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IT時代の成功本!【書評】勝間和代(著) 『目立つ力』 (小学館101新書 )

 

目立つ力 インターネットで人生を変える方法(小学館101新書)

目立つ力 インターネットで人生を変える方法(小学館101新書)

  • 作者:勝間和代
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/01/21
  • メディア: Kindle版
 

 

久しぶりの勝間本。
IT時代にいかに目立ち、運やツキを自分に引き込むか?

これはネットを使った勝間流成功法則です!

 

【目次】

はじめに

第一章 インターネット・メディアの可能性と威力を知る
インターネット・メディアの主な種類と特徴を理解する
まずは、ブログを始めてみる      他

第二章 ステップ1 Plan 戦略を考える
1.コンセプトを決める
2.目的を決める      他

第三章  ステップ2 Do 表現する
1.実行のために必要な手続きの全体像を理解する
2.使用するネット上のリソースの組み合わせを決める      他

第四章 ステップ3 Check&Action 改善・継続する
1.1エントリーにかける時間は30分以内に
2.“わくわくするようなリターン”を設計する     他

第五章 達人に学ぶ

[座談会]αブロガーヘの道

勝間和代が選ぶ お手本にしたい達人アカウント一覧

おわりに

【ポイント&レバレッジメモ】
 「目立つ力」・・・インターネット・メディアで人生の自由度を上げ、人生を豊かな方向に変えるためのインターネット・メディア活用の力。

◇ 「立体名刺」

具体的には、日々、デジカメで撮った写真をFlickr(フリッカー)にアップし、動画をユーチューブなどにアップ、自分のプロフィルはmixi(ミクシィ)やFacebook(フェイスブック)に登録し、ちょっとしたつぶやきをツイッターに送り、さらにそういったさまざまなコンテンッを自分のブログに統合して、不特定多数の訪問者に見せ、コミュニケーションを行っていきます。

◇ 「目立つことによって、夢を達成しやすくすることが目的」・・・「目立つこと」自体は手段であって、目的ではない。

◇メディアは、1対Nという不特定多数に向けた情報発信と、同じく不特定多数とのコミュニケーションを可能にする戦略ツール

まずは、ブログを始めてみる

いずれにしても、大事なことは「始めてみる」、これに尽きるでしょう。
私のおすすめは、まず、自分のインターネット・メディアの土台となる「ブログ」を開くことです。そして、このブログを自分表現の起点として、さまざまなサービスを補助的に使いながら、自分のオリジナル・メディアを構築していきます。

ブログを作ることは、思考を可視化すること

なぜ、私はブログを作ることを強くすすめるのでしょうか。それは、「ブログを作る」ことが、そのまま、「思考する」ことにつながるからです。つまり、ブログを作るプロセスそのものが自分との会話なのです。漠然とした、私たちの心の中の考えや感覚を、言葉にし、画像を使って、場合によっては音声を使って、自分にも、他者にもわかるように可視化するプロセスが、ブログの記事の作成なのです。

最大の効用は、新しい人との出会い

ブログの開設がもたらす、私たちへの最大の効用は、ブログがなかったら知り合うこともできなかった人たちと出会う中で、すばらしい人間関係が広がっていくことです。自分が学習できること、考えられることは本当に限られているのですが、ほかの人たちと経験を共有していくことで、さまざまな、新しい気づきを得ることができるのです。

成功には、戦略が必要

ここでいう戦略とは、自分の強みや特徴を考え抜き、かつその強みをうまく人に表して、コミュニケーションを行い、人に役立つ技術です。しかも、その戦略は一過性でなく、小さな労力で継続できるものでなければなりません。

◇私が推奨するプログの使い方は、「エッジが効いた、自分表現のためのメディア」なのです。

◇ブログのネタとして大事なことは、書き手と受け手の間に情報ギャップがあるものほど、面白いということになります。

★ Plan
ブログを中心としたインターネット・メディア、5つの戦略
1.コンセプトを決める
2.目的を決める
3.コンテンッ内容を決める
4.読者を想定する
5.差別化を考える

★ Do
戦略を実行するための4つの戦術
1.実行のために必要な手続きの全体像を理解する
2.使用するネット上のリソースの組み合わせを決める
3.内容を詳しく決め、記事を作る
4.具体的な集客を行う

