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『40代を後悔しない50のリスト時間編』より、仕事も家庭も最高潮に大変な”両立世代”が知っておくべき「生活バランス術」のポイント

おはようございます、一龍です。
世代的にすごくリアリティがあってグサッと来た『40代を後悔しない50のリスト』 の続編が登場。

1万人と面談して、その失敗談から見出した人生の法則 は、今回は時間に関するもの。

今回は『40代を後悔しない50のリスト【時間編】』 から、仕事も家庭も最高潮に大変になる”両立世代”である40代が、知っておくべき「生活バランス術」に関して、気になったトピックスをピックアップします。

 

 

仕事も家庭も最高潮に大変な”両立世代”が知っておくべき「生活バランス術」のポイント

仕事も家庭も人生の中で一番大変になるのが40代。
著者はこの世代を”両立世代”と呼んでいます。

1万人と面談した著者は、多くの”後悔”を聴いていますが、その中から仕事と家庭の時間に関する後悔についていくつかピックアップします。

★自分の得意ジャンルやキャラクターを明確にして、再ポジショニングする

「会社や家庭に振り回されて、自分の時間が取れなかった」という後悔、まさに40代の自分にはよくわかります。

例えば仕事に関して、著者は自分が置かれた環境を作り出す方法を提案しています。

 得意ジャンルが明確な人は、必然的にそういう仕事が舞い込んできます。その一方で、これといった得意ジャンルがない人には、余計なものが回ってきます。逆にいえば、自分がやりたいことで周囲に対してイメージ統一できていれば、やりたい仕事が増えて、余計な仕事は減っていくというわけです。

器用貧乏という言葉がありますが、なんでもできる人って本当に仕事がなんでも回ってくるわけで、悪く言うと雑用専門家となってしまいます。

これでは時間がいくらあっても仕事は終わらないでしょう。

何かのスペシャリスト、自分にしかできないというものをもつことで、この状態をぬけ出すことができるというわけです。

そのためには

 好循環を生み出すためには、自分の強みを把握して、それを周囲にアピールすること、人より優れていることにフォーカスするたとが自分のポジション形勢の起点となります。

おそらくみなさんの中には40代にもなって「今更なにを?」という一種の諦めの境地があるかもしれません。
「もう遅いよ」とも思っているかもしれません。

しかし、

 40代になんて、ポジショニングとかブランディングというと違和感を持つ人がいるかもしれませんが、40代にこそ「自分とは何者か」「どういう人間か」というのを明確にして、周囲に伝えることが必要なのです。

物事を始めるのに遅すぎるということはありませんよ。

★勉強する「時間」と「場所」を固定し「一点突破」で学ぶ

「勉強の時間をなかなか確保できなかった」という後悔も身につまされます。

仕事に関する専門的なことでも、社会人としての教養でも、もっと勉強した方がいいというのはわかっていますが、なかなか勉強時間を確保できないですよね。

著者が成功者から聴いた勉強法の共通点は次の3つがポイント

(1)勉強する「時間」と「場所」を固定する
(2)勉強時間を計画に組み込み「習慣」にする
(3)一度にすべてをやろうとせず「一点突破」から始める

カフェや図書館など勉強する「場所」を固定し、出勤前の1時間とか週末の午前中といった固定した「時間」に勉強することをルーティンにする。

そしてあれもこれもとすべてを学ぼうとせず、もっとも重要なことに絞ってピンポイントで学ぶ。

特に資格試験の場合はこの方法が有効だと思います。

★「完コピ」「バイブル読書」でコモンセンスを身につける

「何を学べばいいのかわからなかくなってしまった」という後悔もよく聞くそうです。

40代ともなると職務上専門的なスキルや知識だけではなく、人の上に立つような立場になるわけですから、人間性そのものを問われることになります。

となると40代が学ぶべきものとして、”教養”というキーワードが浮かんできます。

しかし、教養を身につけようとはよくいいますが、教養ってなんのことかわからないですよね。
著者は教養についてこういいます。

 教養というのは、人類が歴史の中で積み上げ、後世へと連綿と伝えてきた、物の見方や考え方、価値観の総体のことです。言い換えれば、「物事の捉え方の中心」です。人間関係や社会との関わり、ビジネスの世界においても、この「中心的な捉え方」を深く知ることが40代にとって役立つのです。

