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そこはとても居心地がいいらしい【書評】横山 信治(著)『上位20%に入れる人だけが一生成功する』 大和書房

おはようございます、上位20%のブロガーに入りたい一龍(@ichiryuu)です。

さて今日は、出版からちょっと時間が経ってしまったのですが、当ブログでもおなじみの横山信治さんの本をご紹介。

ちょっとした努力であなたも上位20%の人になれる、成功法則の数々。
組織の中で突破口を求めている人、必読です。

 

【目次】
プロローグ トップセールスマンの私が、なぜ左遷
CHAPTER1 成功法則 上位20%の人は、成功し続ける
CHAPTER2 コミュニケーション力 上位20%の人は、「えこひいき」されている
CHAPTER3 考える力 上位20%の人は、選択と集中ができている
CHAPTER4 時間力 上位20%の人は、「忙しい」と言わない
CHAPTER5 モチベーション力 上位20%の人は、全速力でタバコを買いに行く
エピローグ 誰もが隠れた才能を持っている

【ポイント&レバレッジメモ】

★上位20%の人は、会社の居心地がいい

 上 位20%の人は成功し続けると言いました。なぜなら、一度、上位20%に入ると非常に居心地がいいので、そのポジションをキープできるように努力するからです。80%の人には見えない世界がそこにあります。
 なぜ、上位20%の人が会社で居心地がいいかというと、それは「評価されている」からです。
 人間は人から「評価される」とモチベーションか高まり、能力がどんどん開花します。逆に評価されないと、能力があっても次第にやる気がなくなり会社に対して不平不満を言うようになります。このモードに入ると上位20%からどんどん遠ざかっていきます。

★上位20%の人は、努力に気づいていない

 過去2万人のビジネスパーソンと接してきた経験から、会社で出世している人、成功者が実際に行っているものを検証して、効果があるものをお伝えします。
1.試してみる
2.継続する
3.与える
1つ目の「試してみる」。
この法則は実際に行動を起こさないと、ただの知識だけに終わってしまいます。どの法則でも構いませんので、とにかく実践してください。
2つ目の「継続する」。
どんな法則もすぐに結果が出ることもありますし、効果が現れるまでに時間がかかるものもあります。効果が早いか遅いかは、あなたの能力とはまったく関係ありません。法則は習慣になるまで続ける必要があります。環境、タイミング等々で効果が現れるまでの時間が違うだけで、必ず効果は現れます。
3つ目の「与える」。
この法則で得た利益は必ず分け与えてください。与えるものはお金や物でも、時間でも構いませんし、法則を教えてあげることでもいいのです。
必ず分け与えてあげてください。 理由はそれが法則だからです。

この法則を使えば、努力は必要ないのかと質問されるかもしれませんか、法則を実践すること=努力です。努力とは、何も血のにじむような過酷なことをする必要はないのです。成功者は法則を努力だと感じていません。まわりから見たら大変でも、本人はそうでもありません。

★上位20%の人は、「えこひいき」されている

会社でに2つの力が働きます。
1つ目は、人事権を持つ人の力とか、自分を評価する人達の力です。
もう一つの力は、好き嫌いの力です。「○○さんが言うなら仕方がない」「○○さんの頼みなら何とかしよう」というようなことです。実は会社で自分に影響力があるのは上司だけではありません。部下や他部署の人達の力の影響こそ、とても大きいのです。
この2つ目の力は絶大です。
lスピードを速めることができる
2違う方法を教えてくれる
3できる人を紹介してくれる  <中略>

「えこひいき」される人の特徴は、「宴会の世話役を引き受ける」「電話を一番に取る」「オフィスの掃除をする」「面倒な仕事を、率先して引き受ける」。
 つまり、人が嫌がることを率先してするのです。
 大切なのは、決して自分をアピールしないこと。当たり前のようにやるからこそ、人から好感を持たれるのです。「人から好かれるだろう」「上司から引き上げられるだろう」「褒められるだろう」「感謝されるだろう」と思って行動しても、思ったより評価されないことのほうが多いのです。
それよりも、「みなの役に立つにはどうしたらいいだろうか」「みなに喜んでもらうには自分は何ができるだろうか」、と考えて行動し、それをすること自体を喜び、モチベーションにするほうが、自然と結果がついてきます。

★上位20%の人は、相手のニーズがわかっている

 相手のニーズを確認し、資料の中で興味のありそうなところを先に説明し、その都度、相手の感想を確かめる必要があります。相手の意見に同意したり、相手の会社のよいところを褒めながら話を進めないと成約には至りません。
説明できなかった部分は資料をお渡しし、「興味があれば見ておいてください」の一言で充分です。<中略>
l「自分がどのような結果を望んでいるのか」を意識する
2「そのために、相手のニーズを満たすにはどうしたらいいか」を考える
 自分の利益だけを追求しすぎたり、信念や正義感を貫くことで、かえって目的の達成から外れてしまうこともよくあることです。
 すべてのコミュニケーションは相手あってのことですから、それを忘れないようにするとよいでしょう。
 最後にこれだけは覚えていてほしいのですが、感情的になると目的は達成できません。

