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休み明けも大丈夫、パチッと「仕事モード」に切り替わるルーティン(小さな習慣)

おはようございます、一龍(@ichiryuu)です。

今ちょうどお盆休みの真っ最中ですが、来週からは仕事という方が大勢いらっしゃると思います。

休み明けってなかなかエンジンが掛からないですよね。僕も切り替えが苦手な方です。

そんな方におすすめの本をご紹介。その名も『ダラダラ気分を一瞬で変える 小さな習慣』 。

「仕事モード」にパチッと切り替わる簡単で誰でもできる50のルーティンを紹介してくれている本です。

今回は僕もすぐに取れ入れて実行してみようと思った5つのルーティンを紹介したいと思います。

 

パチッと「仕事モード」に切り替わるルーティン

★ 1日を気分よく始めたいときは「ゴール(目的地)」に向かって指差し確認する

1日の始まりは気分よくスタートしたいですよね。

 そこでやっておきたいのが、起床後すぐ行う「ゴール(目的地)」に向かって指差し確認するルーティンです。
 指差すのは、あなたが目標とする人の写真、あこがれの人が書いた本、あなたの夢や目標を書いた紙、あなたを勇気づけたり、励ましてくれるトロフィーや賞状などです。それらに向かって、電車の車掌さんのように、利き手で「ピッ」と指差し確認する。たったこれだけで、あなたが目指すべき方向、行きたい未来にフォーカスすることができます。
 電車の車掌さんが、必ず「指差し」確認するには、理由があります。
 「指差し」には、実はものすごく効果があります。単にゴール(目的地)を「見て」確認するよりも、「指差す」ことで、指さした先に自然と「意識」が向くからです。

★職場でのアメリカンをなくしたいときはオフィスに挨拶をする

サッカーや野球などのスポーツでは、「ホーム(グラウンド)」と「アウェイ」がありますよね。
ホームでの勝率が高くなる「ホームアドバンテージ」とよばれる効果が研究データからわかっています。
それから考えると、自分のオフィスは「ホーム」であって欲しいのですが、もし「アウェイ」と感じるなら次のルーティンが有効です。

 

 出勤時にたった5秒で、仕事のパフォーマンスを上げられるルーティンをご紹介します。「オフィスの入り口で、(オフィスという場に)お辞儀をする」です。
 オフィス(という場)に対して挨拶することで、アウェイ感が減り、オフィスがホームに近づきます。
 さらにホームに近づけたい方は、声に出さなくても良いので「ただいま」と挨拶をしてみるのをオススメします。
 

★なかなか書けない企画書があるときは仮の「タイトル」と「節の番号」を書く

人には、「空欄や空白があると埋めたくなる」という心理があります。これを脳の「空白の原理」といいますが、これを利用すると、企画書、提案書、報告書などじっくり考えないと作成できない書類も機会的に処理できるようになります。

 なかなか書けない企画書の類があるとき、最初にすることは、その企画書の「タイトル」を書くこと。そして、「1」と節の番号を書いたら、スペースを空けることです。2、3、4、5・・・と節の番号を打ち、スペースを作っていくのです。細かく区切られたスペースを作ることで、このスペースを埋めたくなります。
 次に、書きやすそうな空欄から気の向くままにキーワードだけ書き込んでいきます。2に書き込んだら、次は4・・・と書けるところからランダムにキーワードを埋めていって構いません。これで、さほど負荷をかけずに全体の流れを組み立てることができます。
 そうなれば半分完成したようなもの。あとはキーワードにそって文章を練り上げればいいだけです。いきなり文章から書き出すより、だいぶスムーズに仕上げることができます。
 
 

★プライベートが気になって集中できないときは心配事を「引き出し」にしまう

プライベートの心配事で仕事に集中できない時ってありますよね。
 
 こんなときは、あなたが心配に思っていることや、気になっていることを紙に書き出して、机の「引き出し」にしまうルーティンを行います。一度書き出して物理的にしまうと、思考や気持ちを切り替えることができます。
 まず、気になっていることを文字にします。すなわち、「見える化」するわけです。すると、頭の中で抽象的に考えていたことが、具体化・可視化されるので、頭の中がスッキリします。
 次に、書き出したメモを、引き出しにしまいます。視界から消えることで、懸案事項が意識に上りにくくなります。

★終業30分前で気がゆるんでいるときは砂時計アプリで「マイ・カウントダウン」を始める

 終業ラスト30分にエンジン全開で全力疾走すると、場合によっては、1〜2時間残業するよりも仕事がはかどることがあります。

 このときの集中力を支えてくれるのが「砂時計アプリ」です。手元にあるなら本物の砂時計を使ってもいいのですが、最近はスマホアプリの「砂時計[Best Sand Timer]」「見て楽しむ砂時計タイマー」など便利なツールがあります。音、バイブ、光の点滅で終わりを知らせてくれるので周囲を気にせず活用できます。
 終りの時間を意識して、砂時計でカウントダウンしながら、少しでもいいので難しい仕事に手をつけておく。難しい案件について、終わりの時間を決めずに取りかかると、時間も集中力も消耗してしまいますが、ラスト30分と限定すれば、時間的にも精神的にも、負担をかけすぎずに気軽に手をつけることができます。

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感想など

 

◆ルーティンは人生を変える

今回のエントリーでは、本書で紹介されている50のルーティンの中から、僕自身が取り入れてすぐに実行しようと思ったものを5つだけご紹介しました。

どれもとても簡単なルーティンですよね。

特に本書で紹介されているのは、「仕事モード」に切り替わるための簡単で手軽なルーティンばかりですので、お盆休みが終わってからの職場で実行してみてはいかがでしょう。

さて、

ルーティンという言葉は、古くはイチロー選手のバッターボックスでの所作や、最近ではラグビーの五郎丸選手のキック前の”儀式”から有名になりました。

しかしなにもスポーツ選手のためのものではなく、日常の生活や仕事の場面で誰でも活用できるものです。

ルーティンは「習慣」と言い換えてもいいと思いますが、僕は常々、

「人生を変えるのは習慣力」
だと思っています。 
本書でも巻末に著者が
 
ルーティンを続けると、その人の仕事だけでなく、プライベートや人生全般にわたって、好循環が起きる
 
また、
 
 
ルーティンを活用することで、あなたにとって、本当に大切な事に時間とエネルギーを注げるようになる
 
とも言っているように、我々の夢を実現するために非常に強力なツールが「習慣」です。

根性や気合でも短期間なら走ることはできますが、夢を追ってのロングランは習慣力に頼ったほうが到達する確率がぐんと上がります。

なぜなら習慣となると意識せず、エネルギーを使わず、空気を吸ってはくようにあたり前のこととしてやるべきことをこなしていけるわけですから。 

本書では50のルーティンが紹介されているので、自分の課題を解決できそうなルーティンを見つけて、1つずつ取り入れていってみてはいかがでしょうか。

一つの変化が大きな変化につながっていくと思いますよ。

本書はサンクチュアリ出版編集者、滝様より献本していただきました。
ありがとうございました。

目次

はじめに
STEP1 ダラダラしがちな毎日を「ルーティン」で変える
STEP2 いつでも「仕事モード」に入れる50のルーティン
STEP3 ルーティンを続けると人生は必ず好転する
おわりに

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