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素で生きてみよう【書評】ワタナベ薫 (著)『素のコミュニケーション術』サンクチュアリ出版

おはようございます、いつも「素」で飄々と生きている一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、ワタナベ薫さんのコミュニケーション本をご紹介。

人間関係に疲れている方、なにか息苦しさを感じている方、「素」を曝け出して生きる方法を学んでみませんか?

 

【目次】
序章 はじめに
第1章 本当にみんな素になりたい
第2章 どうしたら素になれる?素になるためのステップ
第3章 これで悩みも解消!素で相手の心を開く
第4章 ゆっくりと素になっていこう
第5章 誰とでも素コミュニケーション!
あとがき

【ポイント&レバレッジメモ】

★あなたは来た球を打ち返すだけでいい

素である状態というのは自分から見ても、他人から見ても、リラックスしている状態です。ニュートラルに近い感じで、やんわり立っている状態。もうちょっと具体的に説明すると、善悪のジャッジもなく物事を見つめている状態であり、何にも捉われていない状態です。<中略>
そして、もうひとつ、素でいるのにとても大事な要素があります。
それは、いまこの瞬間に、集中していることです。
この状態は「他人の目を気にする状態」から離れて、「自分の目でものを見ている状態」になっています。自分の目でものを見て、率直に感じたままを表現する。
来た球を打つというくらい素直に心を開いた状態というのは、気心の知れた人とするリラックスした会話では、あなたも無意識にやっているはずです。

★性格は違っても、素の人に共通する特長

素の状態であったとしても、人の性格は様々です。何事にも厳しい父親のような人もいれば、優しく相手を包み込むような人、サバサバとして堀爽としている人、小さいことでも配慮できるマメな人など、人によって性格はまったく違います。
しかし、次の点では共通しています。rわかりやすい人」「信頼できる人」「誠実な人」というイメージを素の人は相手に与えます。<中略>
人は無意識に一貫性のある素の人に好感を覚えます。
一貫性というのは、良い意味で変わらないということであり、「安定」をイメージさせるものです。

★自尊心とプライド

「なぜ、そんなに無防備な素でいられるの?」
それは、大きな意味での自尊心を持っているからです。
自尊心とは、自分を尊ぶ心と書きます。プライドが高いという意味ではなく、自分の価値観や心をとても大事にしているのです。他人からバカだな、と思われたとしても自分が良いと思ったことを無心にやりきる力が素の人にはあります。<中略>
執着をしている人はプライドが高く、自分の評価が下がることを恐れるあまり、素の自分を表現することはあまりしません。プライドが高い人は人間関係を減点法でとらえられがちですが、理想的な人間関係は加点法なのです。

★自分の軸を「好かれたい」から変える

「シンプルな軸を持つ」
これは難しいことではなくて、本当にシンプルなことでいいのです。(周りの人の笑顔を大切にしたい)、(色んな経験をして人間として成長したい)、もっとシンプルだと、(誠実な人でありたい)、自分の人生において、本当に大切にしたい望みを心がけることで、あなたは素に一歩近づきます。<中略>
他者評価を人生の軸にすえるかぎり、あなたの人生はあなたの自由にはなりません。
自立した望みを自分の人生の中心に置いて、歩んでいこうそう決めたときに、他人によく思われようという心は自然と薄らいでいきます。

★人間関係は評価のしあい?

素の人が好感を持たれやすいのは、自分を最初からオープンにして、弱味をさらけ出しているということもありますがもっと言えば、他人を評定しないで、そのままを受け止める度量を感じるからです。
素の人は自分の中にシンプルな軸を持っているということを先にお話しました。自尊心は他人を尊ぶ心にもつながってします。自分の軸を大切にしているからこそ、他人の価値観も大切にしようと思えるのです。

★勘違いしない「奔放」と「素」のちがい

むき出しの自分と素の違いは、むき出しの自分には、怒りや焦燥、過度なアピール、同情を引こうとする寂しさなどが本質にあります。
あなたはあなたでいることを自分で認めさえすれば、感情のブレによって、周りをかき回したり、自分自身をコントロールできなくなったりするようなことはありません。認められていないと感じるから、人間は周囲に対して攻撃的になったり、必死にアピールするのです。
でも、あなたの素は、あなたがあなたであることを認めさえすれば、他人の評価に一喜一憂せずに、心穏やかに過ごすことができます。

★好きなことを好き!と勇気を出して言ってみる

素で好きなことを常に話をしている人は、それに共感する人たちが寄ってくることになり、その人間関係の幅は広がっていくのです。隠していれば、あなたがどんな人かは周りの人は、知ることがないでしょう。
知らなければお互い素にもなれません。
なので、恐れることなくあなたの大好きなこと、趣味、興味関心を話してみてください。それらは、人間関係の試金石となっていくことでしょう。

