おはようございます、一龍(@ichiryuu)です。
今日ご紹介するのは当ブログ久々のモテ本。
潮凪洋介氏の『「男の色気」のつくり方』 です。
一度きりの人生、あなたも「色気男」となって「オスとしての勝ち組」に入る方法がここにあります。
ハグのついでにフレンチキスをしたいと思わせる「色気男」になるためのポイント
★力強く、低い声でパンチを打ち込め
そもそも女性はリードされたい生き物である。「断定されてエスコートされたい」ーーそんな願望がある。断定的な言動が、女性を安心させる。
もちろん、何事も決めつけて、聞く耳を持たないような「断定癖」は嫌われる。
聞き役にまわり、多少要領を得ない会話も、微笑ましく泳がせ聞いているフリもできる。そういう余裕のうえに、ときおり「強い断定」のパンチを打ち込むのが、正解だ。衝突や反論を恐れずに「はっきり言う」瞬間を持つ。自分が確信を持つ物事においては、腰の入ったパンチを打ち込む。
そこに女性は、「オスの色気」を感じるのである。⇒ ぶつかりを持ってこそ「オス」
★他人と自分を比べるな
女性の意見、このようなものがある。「いつも誰かと自分を比較している人は自慢が多い。パーティーなどでは、どこか痛い所作、視線、動作をしている」私も本当にそう思う。「他人と自分を比べてばかりの人」は、知らない人が集まる場所に行くと、自分らしさが皆無になる。まるで見知らぬ国で迷子になった、おびえた観光客のようになる。他人と自分と比べ優位性を感じることでしか、自分のアイデンティティーを自覚できないからである。色気のある男は、そんな失態は犯さない。別の次元に価値を見出している。彼らは「人生の楽しさの度合い」を、ゆるやかに競い合う。⇒ チラチラ横を見るな。自分を持て
★こうすべきにとらわれない
色気のある男は純粋だ。それでいて大人げない。「純粋さ」「大人げなさ」ーーこの2つを磨けば、色気を研ぎ澄まさことができる。色気のある男は、純粋すぎて大人になりきれない部分を併せ持つ。つまり、決してキレイに整った性格ではないということだ。いわゆる、正しい大人にはなれていない。平気で無防備で純粋なキャラクターになるし、あるいは大人げない状態にもなる。しかも好きな仕事や、好きな趣味、好きな女性に対して、わがままにのめり込む。人によっては、「一般常識の壁」「自分の殻」を壊し、飛び越え続ける。わかりやすい例が「ナンパ」である。見知らぬ女性に話しかけること。まじめな人から見ればこれ自体、常識を飛び越える行為である。色気のある男のなかには、この「常識を壊す」「飛び越える」を、ごく当たり前の生活習慣であるかのように、やってしまう人も多い。⇒ 「純粋さ」「大人げなさ」を研ぎすます
★「つるむ仲間」は選び、選ばれる
色気のある男は、色気のある男同士でつるむ。プライベートの仲間には、同じ「色気」を持つ群れを選ぶ。互いにフェロモンをぶつけ合い、こすり合い、刺激し合い、磨き合うのである。当然、色気のない男を、仲間の会合に呼ぶことはない。色気男以外は、「レギュラーメンバー」には入れないのである。理由は明白だ。常に、自分の魅力を高め続けていきたい。そう思うからである。
最初からハイレベルな群れを望んではいけない。なんとか群れに補欠でも入れてもらい、自分の色気を磨く。まずは、ここからだ。もちろん、足を引っ張るメンバーを仲間に入れるほど、彼らもお人好しではない。彼らにとっては、少々心配なことが加わることになる。自分たちのグループの質が、下がるリスクを負うことになる。だから、「ほんの少しだけ、自分よりも色気が強い程度の群れ」にまずは加わることを目標としよう。⇒ まず”ほんの少し”背伸びをする
★女性の真横に躊躇なく座り、膝に座らせよ
私の周囲にいる色気男の多くは、とにかく女性の真横に躊躇なく座る習慣を持っている。ホームパーティーでも、合コンでも、あるいは街の出会いスポットでも、とにかくまずは、スッと女性の真横に腰掛け、さりげなく会話を楽しむ名人である。ベトッとしたいやらしさや、コバンザメのようなべっとり感もなく、極めて爽やかに、そして開放的な空気をまとい、自信満々に女性の横に陣取る。色気男になりたければ、まずこの「女性の真横に陣取る」という大胆さ、さりげなさを身につけよう。
次にチャレンジしてほしいのが「まだ出会って日が浅い美女を、自分の膝に座らせる」というモーション。20代半ばから30代の「いい女」がほろ酔い気分で、心地よさそうに「色気男」の膝に座っているシーンをよく見かける。セクシーな表情をしながらも、乱れきらずに楽しく華やいでいる。恋人でも一夜の相手でもなく、そして友達という関係でもなく。あらゆる可能性を含んだ空気感を身にまとい、ひとときのはなやぎを楽しんでいる。色気男はたいして酔うこともなく、女性に嫌悪感を抱かせることもなく、強引に抱き寄せることもなく、この「セクシーな位置関係」をいとも簡単につくり上げる。膝に座らせてから、友情を育む。これぞ色気男の中級者のアクションである。
⇒ 大胆に、さりげなく警戒心を解く
★複数の女性のことを「少しずつ好き」になる
色気のある男になりたければ、複数の女性のことを「少しずつ好きになる」状態をつくるのがいい。微量の恋愛感情を複数の女性に対して持つことで、あなたは確実に「色気のある男」になることができる。なぜこのこんな一見ヨコシマなアクションが、あなたを色気男ふと導くのか?その理由はシンプルである。たくさんの女性に対して恋愛感情を抱く、あるいは性的な興味を持つことにより、頭の中が恋愛状態、あるいは発情期の状態に変わるからである。いわゆるオスとして「つがい」になるための、あるいは子孫を増やすための、臨戦態勢になるのである。寝ても覚めても、仕事をしていても、頭の片隅に、欲望の一角に「あんな女性、こんな女性」との恋愛シーンが、鮮明に浮かび上がっているのである。いわば、興奮状態のまま毎日を送ることになる。⇒ 頭の中を「常に発情期」にせよ
★「縛る女」に気をつけろ!
