毎年恒例の「日経WOMAN」手帳特集。
毎日の忙しさに油断してたらもうすでに次の12月号が出ている!
今更感はありますが、まだまだ手帳選びのシーズンまっただ中ですのでご紹介したいと思います。
「日経WOMAN」2017年11月号手帳のコツ300
毎年この「日経WOMAN」の手帳特集は、とにかくスゴイ。
何がスゴイって紹介される手帳のボリュームがトンデモなく多い。
今年は300もの手帳のコツ、ワザが紹介されています。
その中から気になった手帳のコツやワザをご紹介。
仕事のヌケ&モレがなくなる手帳
まずは仕事系の技から。
サザビーリーグ商品部アフタヌーンティー・リビングバイヤー田瀬菜穂子さんによる、仕事のヌケ&モレがなくなる手帳術。
ウィークリーレフトタイプの手帳で、右のノートページを3分割しTO DO、メモ、アイデアを1冊で管理するというもの。ページの左上には1週間のTO DOを箇条書きにして、翌週に持ち越す場合はピンクのマーカーを引く。
ページの右上には会議や打ち合わせの重要ポイントをメモ。
そしてページ下部にはミーティング中に浮かんだアイデアを図解で記載。
この3分割は田瀬さんの「毎分割ルール」で、
「どこに何を書くかを決めることで、情報が迷子にならない。作業の効率が上がり、日々の業務ヌケ・モレも防げます」
とのこと。
これって、デイリータイプの手帳でも使える技ですよね。
仕事のやる気がアップする手帳
続いては、アナウンサーであり、スピーチトレーナーの三浦由紀子さんによる「仕事のやる気がアップする手帳術」です。
ポイントは
「毎日必ず見るのが、マンスリーページの一番上に書いた、オン&オフのTO DOリスト。その月に達成したいことを確認し、気合を入れます」
とのこと。
このマンスリーページの余白というのは使い方次第で強力な武器になります。
よく目にするページだけに、特に目標や夢、ほしいものなどを記入しておくとやる気に繋がります。
さらにメモページの”2020年の夢リスト”も折にふれて読み返すそうです。
「20年までにかなえたい夢や目標を書き、イメージに合った写真を貼ることで、なりたい自分がより具体的に。今すべきことが明確になり、行動力もアップ!目標達成に向けて少しずつ前進している実感が持てるようになりました」
この夢かなリストは手帳とは別のノートに記入していて、その文章はすでに夢がかなったという『完了形』で書くのがコツだそうです。
そして大切なのはやっぱり見返し。
「毎日電車での移動時間などに見返します」
TO DO手帳の作り方
手帳の使用目的のひとつに「TO DOリストを作って仕事を効率的にすすめる」という目的があると思います。
実際手帳術の本でもTO DOリスト関連の記述は絶対の項目。
ですが、TO DOリストってただやらないといけないことをつらつらと書き並べればいいわけではないんですよ。
「例えばルーティンワークが多いなら、毎回やるべきことをリスト化するらりチェックシート化したほうが、書き出す手間も作業のやり忘れも減らせて便利。割り込み仕事が多い人は付箋を使って、いつ、どの仕事を優先すべきかを周囲と共有しやすい、『可動式TO DO』で管理するのがおすすめです」
というふうに、一口にTO DOリストといっても目的に応じて作り方は色々あるんですね。
このページでは6タイプのTO DOリストの書き方を紹介しています。
ぜひ参考にしてください。
勉強が無理なく続く手帳テク
アンカリング・イノベーション代表取締役、大平信孝さんによる勉強手帳の作り方。
著書はこちら
資格試験をを受けなければならない社会人にとって大いに参考になると思います。
簡単にそのステップを紹介。
STEP1 手帳の目立つところに具体的な目的&目標を書く
STEP2 勉強リストを作る
STEP3 勉強リストからやりたいことを選び「10秒アクション」を書く
STEP4 「10秒アクション」をどの時間帯にやるか決める
STEP5 1日の終りに、今日できたことを振り返る
詳細は日経WOMANで確かめてほしいのですが、キモは
「勉強するための『取りかかり(=10秒アクション)』を決め、手帳に書くと、勉強を習慣化しやすい」
という点。
そしてその「10秒アクション」はとにかくハードルを下げることがポイントで、例えば『問題集を開く』という行動レベルでもOK。
簡単に達成できて、自己肯定感もアップすることで勉強が始まりやすく、続きやすくなります。
手帳×文具のすごワザ34
手帳をより効果的に使うために様々な文具とその使い方が「すごワザ34」として紹介されています。
