まず五つの障害を乗り越えよう
『金持ち父さん 貧乏父さん』について9回目、いよいよ後半に入ります。
今回は 実践の書 実践その一 まず五つの障害を乗り越えよう についてです。
ここでロバート・キヨサキ氏は経済的に自立に到達するのを妨げる五つの障害を挙げています。
第1の障害 お金を失うことに対する恐怖
金持ち父さんは、どうしても損をしたくない人には 「もし危険を冒したり心配するのが嫌だというならば、若いときに始めることだ」と言っています。
しかし早くにスタートを切ってない、あるいはもっと早く引退したい場合はどうするか。これはもう「お金を失う恐怖」に打ち勝ち、勝負に出るしかありません。しかも 沢山の卵をごく少ない籠に入れるのが秘訣、つまり「一点集中」で勝負するしかないということです。
第2の障害 悪い方にばかり考えて臆病になる
一つは私たちが頭の中で勝手に作り出した騒音、二つめは外から聞こえる騒音。
これすごく頷けます。
何か始めようとするとマイナスのアドバイスをする人が絶対に周りにいますよね。
そうすると自分の考えを疑ってしまうようになります。
「臆病な人間は決して勝者にはなれない」
「根拠のない疑いや恐怖が臆病な人間を作る。臆病な人間は批判をし、勝利を収める人間は分析をする」批判が人の目を見えなくする一方、分析は人の目を開いてくれる。分析をする勝者には、批判ばかりする人間に見えないものが見え、また、ほとんどの人が見逃してしまうチャンスが目にはいる。人が見逃してしまうものを見つけること、これこそが、どんなことにおいても成功の秘訣だ。
結局のところ、自分を信じるしかないんですよね。
そのためにはファイナンシャル・インテリジェンスを高めることと、精神的強さを鍛える事につきるんでしょうね。
第3の障害 忙しいことを理由に怠ける
みなさん忙しさを理由に怠けるのは今日限りにしましょう。
一日は誰だって24時間じゃないですか。
「でもね・・・」って言い訳をしそうになった人、ロバート・キヨサキ氏が言うように、今日から「欲張り」になりましょう。お金持ちになった自分を想像してモチベーションを維持しましょう 。「魂は自分がなんでも出来ることを知っている」だから。
第4の障害 自分への支払いを後回しにする
まぁ、考え方は解りますので、出来る範囲でどうぞ。ようはモチベーションを維持する習慣を持つことです。
第5の障害 無知を隠すために放漫になる
「知識が私にお金を儲けさせてくれる。無知はお金を失わせる。放漫さが頭をもたげて来ると、いつも私は損をした。なぜなら、放漫な気持ちでいるときは、自分が知らないでいることは大して重要じゃないと本気で信じているからだ」
あることについて自分は知らないと気づいたら、その分野の専門家を探すか、それについての本を見つけるかして自分で自分を教育し始めることが大切だ。
ロバート・キヨサキ氏が繰り返し重要性を述べている「知識は力」、勉強することをやめてはいけないということですね。
さて、今日取り上げた「五つの障害」、あらためてみてみるとかなり手強いですよ。ロバート・キヨサキ氏は「誰でもお金持ちになれる」「お金持ちになるのは簡単だ」とおっしゃってますが、ようするに「自分との永遠の戦い」なんですよね。そして「一番手強い敵は自分自身」です。
私もこれまでは自分との戦いの敗者でした。しかしこのブログを立ち上げた以上、自分との戦いを楽しんでみようと思います。
一緒に人生のゲームを楽しんでみませんか?