最新の情報や理論よりも、それらのルーツとなるような「物事の捉え方」、その発想がどこから生まれたのかを知ることのほうが、結果的に仕事でも日常生活でも役に立つことを著者の面談者たちは語っているそうです。

では「物事の捉え方の中心」とは一体何か。
本書ではこれを「コモンセンス」という言葉で捉えています。

 物事の中心を捉えるためには、まず何よりコモンセンスを知ることが有効です。あらゆるビジネスにおいて、コモンセンスを知ることは最大の効率化になります。どんなに複雑に見えてもビジネスの基本型は人対人ですから、人の心がどう動くかを理解したり、共同体の中での平均値や最大公約数的な感覚がわかることが大きなポイントになります。

ではコモンセンスを磨くにはどうすればいいのでしょう。

 コモンセンスを磨くためには、私の経験として「完コピ」がお勧めです。完コピとは一つのものを繰り返して学ぶことなのですが、『40代を後悔しない50のリスト』 では、一冊の本を暗記できるまで読み込む「バイブル読書」というやり方をご紹介しました。

たとえばマーケターだったらコトラーの『マーケティング・マネジメント 』のような、その世界のバイブル的古典といわれる本がどの業界にもあると思います。

そういったバイブルを一冊徹底的に読み込み自分の思考の基点にするというものです。

ちなみに著者はコトラーのこの本を100回以上読んで丸暗記することで講演までできるようになったそうです。

★キャリアの中期経営計画を策定し、思考停止状態から逃れる

40代になると目に見えて仕事か忙しくなりますよね。
そのうえ子育てが大変な時期にも重なるため、気持ちが休まる時がありません。

「目の前の作業で手いっぱいで、先のキャリアまで考えられなかった」という後悔もとてもよくわかります。

こういう状態になると、ついつい今後の人生の中長期的な計画など考える余裕もなく、”思考停止”状態になってしまいます。

しかしこれは危険なこと。

著者はいいます。

目の前の作業で手いっぱいになると、その先のキャリアに関して思考停止状態を作りやすいというのは確かです。しかし、どんなに忙しくても私たちは食事もしますし、通勤もしますし、眠ります。そして休日も休暇もちゃんとあります。まとまった時間でも、細切れ時間でも構わないので、中計を作成する時間とその進捗やギャップ、違和感、修正の必要性などを振り返る時間だけは持つようにしましょう。

忙しい中でもちょっとした時間をつくって、人生を俯瞰して現状を見つめなおす。
これをしなければ、本当に目の前の仕事に対応し続けるだけで人生が終わってしまいます。

 40代は「時間の経済学」を構成する自分の価値観に確証が持てず、ついつい流されることも少なくないかもしれません。でも、それをはっきりさせるために40代の10年を費やしても構わないのです。

実り多いはずの40代の10年間を、思考停止の状態で過ごすことだけは避けたいものです。

★休暇は「年度初めの計画」「やるべきことの具体化」で取得する

「有給休暇をなかなか取れなかった」という後悔は、すでに毎年しています。

「仕事が忙しくて休みを取りたくても取れない」と多くの人はいいますが、著者に言わせると意識を変えることで有給休暇はもっと取れるとのこと。

ではどうすればいいのでしょう。

成功者は、いつも最初から時間の配分を変えています。休暇の時間も最初から予定に組み込んでいて、それに合わせて他の仕事を調整しているのです。

そう、年度当初から休みを計画に入れてしまうのです。

多かったのは、年度始めに年間スケジュールに長期休暇の予定を入れておくというものです。この段階でどこに行くかなどは後回しです。まず家族会議などで、最初に日程を決めて手帳などに書く儀式を行うこと。最初に日にちを押さえておくことで、意識は大きく変わります。

まずは休暇の日程を決めてしまうこと。
そして、

 さらに、その後はできるだけ早く行き先を決めて、「休暇の日程問題」から「向こうで何をするか問題」へと、つまり楽しい問題へと切り替えることがコツです。

休みの日程も何をするかも具体的に決めてしまえば(ホテルや移動のためのチケットも予約してしまう)、これを目標にどうにかして仕事を片付けようとしますよね。

休暇の計画で自分を追い込んでしまうのです。

★人生のステージに合わせて動けるように、住まいは固定しない

ビジネスパーソンにとって住む場所と住宅の購入は人生で大きな問題ですよね。
それだけに「住む場所を先々のことを視野に入れて考えればよかった」という後悔もよく聞かれるものです。

