おはようございます!
今日ご紹介する本は
本田晃一 (著)『半径3メートル以内を幸せにする』きずな出版
です。
当ブログでもこれまで本田晃一さんの本を何冊か紹介してきました。
その特徴は非常にシンプルで楽しい成功哲学。
さて今回はどうでしょうか。
では早速、気になるポイントの読書メモをシェア!
本田晃一 (著)『半径3メートル以内を幸せにする』:読書メモ
★まずは自分自身を満たす
自分の半径3メートルの中心には、まず自分自身がいるということです。
その自分自身を、まずは満たすこと。
すると、満たされた自分が心から大切にしたい人がはっきり見えてくるし、満たされた自分であってこそ、実際に大切な人を幸せにすることもできるのです。
なぜなら、自分が満たされないうちは、「幸せにする=自己犠牲」となってしまうから。そして犠牲に対しては、もれなく見返りが欲しくなるものです。
★誰からも好かれる必要も、誰とでもうまくやる必要もない
大切な人をちゃんと大切にして、より笑顔にしていけるようになるためにも、嫌いな人や苦手な人とは、もう付き合わない! そう決めちゃってください。
★「幸せな他力本願」が、素敵な循環になる
何かをしたいと思ったら、人の助けなしにはできない。このベースがあると何がいいかというと、自分の弱みや苦手をさらすのが怖くなくなることです。
で、強くなくなると何がいいかと言うと、意固地にならずに、ちゃんと人の助けを借りられるようになるのです。
これを世間では「他力本願」と呼び、何かよくないことのようなイメージがあります。でも本当にそうでしょうか。むしろ僕は、みんなが他力を頼り合うことで、世の中はもっと幸せになるんじゃないかと思っています。
何かを「やりたい」と思うのは自分だし、最初の「やりたい」がなくては何も起こりません。でも、それを実際に「できる」ようにするには、他の人の力が必要です。
ここで他力を頼るのは、第一には自分のため。
だけど、周りの人が能力を発揮できるチャンスができるという意味では、人のためにもなるといってもいいでしょう。
心底このことがわかって他力を頼れるようになると、まわりの人に対して感じるのは「感謝」しかなくなります。そしてまわりへの感謝があふれると、もれなく自分からまわりの人たちのために何かしたくなってきます。
★自分をなるべく幸せな気分で過ごさせてあげる
幸せのハードルを下げると、日々、なるべく自分を幸せな気分で過ごさせてあげることができるようになるということです。
とにかく大事なのは、日々、笑顔にさせてもらっていることに敏感になって、その感じをしっかり味わうこと。
「も〜う。みんな、よってたかって、私を幸せにししてくれちゃって」と、毎日のように頭を空っぽにして、つぶやくようにしてください。
あえて「よってたかって私を幸せにしてくれちゃって!」という世界を見るようにしていると、だんだん「よってたかって私を幸せにしてくれちゃって!」という現実が、たくさん起こってくるということです。
★大切な人の素敵なところだけをキャッチしよう
ただ、笑顔にできる土台づくりとしてひとつ、おすすめしたいのは、大切な人を「素敵な人メガネ」で見るということです。
「キレイ」でも「カッコイイ」でも「優しい」でも「頼もしい」でも、何でもいいから、とにかく相手の素敵なところを、なるべく多くキャッチできるようになること。相手を笑顔にするには、それがすこく大事なのです。
★「かげほめ」で笑顔を倍増させる
大切な人を笑顔にするために、もう一つおすすめしたいのは「かげほめ」です。
陰口が人づてに本人の耳に入るように、ほめ言葉も、人づてに本人の耳に入るものです。しかも、人づてに聞くほめ言葉は、直接いわれるよりも、ずっと嬉しいものなのです。
★「お金」と「ありがとう」は常にセットで考える
受け取るお金は、すべて「誰かがどこかで喜んでくれた証」。キラキラでピカピカの宝物です。そう思えば、自然と自分のほうにも感謝が湧き上がります。
