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iPhoneの読み上げ機能でKindleをオーディオブックにする【読書ネタ】車を運転しながら読書する方法を実験してみた

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こんにちは、なおさん(@ichiryuu)です。

毎日自分で車を運転しての通勤、往復1時間半をなんとか有意義な時間にするためにPodcastを聞いているのですが、なにか他にいいインプットの方法はないかといつも考えています。

そんな中、先日、香川県在住の有名ブロガー、ヨスさんがリツイートしていたこちらの記事

ここで紹介されている、「運転中も読書ができる方法」にがっつり引っかかりました。

記事に触発され、運転中も読書ができるかどうか早速実証実験してみました。

その結果は・・・ 

運転中も読書ができる方法とは?

Kindle本を簡易オーディオブックにする

元記事はこちら

参考 新しい読書の形!?車の運転中でも読書ができる方法!!へんもぶろぐ

詳しくは上記ブログをお読みいただくとして、

要するにiPhoneに搭載されているSiriの画面読み上げ機能を使ってKindle本の”朗読”させようというもの。

これにより、普通のKindle本がオーディオブックになるわけです。

Siriのテキスト読み上げスピーチ機能の設定方法

▲「設定」画面で「アクセシビリティ」をタップ

▲「アクセシビリティ」から「読み上げコンテンツ」をタップ

▲「読み上げコンテンツ」から「画面の読み上げ」をオン
これで設定は完了です。

Kindleをオーディオブックにする実証実験

スピーチ機能の使い方

スピーチ機能の使い方は、まず読み上げさせたい文章を画面に表示します。
僕の場合はKindleのアプリを立ち上げて、本を表示します。

その画面上で通知画面を表示させるように画面上部から2本指で下方向にスワイプします。

▲するとすぐに読み上げが始まり、画面にはコントロールのためのアイコンが表示されます(しばらくすると画面端のほうに小さく表示されます)。


ページ送りも自動でしてくれるので、車を出発させる前にセッティングしてしまえば、あとは目的地に着くまでずっと読み続けてくれます。

ただ、機能上の問題もいくつかあります。

iPhoneの画面はつけっぱなしにしておく必要があり、バッテリーが心配になることと、1ページまるまる写真だったり、図による解説だったりして読むテキストがないと朗読が止まってしまうこと。

使用上の注意点
  • 画面を開いた状態にしておかないといけない
  • 1ページすべて写真や図のような読むテキストがないページで朗読が止まってしまう

当然、画面読み上げがオフになった場合は、ページ送りをして再度読み上げ機能を起動しないといけません。

注意
くれぐれも操作は車が止まっているときにしてください。運転中に操作をしないように。

感想と、Siriの読み上げに適している本とは

発音や漢字の読みがおかしい→古典には向いてない

さて、実際に使ってみた正直な感想ですが。

ご存知のようにSiriの日本語はイントネーションが変なところがありますよね。
それに加えて漢字の読みが変だったり、記号や英語のよみがおかしいところがあります。

一番最初に読ませてみたのが夏目漱石の『それから』だったのですが、現代語とはちょっと違う明治の文章をSiriに読ませると正直言って何を言っているのかよくわかりませんでした。

また、上の写真は吉川英治(著)『三国志』ですが、例えば関羽を「せきはね」とSiriは読みます。
人の名前の読みはかなりひどいので、登場人物の多い物語はSiriの読みを脳内変換しないとわけがわからなくなります。

現代語の本がおすすめ

そこで夏目漱石の次に現代語ならいいだろうと、こちらの本を読ませてみました。


完全に現代語のルポルタージュなので、夏目漱石よりは聞き取りやすく、慣れれば十分オーディオブックとして使えるという感じです。

初見よりも繰り返し読みに向いているかも

ただ一つどうしても不満な点がありました。
それは、僕は初めて読む本には印象に残った部分を紙の本なら付箋を貼りたい、Kindleならハイライトにしたいわけです。

ところが運転中にSiriが読み上げてくれる文章を、気になったからといってハイライトできないのです。
この「ハイライトにしたい」欲求が、だんだんイライラに変わっていきました。

そこで考えたのは、一度読んだことのある本ならいいだろうということです。

一度読んだけど、なんども読み返したい本ってありますよね。

特に定番ビジネス書の『7つの習慣』とか『思考は現実化する』とか。

こういった、一度読んでいるけど内容をさらに深く理解するためにもなんども読みたいという本に、Siriに読み上げさせてオーディオブックのように聞くのはぴったりです。

すでに読んだことがあるので、Siriの変なイントネーションでも聞き分けることができるし、読んでから聞くと、目で読むのとは違った「こんなこと言ってたんだ」という発見もあります。

ということでまとめとしては、

iPhoneでKindle本を読み上げさせてオーディオブックとして聞くのに最適なのは、

iPhoneで朗読を聞くのに向いている本

現代日本語で書かれた、一度読んだことがあり、なんども読み返したい本

ということになりました。

確実に読書量が増えますし、通勤時間が楽しくなるので、皆様も一度お試しいただきたいと思います。

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