こんにちは、一龍(@ichiryuu)です。
今日ご紹介するのは、ひすいこうたろう、大嶋啓介(著)『前祝いの法則』 です。
僕が大好物な引き寄せ系の成功本なのですが、本書で語られているメソッドは盲点でした。
「そうか、足りなかったのはこれだったのか!」と大納得。
では早速、気になるポイントの読書メモをシェア!
『前祝いの法則』読書メモ
★予祝とは
よしゅく【予祝】
豊作や多産を祈って,一年間の農作業や秋の豊作を模擬実演する呪術行事。農耕儀礼の一つとして〈予祝行事〉が行われることが多い。あらかじめ期待する結果を模擬的に表現すると,そのとおりの結果が得られるという俗信にもとづいて行われる。小正月に集中的に行われ,農耕開始の儀礼ともなっている。一種の占いを伴うこともある。庭田植(にわたうえ),繭玉(まゆだま),粟穂稗穂(あわほひえぼ),鳥追,成木(なりき)責めなど地方色豊かなものが多い。
出典 株式会社平凡社世界大百科事典 第2版
★「心」×「行動」=「あなたの未来」
行動は大事です。でも、その前に、どんな心の状態で行動するのかが、もっと大事だったんです。
がんばっているのに、夢がなかなか叶わないという方は、「心の状態」がマイナスなまま行動しているので、どこまでいっても現実がプラスに転じないんです。
というわけで、未来を生み出す方程式はこちらです。「いまのあなたの心の状態」×「行動」=「未来」
「どんな心で」×「なにをするか?」ってことです。
つまり、「あり方・Being」(心)×「やり方・Doing」(行動)=「未来」
そして、最高の未来を作りたかったら、こうなります。「ワクワク」×「行動」=「史上最強の未来」
これが自分の人生を最強にする方程式です。
方程式というか、ただの掛け算ですけどね(笑)。
ネイティブ・アメリカンのナバホ族の格言でいうなら、これです。
「すばらしい夢を見て、それを行動に移せ」
★引き寄せの法則、結果が出る人、出ない人
夢を明確にするだけでは、実は夢は叶いません。
たとえば、カーナビで「行き先」を指定しただけではそこに着けません。
もう1つ、「現在地」も入力する必要があります。
では、あなたの人生において、「現在地」とはなんでしょうか?
「現在地」とは、あなたが現在、ありのままに感じてること、そのすべてです。
つまり、自分が感じてることを否定せず、いま、そう感じてるんだなとありのままに受け入れ、認めることができたら、「現在地」が定まるのです。
結果が出る人と出ない人の違い
それは自分を好きかどうか、自分を受け入れているかどうかでした。
つまり、「現在地」が定まっているかどうかだったのです。
まさに、この方程式と一緒です。
「未来」=「心」(あなたのいまの心の状態)×「行動」自分を嫌っているということは、「自分の心の状態」がマイナスなわけですから、どんなメソッドや行動を取り入れても、未来がなかなかプラスに反転しないのです。
また、「やりたい」ではなく、「やらなければいけない」と嫌々やっているときも、心の状態がマイナスですから、奇跡は起きにくいわけです。
心の状態が最高の状態はなにかというと、心から面白がれているときや、また、感謝があふれているときなのです。感謝のエネルギーが一番高く、感謝までいけば奇跡は頻発します。
★やる気が起きないことをやっていることが、人生最大のリスク
「正しいことは続かないけど、楽しいことは続く」
脳は楽しいことが大好きなんです。楽しくないことはほんとは1ミリだってやりたくないんです。
だから、やってることにワクワクしてないってことが、実は人生最大のリスクなんです。
★「楽しむ」と「ふざける」は違う
ここで誤解されるといけないので、お伝えしておくと「楽しむ」と「ふざける」は違います。「楽しむ」とは、ベストを尽くした先にあるものです。
「ほどよい緊張感」と「集中状態」、そこに「楽しさ」が加わると、爆発的な奇跡が起きるのです。まさにそのことを伝えている、ミュージシャンの甲本ヒロトさんの言葉をご紹介しましょう。「僕はいろいろなところで人に聞かれるんだよ。
『楽しきゃいいのか?』って。
いいんだよ。
そのかわり、楽じゃないんだよって。
漢字で書いたら同じじゃんって。
でもね、楽しいと楽は違うよ。楽しいと楽は対極だよ。
楽しいことがしたいんだったら、楽はしちゃだめだと思うよ」
感想
◆楽しんで実行できる成功法則
「予祝」という言葉は本書で初めて知りましたが、なぜそれが目標達成につながるか言われてみればそうなだよなと納得。
予祝とは上記のようにいわゆる「前祝い」なんですね。
で、いい結果をイメージするのって、もうスポーツの世界では当たり前のように行われている「イメージトレーニング」と同じ。
実際本書で紹介されている実例でも、スポーツ関連のものも多数あるように、オリンピックで金メダルをとった選手の談話で「表彰台に立つ自分をイメージした」というのをよく聞きます。
ところが、スポーツの世界では当たり前に行われているイメージトレーニングも、実生活の中での目標達成や夢の実現のために実行しようとすると、なんだかスピリチュアルな感じがして、人によっては嫌悪感を持つ方もいます。
これもったいないなと思っていました。
ただ、成功法則が今でも世間で完全に認められていないのもわかるんです。
それは、効果が人によって違うからでしょう。
みんながみんな、目標を達成できていないから「嘘っぱちだ」という人もいるわけです。
そこが僕にとっても謎だったし、どうしても知りたいところでったのですが、今回本書を読んで、どうして効果がある人とない人がいるのか、その違いは何なのかという理由がはっきりしました。
ポイントは、「自己受容」と「感謝」、そして「楽しむ」「面白がる」「興奮する」だったんですね。
「心」×「行動」=「あなたの未来」
これが、成功のための方程式ですから、がむしゃらに「行動」するだけではだめ。
「心」がプラスの状態でなければ結果はマイナスというのがわかっていないと、無駄な努力になるというのが完全に腑に落ちました。
今回のエントリーでは肝の部分だけメモにしましたが、本書ではこの方程式を実行するためのワークも多数記載されているので、一つからでもやってみることをおすすめします。
もちろん、「心」をプラスにして「面白がる」ことは今すぐできるので、この瞬間からスタートしてみましょう。
僕もイメージします。
「月間PV100万超え、YouTube登録者数10万人超え、そして月収100万超え」
まずはこれぐらいのレベルの目標から「面白がって」前祝いし続けます。
ああ、なんか楽しくなってきた!
結果がたのしみ。
目次
プロローグ いまから100秒で、「奇跡の起こし方」をお伝えします。
第1章 有名人たちも予祝でメイク・ミラクル
第2章 なぜ予祝で奇跡は起きるのか? 予祝の原理
第3章 予祝はこうやる。予祝マスターになる
第4章 困ったときも前祝い。問題解決にも予祝は効く!
第5章 奇跡が起きる人、起きない人の違いは何か?
第6章 楽しいは無敵。予祝の本質は、面白がること
あとがき 「国語 算数 理科 予祝!」 大嶋啓介
おまけの話。 ひすいこうたろう
関連書籍
今日ご紹介した本を読みながら思い出したのがこの本。
合わせてお読みください。
ひすいこうたろうさんと大嶋啓介さんの著書