★ Check&Actio
◇ 「細くでいいから、長く続けること」・・・ブログのいちばんの欠点は、「即効性がない」こと

実際に人生が変わるほどのインパクトがブログにより出てくるのは、実は早くて半年、遅いと数年かかるためです。プログとは、自分との対話を行い、自省を促すメディアです。さらに、その対話がほかのユーザーへと広がっていくことで、自分の立体感が表れるメディアです。自分を立体視するためには、一定の時間と、コンテンッの積み重ね、そして、読者とのコミュニケーションが必要なのです。

1エントリーにかける時間は30分以内に

1日のブログに使う最大時間を決めたほうがよいと私は思います。なぜなら、ブログがだんだん楽しくなってくると、どうしても、現実世界を忘れてブログに過度に依存してしまう人も出てくるからです。ブログでちやほやされる自分が本物の自分であり、リアルの自分は借り物だという勘違いを起こしてしまうこともあります。
しかし、ブログはリアルな私たちの「立体名刺」です。リアルの充実や得意技があってこそ、初めて、プログで価値を出せるようになります。

【感想など】
久しぶりの勝間本でしたが、やはり勝間さんの本は本書のようなマニアックでオタク系の本のほうが“エッジ”が効いてて面白いですね。

それに、本書でも書かれているように、勝間さんご自身がネットで世に出るきっかけをつかんだ方だけに、本書で説かれていることは実証済みで説得力も有ります。

で、まずはブロガーとしての本書の感想から書きたいと思いますが、
正直、「なんも考えずにやってきたなぁ」と。
そして、できれば「ブログ始める前にこの本読んでおきたかったなぁ」としばし感嘆。

とにかくすでにブログを始めてる方は必読ですよ。(あっ、もうすでにαブロガーの方は必要ないでしょうが・・)

参考になるところが満載すぎて、今回の【ポイント&レバレッジメモ】では引用するのを控えさせていただきました。(というか他のブロガーさんに教えたくないぐらいツボ!)

特に、 面白いブログを書くための20のルール は秀逸、と同時にワタクシにとっては耳の痛い内容のオンパレード

たとえば

 (1エントリーは)スクロールせずに読める長さで

短いものをどんどん書いていく、これがブログの基本です。 

今のワタクシの書評スタイルでは絶対に無理!

さらに 1エントリーは30分以内に と言われたら・・・・

スキャナーの導入でかなり【ポイント&レバレッジメモ】の部分の作成が早くはなったものの、大体1エントリーに3時間くらいかかってますから(汗)。

でも、もっと簡潔に書くことを心掛けないといけませんね。

それから、人気ブログになるためのいろいろなアイデアも書かれているのですが、
「私の代わりに○○してくれて、ありがとう」ブログを目ざす というのは納得。

ワタクシも一読者として読んでいて面白いのは自分にはできない 「やりたいのだけれど、やったことのない体験ができる」情報 が盛り込まれているエントリーだったりします。

旅行記のブログだったり、プロスポーツ選手のブログだったり。
普段の生活では体験できない、知ることができない、けど興味があるといったエントリーって面白いですよね。

ちなみにワタクシがよく読むブロガーさんの記事で最近一番おもしろかったのが、
「作家とサッカー」の企画で有名な 大志さんのブログ 「大志は現実化する」 の 
【潜入レポ】メイドカフェでにゃんにゃん

そういう世界もあるんだなぁと、感心しきり。
そして大志さんの行動力と勇気に拍手!

大志さん、次はぜひ 膝枕で耳掻きの店 の潜入レポ キボンヌ!

田舎者のワタクシには絶対無理な記事(だってメイドカフェありませんから、あってもいかないけど)だもんな。

逆に田舎者しか書けない記事って魅力的?

今の季節なら「稲刈り奮戦記」とか「松茸捜索記」とか「犬の散歩してたらマムシが出てきた!」とか。都会の人が見たら興味津津?
でも、書き手としては全然萌えません。いやいや、燃えません。

それから書評ブロガーとしてはちょっとギクッとなったのが

著作権使用に関してルール
 ・引用は、引用だとわかるようにし、文章を変更せず、出典を明記する
 ・引用が許される使い方は、自分自身の表現が主、引用は従の関係であること
 ・また、引用の分量は、常識の範囲を超えないこと

