ,Robin Soresi
- 出版社/メーカー: アルク
- 発売日: 2002/03/16
- メディア: 単行本
★INTERVIEW 勝間和代 経済評論家
「明確なゴールを決めると、ビジネス英語は上達します」
◇「読む」…ウェブで気になる記事を読む。どうしても意味が取れないときだけ辞書を見る。
「聴く」…興味のある分野のオーディオブックを聴く。
「話す」…仕事で使わないなら、英語を話すお友達か恋人をつくる。わからなければ聞き返す。
「書く」…ネイティブにチェックしてもらい、不自然な文章なくす。
おなじみの勝間和代さんですが、そういえばこの方も非ネイティブだけど英語どんとこいという方。
コストから言うと、「英語をやるなら本気モードで。出ないと割に合わない。」というのがいかにも勝間さんらしい(笑)。
★<外資系企業> ボスや同僚は外国人、私のサバイバル英語術
こちらは外資系企業に留学経験なく働く4人の方の英語上達法。
ボスも同僚も外国人となれば、先述の日系企業よりもさらに切羽詰まった状態のなか英語をモノにされた方々。
それぞれの勉強法がすごく参考になります。
ここで紹介されているオススメ教材
★INTERVIEW 中村修二 カリフォルニア大学サンタバーバラ校教授
青色発光ダイオードの発明で有名な中村修二さんのインタビュー。
「英語学習のたまには特に何もしていません」とおっしゃってますが、「大抵はどうにかなってます」とのこと。
まぁ中村さんは大学で英語で講義されてますから謙遜されているのだと思いますが、研究職というのは専門用語さえわかれば一般のビジネスパーソンよりも何とかなるのかもしれませんね。
★中国、韓国の英語達人たち
順番は後先になるのですが、このページも面白い。
中国、韓国の非ネイティブの人たちの英語勉強法が紹介されています。
お国柄の違いはもちろんありますが、英語勉強法は基本的には同じなんだなと再発見させられるコーナーです。
■安河内哲也先生の英語勉強法とオススメ教材
★カリスマ講師・安河内哲也氏が薦める 本当に役立つ勉強法と教材
予備校のCMで「英語なんてやれば誰だってできる!」と力強く励ましてくれている安河内先生のコーナー。
このコーナーは必読です。
音読こそが英語の基本
まず発音記号を絶対覚えないといけません。
発音の正確さとリスニング能力は比例するのです。
などなど、さすがに英語がご専門の先生だけあって、おっしゃることすべて説得力大。
本気で英語を勉強しようと思っているならこのコーナーをまずはお読みください。
もちろん教材・DVD・ウェブなどなども紹介されています。
★英会話&リスニングを低コストで学べるサービス
「ネイティブと話したいけど機会がない」とか、「ある程度自信ができたので力試ししたい」といった方はここで紹介されているサービスやサイトを参考にされてみてはいかが。
【管理人の独り言】
今回この特集を読んでみて、iPhoneやiPodに英会話の教材CDやポッドキャストを入れて移動時間などは“英語漬け”になっていたという方がたくさんいました。
スマートフォンやモバイルPCが普及した今、英語学習をiPhoneやiPadでもっと楽しく効率よくしたいという方も多いのではないでしょうか。
そんな方にお勧めなのがこの2冊
お役立ちアプリ、ポッドキャスト、電子書籍などなど多数紹介されています。