会社を作って節税する
『金持ち父さん 貧乏父さん』について6回目です。
教えの書 第四の教え 会社を作って節税する についてです。
この章ではまず税金について触れています。そして自分の「ビジネス」つまり「会社」を持ち、それによって得られるメリットを説いています。
『金持ち父さん 貧乏父さん』で繰り返し述べられる考えの一つが 「知識は力だ」と言うことですが、この章では特に法律を知らないと「高くつく」ということを税金を使って説明しています。
ロバート氏が一貫して身につけようと主張する「知識」=お金に関する知識のことを氏は ファイナンシャルIQとよんでいます。そしてそれには次の四つがあります。
1.会計力
2.投資力
3.市場の理解力
4.法律力
この四つのちからを組み合わせて「会社」を持つと
会計、投資、市場に関する専門知識のまわりを『会社』という殻で包むと、資産を大幅に増やすのに役立つ。会社を持つことによって得られる税の優遇措置や、保護と言ったことに関する知識を持っている人間は会社に勤めていたり、小さな事業を個人で営む人たちに比べて早く金持ちになれる。
と言うんですよ。
そしてさらに「会社」を持つとこんなふうに法律を「利用」できるとして
1.有利な税金対策
2.訴訟から自分を守る
この二つをあげています。
訴訟に関してはアメリカと日本では事情がだいぶ違うでしょうからとりあえず置いておくとして、問題は税金ですよね。
氏が言うように確かに給与明細の「控除」の欄は見るとなんだかがっかりしますよね。
それにサラリーマンにとってどうしても納得いかないのが「必要経費」じゃないですか?
仕事で使うパソコン、携帯電話それにスーツや靴。これがもし必要経費でおとせたらって思いますよね。
このへんのことをロバート氏は「ビジネス」で儲けて会社名義で買ったポルシェを例に説明してくれています。
この章の最後にまとめとして
会社を持っている金持ちは
1.稼ぐ
2.お金を使う
3.税金を払う会社のために働いている人々は
1.稼ぐ
2.税金を払う
3.お金を使う
というのをあげています。
使ったあとのお金に税金がかかるのか、税金を払ったあとのお金を使うのか。この違いは大きいですよね。
私も税金に関する法律は全然素人です。勉強して損することは絶対ありません。一緒に勉強始めましょう。