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「日経ビジネスアソシエ」2017年11月号手帳特集【手帳術】ビジネスライクで硬派な手帳術特集

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大変遅れてしまいまたが(もう1月号の発売が近づいている!)、「日経ビジネスアソシエ」の手帳特集の紹介をしておきます。

以前「日経WOMAN」の手帳特集の紹介をしましたが、多岐にわたる手帳のテーマと使い方を紹介した「日経WOMAN」に対して、「アソシエ」はかなりビジネスライク。
硬派な印象となっています。

 

「日経ビジネスアソシエ」2017年11月号  2018最高の1年にする!手帳大特集

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毎年恒例の「日経ビジネスアソシエ」の手帳特集。
その魅力はなんといっても、手帳というプライバシーの高いツールを見ることができること。

まずは気になった使い方をしている手帳術をいくつかご紹介

”イタ車”を日本一販売した凄腕社長のムダゼロ手帳

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まず最初はグローバルセールスパートナーズ社長の高塚苑美さん。
イタリアの輸入車ディーラーのトップセールスレディとして、8年間で800台の販売記録を持つ方(すげぇ~)。

著書はコチラ

超一流の手帳はなぜ空白が多いのか?
高塚 苑美
SBクリエイティブ
2017-10-14


「手帳は予定を書き込むのが目的なのではなく、『限られた時間を戦略的に振り分ける』ために使う道具です」

と語る彼女の手帳の使い方は、まず

「マンスリーカレンダー」を使って予定のバランスを整えながら、「ウィークリーバーティカル」で各曜日の予定を決める

という二元管理が基本。
そして、

「まずは、1ヶ月を分割して、前後半で予定を組みます。『動かせない予定』を優先し、その後に『動かせる予定』を振り分ける。この時、『バッファー』を前後半で必ず1〜2日設けます」

 

日々の予定管理に向けては、該当週の月曜日に、まずは消化するタスクを書き出し、各曜日のスキマ時間に割り当てる。朝、仕事を開始する時にも手帳を開き、その日に終えるタスクも書き出していく。

リカバリー用のバッファを設けていますが、できる限り月の後半にタスクを残さない工夫がされています。

デジ・アナをフル活用するバラエティープロデューサーのヒット連発手帳

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角田陽一郎さんは「さんまのスーパーからくりTV」などを手がけるバラエティープロデューサー。

著書はコチラ



角田さんの特徴はなんといってもデジタルとアナログのハイブリッド手帳術。

「デジタルの長所は、カレンダー機能や色分けなど、多彩な管理ができること。例えば、収録は『緑』、取材は『赤』などとすれば、視認性が高められる。1日から1ヶ月までの流れが、色で感覚的につかめるのがいい」

ちなみに使っているアプリは「ハチカレンダー」。

その一方で長期の予定はアナログを使っています。

「長期の予定だけは、アナログには勝てません」

として

方眼一枚に12ヶ月を均等に割って線を引き、予定の大枠を把握する。

という方法を使っています。

デジタルにもアナログにも一長一短があって、どちらかが完璧とういことではないので、うまく使い分けることができれば相乗効果が期待できそうです。

手書きを愛する文具開発者の付箋フル活用手帳

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最後に紹介するのはゼブラ研究開発本部商品開発部の小松加菜さん。

文具メーカーに勤めている方だけに、その手帳スタイルはとてっても文具フル。

まずはペン。

「予定を書くのは、書き心地が良く、ちょうどいい太さで書ける0.4mmの黒ボールペン。仮予定は0.3mm芯のシャープで書きます。好みの色をセットできる多色ボールペンや、パステルカラーの蛍光ペンも使います。カラフルでかわいい柄のテープが貼れる商品もお気に入りです」

というこだわりよう






また、書き方が非常にユニークで、「やること」は手帳に直接書かず、すべて付箋に書いて貼るスタイル。

重ね貼りができる付箋は手帳のメモ欄のスペースを気にせずに書ける利点がある。
また、

「付箋は手帳が自然とカラフルになるのもうれしい。かわいい付箋を使うと、モチベーションも上がります」

「最新手帳2018」から気になる手帳を紹介

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さてここからは本特集で紹介されている「最新手帳2018」から、気になる手帳をピックアップします。