なかでも参考になるのは、文具にプラスしてデスク上の配置なども紹介されている点。
基本は右側上部の引き出しによく使う文具を収納する、モニターの下にメモや付箋類、手帳はブックスタンドで開いて置くなどすぐに真似したい配置例が参考になります。
さて、このコーナーで紹介されている気になる文具をご紹介
◆付箋、シール、メモ類
ビジネスライクなものばかりでなく、やはり「日経WOMAN」なので全体的に付箋やシール、マステなどカラフルで可愛らしいものが多く紹介されています。
その中で気になったものを幾つか
▲日付に貼ってマークします。
付箋はロールタイプが人気のようです。
◆収納関連グッズ
▲付箋やシールの収納に
▲この特集で紹介されているものとは違う種類ですが、このボックス自体を閉じてコンパクトに収納できるのも便利。
▲イスの背もたれに引っ掛けてバッグの置き場にします。
◆手帳を楽しく
▲手帳に写真を貼りたいとき便利なチェキフィルム専用のプリンター。
記になる手帳紹介
さて最後に気になる手帳をご紹介。
◆夢や目標を実現する手帳
▲目標から逆算して計画を記入する手帳。
当ブログでも紹介しています。
▲カレンダーは3年分、マンスリーは見開きで2ヶ月分あり、毎月のやりたいことをリストにして書き込めるページが月ごとに2ページあります。
WEEKEND WISH DIARY 週末野心手帳 2018 ティファニーブルー
▲週末の計画を練るスペースが毎週あります。
当ブログでも紹介しています。
◆タスク管理に向いている手帳
ハイタイド 手帳 2018年 10月始まり ウィークリー ブロック B6 イーリス イエロー NY-1
▲見開き1週間のブロックタイプで、毎日のTO DOが俯瞰しやすい。
マークス EDiT 手帳 2018 1月始まり A5変型 週間ノート スープル・プリュス オレンジ 18WDR-ETH01-OR
▲見開き1週間のバーチカルタイプで、下段がノートスペースになっている。
感想など
毎年楽しみにしている「日経WOMAN」の手帳特集。
とにかく実例が豊富なのが圧巻。
なんせ、コツが300ですからね、300!
これだけの手帳をのワザや実例を集められるの雑誌はなかなかありません。
それに手帳特集の場合、男性のビジネスライクな手帳もいいのですが、やはり女性の手帳のほうがカラフルというか華やかというか、ビジュアル的に見ていて楽しい。
今回は僕が興味あるテーマをピックアップしましたが、他にも女性ならではというか、男性では手帳に書かないだろうというものがたくさんありますので、是非本書でお確かめください。
例えば、「着ない&ムダな服がなくなる手帳」「自炊の回数が増える手帳」「片付け手帳」などなど。
こういった手帳は男性が「始めよう!」と思っても、男性向けのビジネス雑誌ではなかなかお目にかかれません。
ぜひ手帳ライフの幅を広げる参考にしてください。
手帳特集目次
◆仕事が速くなる! 週末が充実! 年100万円貯まる!
1年後、私が劇的に変わる! すごい 手帳のコツ300
手帳に○○しただけで毎日が変わった! 働き女子の手帳のコツ、大公開!
・仕事のヌケ&モレがなくなる手帳
・1年で200万円以上貯まる手帳
・仕事のやる気がアップする手帳
・着ない&ムダな服がなくなる手帳
・今年こそ“3日坊主”にならない手帳
・アイデアを商品化できる手帳
・自炊の回数が増える手帳
・有休&代休が取れるようになる手帳
・感謝することがクセになる手帳
・睡眠時間も収入も増える手帳
・「100の目標リスト」でやりたいことがかなう手帳
・これで解決! 「 手帳が続かない」問題
・もっと上手に使いたい手帳の悩みにプロが答えます
すぐやる人になる! 手帳ワザ
・仕事が速い女性の「TO DO手帳」、どう作ってる?
・このTO DOで「私、失敗しないので! 」宣言
・プロ直伝! やるべきことが実現する書き方のコツ
お金が貯まる/OFFが充実/勉強が続く/心と体が整う/片づけ&家事がはかどる
・文具好き女子に聞く! 手帳×文具のすごワザ34
自分に合った手帳の選び方
・働く女性の「本当に使える」手帳カタログ
・マンスリー手帳でここまでできる!
・売り切れ必至の10選! 100均手帳がスゴすぎる!
2018年の手帳、抽選で150人にプレゼント!
おまけ オリジナル万年筆
今年も「おまけ」にオリジナル万年筆がついてきます。
けっこうオシャレ。
ブラックのインクのカートリッジつき。
Afternoon Teaとのコラボなんだ。
ペン先も凝ってる。
2018年の手帳とともに。