さっきいったみたいな「お金をいただいて、ありがたいな、喜んでもらえて、嬉しいな」で満たされるということです。
じつはこれも、半径3メートル以内を笑顔にしていくために重要なことです。
というのも、僕のまわりを見ていると、お金と「ありがとう」をセットで考えられる人ほど、自分も周りも笑顔にしているという共通点があるからです。
お金を払った人の感謝もちゃんとキャッチしているし、お金を払ってくれたことに対して自分も感謝している、そしてだからこそ、自分がお金を使う時にも、感謝とともに使うことができるーーそんな印象なのです。
★人を幸せにするときに陥りがちな落し穴にはまらないために
この落とし穴とは、自己犠牲意識です。
「やってあげている感」から来る、見返りを求める気持ちです。
この気持ちがある限り、いくら大切な人を幸せにしようと思っても、お互いに幸せにはなれません。恩を押し売りしたり、されたりしながらでは、人は心から笑えないものなのです。
その落とし穴にはまらないためのカギは、「すでに、どれほど幸せにしてもらっているか」ということ、「自分という存在が誰かを喜ばせる」ということ、そして「大切な人を幸せにすることが、自分の幸せになる」ということ。
本書の冒頭では、こうもいいました。見返りを求めず、半径3メートル以内を心からの笑顔で満たしていくには、こうした感謝と自身で自分を満たした「超素敵な自己中」になることが欠かせないのです。
本田晃一 (著)『半径3メートル以内を幸せにする』:感想
◆自分と身近な人の幸せにフォーカスする
表題の「半径3メートル以内」とは、心の距離のこと。
つまり、著者はごく身近な人を幸せにすることで、自分も幸せになるということを本書で言っているわけです。
で、そのポイントは至ってシンプル。
①すでに、どれほど幸せにしてもらっているか
②自分という存在が誰かを喜ばせる
③大切な人を幸せにすることが、自分の幸せになる
この3つですね。
本田晃一さんの著書を読むのはこれで4冊目ですが、その魅力は師匠である日本一の個人投資家竹田和平さんの教えと、本田さんのとにかく明るく楽しいキャラが融合した幸福論。
そこに小難しい理論や、修行苦行のたぐいは一片たりともありません。
今回の本も全くそのとおりで、内容もシンプルでわかりやすい。
日本人の民族性なのでしょうか、悪い癖で、「自分さえ我慢すれば」とか、「誰かに迷惑をかけたくない」とかいって、結局自分を追い込むところがありますよね。
本書でも書かれていますが、自己犠牲を伴う人への奉仕は、結局自分を追い込み、相手を恨むことに繋がり、誰も幸せにしません。
わがまま結構、自己中結構。
まずは自分を満たしましょう。
そして、一番身近にいてくれる人、それはパートナーである妻や恋人かもしれませんし、親友かもしれませんが、その人を幸せにすることだけにフォーカスすればいいんですよね。
普通、ビジネスの世界でもマルチタスクよりも一つのことに集中して取り組んだほうが成果があがるというじゃないですか。
幸せな人生を過ごす努力も結局同じだと思います。
自分ともうひとり、一番自分の近くにいてくれる人を幸せにする。
これに集中してみてはいかがでしょう。
それだけで人生が変わると思います。
目次
Prologue
Chapter0 僕は自分が幸せでいたいから、大切な人を笑顔にすることにした
Chapter1 「幸せ」って、何で決まる?
Chapter2 まず、「自分」から始めよう
Chapter3 大切な人を、ちゃんと大切にするために
Chapter4 「半径3メートル以内」を幸せにする
Chapter5 「ありがとう」を受け取り、「ありがとう」を差し出す
Last Chapter 僕がたどり着いたのは、結局、目の前の人を笑顔にすることだった
Epilogue
関連書籍
本書内で紹介されている本田晃一さんの師匠、竹田和平さんの著書

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