あなたが色気のある男を目指すためには、絶対に気をつけなければならないことがある。それは「縛り癖のある女」と交際しないということだ。あるいは奥さんに選んでもいけない。女性からの精神的な縛りーーこれが「男の色気」を激減させてしまう。
目の前の女性の過去の恋愛パターンは、実は出会った瞬間のほうが聞きやすいのである。方法は簡単。食事会やパーティでの会話の中で、「恋話」を仕掛ければいい。「みんな女の人ってどこからが浮気なの?」や「彼氏が、ほかの女性たちとご飯食べたりするのは平気だよね〜?」と世間話のように繰り広げる。そうしたなかで、「縛り癖のある女ない女」を見極める。このようにして、しっかり相手を見極めよう。⇒ 色気を奪う女はたった1つの質問で識別できる
★そっけなくする余裕を持つ
色気のある男は、女性に対して驚くほどそっけない。良好な関係を築いているにもかかわらず、ある時突然、女性に対してそっけない態度をとる。その瞬間こそ、女性の恋心が燃え上がる。
「去りゆくもの、逃げゆくものは魅惑的」なのである。ルアーフィッシングにたとえれば、ルアーは踊りながら魚の前を素通りし、逃げるようにして去るからこそ、魅力的なのだ。だから魚は食いつく。しかし、ルアーが魚に向かっていったなら、魚は敵と勘違いして逃げてしまう。人間の色恋もこれと似ている。色気は、追う行為からは醸し出すことができない。苦しくとも、本当は懇願したくとも、我慢する。それが、あなたの色気を増強することに、つながるのである。⇒ 踊りながら魚の前を素通りするルアーになれ
感想
当ブログではこれまで数々のモテ本を紹介してきました。
ビジネス書の書評がメインの当ブログがなぜモテ本を紹介すのか?
それには2つ理由があって、1つはモテるためのテクニックとか恋愛関係でのつきあい方というのは、ビジネスシーンでの対人関係に通じるスキルであること。
はっきり言って、お客様に”モテる”営業マン、あるいは職場で同僚に”モテる”人というのは成果を残すからです。
モテるためのスキルは絶対実生活で役立ちますから。
これが表向きの理由ね。
そしてもうひとつの理由ですが、これはもう僕自身モテ本がエンターテイメントとしてとても好きだからです。
で、今回紹介した本ですが、まずはエンターテイメントとして楽しませていただきました。
なかでもとにかく面白かったのが各テーマごとの見出しや結論。
上記の
踊りながら魚の前を素通りするルアーになれ
なんというか情景が浮かぶ。
水野敬也氏の『LOVE理論』に登場する名言
女は好きな男とセックスするのではない。セックスした男を好きになる。
こんな「ヌオォォォォォ」となる名言に彩られた本書ですが、冷静に中身を吟味するとかなりまっとうな理論が展開されているところもスゴイところ。
こういった”モテ本”を読む時にいつも頭をよぎる一つの問題があります。
それは
「モテる」というのはもって生まれた才能で、だれでも練習してできるようになるものなのか?
こと、本書のテーマとなる「男の色気」などは、出るか出ないかは才能じゃないのかと思ってしまいがちです。
しかしこの「才能」なのか「スキル」なのかという論点に関して僕はきっぱり
「スキル」と信じて磨く
つべこべ言ってないで、できると信じて即行動。
でポイントになりそうなのが、同姓から見ても魅力的な男性なんじゃないかな。
あなたのまわりにもいると思いますが、よく観察してみてください。
僕の周りの(人間的にも)魅力的な人の共通点のひとつは、「自分の世界を持っている」という点。
あるいは「自分の軸」とか「価値観」と言い換えてもいいのでしょうか。
これ、本書の言葉を借りると「秘密のパラダイス」を持っている人ということ。
実生活のなかで、「会社」と「家」意外の「自分の世界」(パラダイス)を持っている人というのは、人間的にも奥行きがあって、同姓から見ても「もっとこの人のことを知りたい」と思ってしまいます。
「プライベートの奥行き」は自分の努力次第で構築できます。
自分の趣味の世界を人と関わりながら拡大していくことは、”モテ”とか”色気”云々を気にせず楽しみながら継続できますよね。
そんな「好き」の延長に「色気」が付随してきたら人生楽しいじゃないですか。
もしあなたに趣味とか好きなことがあるなら、もうワンランク上熱をアップして取り組んでみてはいかがでしょうか。
最期に本書の素敵なキャッチの数々の中から皆様にこの言葉を送ります。
人間、誰でも変われる。次はあなたの番
本書はあさ出版編集者、小川様より献本していただきました。
ありがとうございました。
目次
プロローグ 人生一度切り 「オスとして勝ち組」になれ!
1章 この「態度」が女を魅了する
2章 「完璧」は女を遠ざける
3章 色気男は色気男の群れを持つ
4章 今日から”これ”を変えてみよう!
5章 世界の半分は「女」である
6章 こんな男には絶対なるな!
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