住む場所と住居に関して著者のアドバイスは次の一言に集約されます。

とにかく身軽な状況で生活する

僕のように田舎に住んでいると、あまり深く考えることもなく、「持ち家を長期ローン組んで購入」の一択のような雰囲気に流されてしまいます。

が、これについては僕はすごく後悔しました。

住宅ローンってすごく重たい足かせとなるんです。

著者は

 住まいに関して、すぐに「賃貸か持ち家か」「損か得か」という二択か議論の対象になりますが、実は最も重要なのは「どこに住むか」という場所です。

といいますが、本当にそのとおりだと思います。

一応、通勤のことや子どもの進学のことを考えて今の家を建てたのですが、人生の予定って時間とともに変わっていくもの。

勤務先の変更や、子どもの興味関心や習い事で、「ああ、引っ越しできたらなぁ」と思ったことはよくありました。

変化に応じて身軽に動けるというのはすごく精神的にもいいし、特に通勤時間に関しては勤務地の変化とともに柔軟に対応できる方がいいと思います。

 不動産は人生最大の買い物ですから、つい得か損かという視点でも考えてしまいますが、人生のステージによっても変化するものですから、固定化しないことです。先人たちの住まいの後悔は、資産価値という問題も含めて固定してしまったことに端を発するものがほとんどです。また、限られた時間の総量を考えざるを得ない40代にとって、特に通勤時間の悩みは、あとあと大きな問題になってきます。

ただし、著者はこうも言っています。

なお、40代で気に入った場所が見つかり、今すぐでなくても将来的に持ち家を買う経済的な余裕があるなら、「換金性」を最優先させるようにしてください。投資物件という意味ではなく、もちろんいつでも動けるように、心身ともに身軽でいるためです。

身軽に生きるという価値観、検討してみてください。

感想など

毎度、ほんとうに身につまされてぐさっと来るのがこの『後悔しない50のリスト』シリーズ。

今回は40代の時間の使い方についてがテーマだったわけですが、本書で説かれているのは一貫して「自分のためと家族のための時間を作る」ということです。

僕の場合は2人の子どものうち一人が今春大学に旅立ち、あと2年もすればもう一人も家を出て行くというタイミングで本書を読んだわけです。

一人子供が出て行った今思うのは、「もっと子どもとの時間をつくっておけばよかった」という後悔です。

とくに子供が小さい頃は、本当に土日もなく仕事ばかりでしたから。
労働観が古いのか、それが当たり前だと思っていました。

ですが、子供が成長する過程って、毎日変化し続けているわけですから一瞬も同じという場面がないのです。
まさに諸行無常状態です。

今しか見れない子供の姿が連続してあったはずなのに、もうその時間は帰ってきません。

この点に関してはいま後悔しています。

また、もし購入した家に縛られなければ、もっと人生にバリエーションがあったんじゃないかとも思います。

今からでも遅くない、行動しないよりはした方がいいですから、自分の時間と家族の時間を取り戻すためにも同年代の方に読んでいただきたいし、できれば若い方に今のうちに読んでおいて、人生設計の一助としてもらいたい本です。

人生の最重要課題をどこに設定するかはもちろん個人の自由です。

仕事に人生を捧げるというのもいいと思います。

ただ、著者のように1万人もの方と面談した経験から、多くの方が後悔している共通の課題というのは、おそらく人類が普遍的に持ち続けている人生の課題なのでしょう。

ぜひ「生き方」のヒントとしてもらいたいと思います。

本書はダイヤモンド社編集者、市川様より献本していただきました。
ありがとうございました。

目次

序章 40代はなぜ「時間の使い方」がもっとも重要なのか?
第1章 この10年で何より身につけたい時間の扱い方
第2章 本当に重要な事を行う「計画術」
第3章 強制的に時間を生み出す「習慣術」
第4章 時間管理を根本的に改善する「仕事術」
第5章 かけた労力を成果につなげる「マネジメント術」
第6章 両立世代が知っておくべき「生活バランス術」
あとがき

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