これは真面目な話気をつけないといけませんね。
もともと読書ノート的要素があったため特にワタクシ、引用が多いのです。

当ブログがまだパブリックなものではないからいいようなものの、
来年の今頃には月間アクセスが5万を超えてアルファーブロガーの仲間入り、
5年後には東京の高層マンションで本に囲まれて弾言ではなく“断言”しているはずですから、
これから表現方法も変えていかねば(←言うのは勝手ですのでご容赦を)

さらに、

書評ブログを書くために本を読むというのでは、本末転倒なのです。

この言葉は深く胸に刻んでおきたいと思います。

これから書評ブログを始めようと思っている人への忠告としても書きますが、この状態になったら絶対書評ブログは続きませんから。

とにかく長く続けることを第一に。

さて次に、これからブログを始めようという方への感想やらアドバイスです。

本書を読んで深く共感できたのは、勝間さんが繰り返し主張されている “やらないことでの機会損失” でした。

すこしでも「ブログやってみようかな」と思っている方、是非始めましょう。

ワタクシの場合、当ブログを始めて2年と3カ月。
勝間さんほどの劇的な変化はありませんし、まだまだ弱小ブロガーですが、それでも失うものより得たものの方がずっと大きいです。

多少なりともブログを書いてきたことで、作家さんや他のブロガーさんとお会いすることもできました。
まだお会いしたことのないブロガーさんや作家さん、出版社の方ともメールやTwitterでやり取りがはじまったり、こういったおつきあいは、ワタクシがごく平凡な勤め人の生活だけをしていたら絶対になかったはず。

ブログなり、Twitterなり、始めて絶対損はありません。
失ったのはダラダラ過ごしてた時間ぐらいかな。

そして何よりネットのいいところは物理的空間的制約を受けないこと。
つまり田舎者でもチャンスがある。(現にαブロガーの聖幸さんは青森の方ですからね)

これが今までのメディアとは全く違うところ。使わない手はありません。

まずは勝間さんの本を読んでPDCAのPから始めてみますか。

ブロガーは必読!

そしてこれからブログを始めようかなと考えている方、漠然と何か始めたいけど何をしていいかわからない方。

エッジの効いた勝間節に触発されてみるのはいかが?

 

目立つ力 インターネットで人生を変える方法(小学館101新書)

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  • 作者:勝間和代
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2013/01/21
  • メディア: Kindle版
 

 

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  • 作者:勝間 和代
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
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【リンク】

404 Blog Not Found  公言が特権でなくなった時代に -書評- 目立つ力

マインドマップ的読書感想文  2時間で覚える「目立つ力」絶対攻略マニュアル

僕の問題はだれかが解決している  目立つ前の方法論 【目立つ力】勝間和代

女子勉 【書評】勝間和代式、人気ブログの作り方 目立つ力

【管理人の独り言】
今日は土曜日の休日出勤の振り替えでお休みでした。

子供が学校に行ってる間、静かにブログの記事を書いたり、本を読んだり。
たまにはこういうのもいいですね。

あ、あと気になる本を1冊注文しました。

 

フォーカル・ポイント

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  • 作者:ブライアン・トレーシー
  • 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
  • 発売日: 2009/10/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

絶版になりかなりのプレミアが付いていた

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しかも本田直行さんの監訳です。

これは期待できそう。

4 COMMENTS

大志

お褒めいただきありがとうございました^^
毎回質の良い内容と何より綺麗だから結構読んでいますよ。
膝枕・・実は既にめぼしはつけていて・・・(爆)
作家とサッカーもこうご期待ですが、耳掻きも捨てがたい笑
これからもPDCAのリズムで宜しくお願いします!

返信する
一龍

大志 様
めぼしつけてるんですか!(驚)
すごいです。
レポ、楽しみにしています。
PDCAですか?
とりあえず何も考えずにDoだけでやってきたんで、ここらでちゃんとPを練ってみようかな。
本書を読んでとりあえず反省です。
あ、そうそう、綺麗って言われたの初めてです。
ん~どうなんだろう、自分ではよくわかりませんが。
今後ともブロガーマトリックス兄弟ということでよろしく。

返信する
dotcom

正直なところ 
@本屋での○読みと一龍さんのblogメモだけで結構間に合ったりしちゃいます!!!

返信する
一龍

dotcom 様
コメントありがとうございます。
が、このコメントには何と答えてよいのやら。
書評ブロガーとしては困ってしまう。
やっぱり本は買ってくださいね。
作家さんが身を削って世に出しているものですから。
ワタクシも抜き書きしすぎですね。反省。

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