文具ソムリエールの菅未里さんが監修した卓上カレンダー型のシステム手帳。
2018年はこのタイプが来そうです。



システム手帳を2つくっつけたような手帳。見開きで4ページを同時に確認できる。


月間と週間を同時に確認できるフォーマット。メモページもたっぷり。

文具ソムリエール菅未里さんオススメ 技あり手帳文具セレクション15

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手帳特集紹介といえばお約束の文具の紹介。

今回は菅未里さんのオススメということですが、その中から気になったものを幾つかピックアップします。



0.5mm、0.7mm、1.0mmのボール径が異なる黒色インクを搭載したボールペン。
その発想はなかったな。



ブックマークやペンホルダーとしても使えるイタリア製ナチュラルレザークリップ。



大事な情報を目立たせるアイコンテープ。専用の消しゴムで消すこともできるのがいい。

感想など

毎年恒例、季節の風物詩となっているす「日経ビジネスアソシエ」の手帳特集。

「日経WOAMAN」にくらべると、ややボリュームに欠ける感はあるものの、やはりよりビジネスライクな仕上がりで、紹介されている手帳術もかなり職場で使える実戦的なものという印象を受けました。

全体的に硬派なんですよね。

ですが、紹介されている手帳の使い手が、実は女性が多いんですよ。
そのあたりが面白いところ。

手帳術に関しては、やはり、女性の方がマメなのでしょうか、男性よりも女性の方に一日の長があるような気がします。

女性の手帳ユーザーが増えることはいい傾向で、オッサンよりも発想が柔軟なだけに使い方も幅が広がるし、手帳に関連した文房具などのグッズもここ数年すごい勢いで充実してきたように思います。

特にマステ、付箋、シールといった”貼るもの系”の充実ぶりは隔世の感があります。

さて、手帳選びもあと1ヶ月ぐらいがピーク。
そろそろ来年の手帳を決めないと、人気の手帳は売り切れになりそうな時期になってきました。

この手帳特集を読んでぜひ手帳選びの参考にしてください。

日経ビジネスアソシエ 2017年 11 月号 [雑誌]

手帳特集目次

●最高の1年にする! 2018 手帳大特集
■第1部 使い方編 ノウハウ満載 デキる「あの人」のナマ手帳
 ・“イタ車”を日本一販売した 凄腕社長のムダゼロ手帳
 ・18歳から銀座で活躍 美人ママのリアル黒革の手帳
 ・“イヌケモレ” を無くし営業トップに エース社員の一元管理手帳
 ・難関“オレンジ” を目指す 消防女子の自己研鑽手帳
 ・デジ・アナをフル活用する 敏腕プロデューサーのヒット連発手帳
 ・手書きを愛する 文具開発者の付箋フル活用手帳
 ・経営層が頼りにする エグゼクティブコーチの信頼獲得手帳
 ・定時仕事の間にプライベートを充実させる トレーナーの目標必達手帳
 ・月イチバイトから大抜擢 接客日本一の出世手帳 “超一流”の手帳活用術
 ・予定は「作る」ことが大事 早稲田大学ビジネス・ファイナンス研究センター顧問
  一橋大学名誉教授 野口悠紀雄さん
 ・逆境で負けない心は手帳で培った
  銀メダリスト、元マラソンランナー 有森裕子さん
 ・ノートはアイデアの発見場
  漫画家 植田まさしさん

手帳はもっと楽しく使える
 ・アレンジ1つで“動くオフィス”に! システム手帳の楽しみ再発見!
 ・無料、簡単、便利! Googleカレンダーのフル活用術

【COLUMN】 時短&ミスゼロ 手帳テクニック! マステで手帳メイクアップ

■第2部 選び方編
 ・“グループウェア”時代に役立つ “紙の手帳”最新手帳2018
 ・「マツコの知らない世界」でおなじみの文具ソムリエール 菅 未里さん
  オススメ 技あり手帳文具セレクション15

おまけ オリジナルペンケース

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今回の「日経ビジネスアソシエ」にはおまけもついております。

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オリジナルペンケース。

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おお、なかなか良さそう。

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「エディフィス」とのコラボなんですね。

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中はこんな感じ。

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このゴムバンドで手帳に装着できるようになっています。

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