【感想など】
◆仮面が自分を苦しめる

著者のワタナベ薫さんはメンタルコー著をされている方だそうです。

本書は素を出してコミュニケーションをとることを推奨する本ですが、これができなくて苦しんでいる人は結構多いのでしょう。

人間は社会性の強い生き物。

多くの集団や組織に属して、人と繋がって生きています。
そしてそれは自分を支えてくれ、生きる意味を与えてくれるものでもあります。

しかし人によっては、生きる上での苦しみにもなりかねない。
人は一人で生きられないゆえ、人間関係が一番の悩みとなってしまいます。

でもその苦しさの根本は自分にあるのかもしれません。

人によく思われたいとか、人より優れているように思われたいとか、私たちは素の自分の上にいくつかの仮面を付けて人とつきあっていますよね。

その仮面をとり払って素を出して生きることができたら、素で人とつきあえることができたら、とってもラクに生きられるのです。

◆素を出しても大丈夫

素の自分を見せたら、相手に嫌われるかもしれない。

たいていの人はそう思ってしまいますよね。

でも本書が言うように素を出すことでコミュニケーションは円滑になります。
そもそも私たちの周りで「いい人だなぁ」「安心して話せるなぁ」と感じる人はどんな人か思い出してみましょう。

表裏のない人、飾らない人、誇張しない人・・・要するに素のままの人ではないですか?

そうわかっていても、まだ素を出すことが怖い人は

「素を出しても大丈夫だ」と自分を信じること

です。

こう言ってしまうとあれですが、人ってそれほど他人のパーソナリティを気にしたりしません。

よほどの利害が絡んでいるとか、自分の身に危害が及ぶ可能性があるとかでなければ、相手の話しを身も心も構えて真剣に聞くことってないでしょう?

日常の会話なら、そんなに身構えることは必要ないのです。
はっきり言って、みんな気にし過ぎなのです。

もっとおおらかに、生きていけばいいのです。

◆素を勘違いしてはいけない

ただし、一つだけ注意してほしいことが、それは「素」を見せるということを勘違いしないこと。

素を見せるというのは、社会の常識を無視して、なんでもやりたい放題やるとか、空気を読まずに、言動を制御しないということではありません。それは感情のコントロールができていないただの奔放であり、多くの社会生活に支障をきたすことでしょう。

自分が喜ぶことを、相手にも楽しんでもらう。

その姿勢だけは守ってほしいですね。

◆まず自分が楽しくなるように

そのためには

素でコミュニケーションを取るということは、相手にどう思われるかよりも、まず自分がどう思うかが大事で、相手を思いやりながらそれを素直に伝えるコミュニケーション

を心がけたいのですが、難しく考える必要はないと思います。

自分の好きを曝け出していけばいいのです。

例えばワタクシは、職場では文房具好きとして知られています。

いい歳したオッサーンが文房具好きというと好奇の目で見られることがありますが、「書き味のいいペン教えて」とか、「最近便利な文房具ある?」とか尋ねてきてくれてコミュニケーションがとれたりします。

時には「こんなの知ってる?」と、面白い文房具を買ってきて見せてくれることも。

人の興味関心はそれぞれ、鉄道好き、アイドル好き、いいじゃないですか。
思い切って曝け出すと、同じ志向の人が集まってきます。
これって楽しいし、楽です。

「いい歳してカッコ悪い」なんて、妙なプライドにとらわれて生きるよりずっと楽しい人生になると思います。

「素」でシンプルに生きる。
そこに人は集まります。

本書はサンクチュアリ出版様より献本していただきました。
ありがとうございました。

【関連書籍】

同著者の既刊本を紹介

 

女性はみんなダイヤモンド。7日間で自分を愛してキレイになれる!賢くて、優しく、凛として、個性的に愛されて輝く女性の生き方。

「完璧なんていらない」「嫌われたっていい!」「本当に好きなことをすれば、なりたい自分になれる」―大人気ブログ待望の書籍化。

【管理人の独り言】

一つ自分を曝け出す方法を紹介。

それは職場のPCノ壁紙。
ある同僚は、自分が撮影してきた電車の写真を壁紙にしています。
またある同僚はAKBの誰かの写真(すいませんよく知らないもので、ショートヘアだったのでたぶんマリコ様)を壁紙にしています。

これって、席を離れるときPCを開いたままにしておくと、自然と目に入ります。
「ああ、この人鉄道マニアなんだな、しかも撮り鉄だ。」とか、「AKBのファンなんだ」と、本人がいなくてもわかります。

すると会話も自然と鉄道の話しになったり、コンサートや握手会の話しになったりします。

ちなみにワタクシは壁紙には愛犬の写真、そしてノートPCにはN◯Cのロゴの上から林檎のシールを貼って、「俺のはMacBookだ!」と言い張ってApple信者であることを主張しています。

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