★上位20%の人は、選択と集中ができる

 社会では、平均点の人より、何かの分野で突出しているほうが有利です。平均点より少しぐらい上では通用しません。
 上位20%の人は、得意なことに全力を尽くしています。自分の得意な分野にエネルギーを集中投下しています。自分の苦手なことは得意な人に任せてしまいましょう。
 私達は自分の長所を割引いてとらえ、短所を拡大視する傾向にあります。自分の短所を眺めてクヨクヨしても何も得るものがありません。<中略>
 人それぞれ、得意分野が違います。接客が得意な人には事務作業で精度とスピードアップを訓練するより、店舗で接客をしてもらうほうが会社としても本人にもよいのです。
 人事は自分で決められませんが、得意分野を常にアピールし、得意な部署に異動させてもらうようにするのも一法です。
 上位20%の人たちは、みな、得意なことを伸ばしたから成功したのです。あなたも自信を持ってください。

★上位20%の人は、変化を楽しむ

 人間は変化を恐れる生き物です。もっと上のステージに行きたいと頭で考えていても、自然と体や脳は、今いる安全地帯に留まろうとします。それは遺伝子に組み込まれた、危険から身を守るために備わっている、安全装置のようなものだと私は認識しています。
 上位20%の人に共通することは、変化を恐れず常に上のステージを目指し、実際に行動しステージを上げていった人達です。人類も同じように、変化を恐れない人達が開拓した歴史でつくられています。<中略>
私たちが、今のステージより上を目指すのであれば、まず安全地帯に別れを告げ新しいことにチャレンジしてください。毎日同じことの繰り返しで漫然と給料をもらっていても、今のステージからは抜け出せません。

★上位20%の人は、「忙しい」と言わない

 あなたのまわりで「忙しい」を連発している人はいませんか?上位卯%の人は、決して忙しいとは言いません。
 私の知り合いで成功している人は、普通の人の2倍も3倍もの時間を仕事や趣味に使っていますが、「楽しい」と言うことはあっても、「忙しい」とは言いません。「忙しい」という言葉を聞くまわりの人は、いい気分はしません。 自分が暇だと言われているような気がするからです。<中略>
 そうは言っても、つい「忙しい」と叫びたくなるような時もあるでしょう。時間が足りない時です。
 この場合の対処方法は2つしかありません。
「時間を効率化する」ことと、「時間を捨てる」ことです。
 時間を効率化する方法はたくさんあります。無駄だと思える時間は思い切って捨てましょう。<中略>
 逆に、自分の将来の夢・目標に繋がる時間は捨てないでください。

★上位20%の人は、3つの時間を持っている

 上位20%に入る人は、時間に対する考え方、使い方がまったく違います。
  時間には3種類の使い方があります。
1無駄な時間=浪費の時間
2目先の利益のために使う時間=消費の時間
3将来の利益のために使う時間=投資の時間

将来の利益のために使う時間は、大きな利息がついて返ってきます。上位20%に入る人は、圧倒的に一般の人に比べて投資の時間を多く持っています。

【感想など】
◆あなたは上位20%?
当ブログではおなじみ、つい最近も最新刊

 

www.s-ichiryuu.com

 

をご紹介した横山信治さんの本です。

テーマは「上位20%にはいって成功しよう」ということですが、まず上位20%とは?というあたりから。

”20%”と聞くと、あの有名なパレートの法則(80:20の法則)を思い出しますが、どうも世の中の成功者の割合にもこの数字は当てはまるようです。

本書冒頭に

「わたしはこの加年、同じ企業に勤めていますが、自分の仕事が好きでたまらないのです。毎日、朝起きて会社に行くと、自分の最高の部分を表現するチャンスがある。わたしは上位20%のうちのひとり。上位20%の人間なんです」

と、マーカス・バッキンガムに話しかけた女性の逸話が登場します。

「職場で毎日最も得意なことをする機会があると答える人は20%しかいない」というバッキンガム氏のスピーチを受けてのことだったようですが、「わたしは上位20%の人間です」とあなたは言えるでしょうか?

ワタクシは残念ながら20%には入っていません。
それどころかプロブロガーへの転職を考えている毎日ですからね。

ですが、ワタクシと同じように転職を考えている人もぜひお読みいただきたい。
というのは、今の職場で上位20%に入ることができなければ、どこに行っても同じ状況だというのです。

転職の前に、まずは本書で上位20%の人たちに共通すること、行動、思考を学んでみましょう。

◆上位20%は居心地がいい
今のワタクシには想像がつかないのですが、前述のように「仕事が好きでたまらない、楽しくて仕方がない」と本当に感じている人が世の中には20%いるのです。

もしこの状態になれたら幸せなことですよね。

昨今のノマド本とか働き方本の流行は、結局、仕事に満足できない、充実感や幸福感、やりがいを感じないというところから出発しています。

かく言うワタクシもその中の一人で、こうしてせっせとブログを書いているわけです。

では上位20%に入るとどんなことが起こるのか?

本書によると、

そして、もう一つ面白い事実があります。
上位20%の人は成功し続けるのです。
一度、上位の20%に入り居心地のよさを実感すると、ますます時間の使い方を工夫するようになり、人間関係も良好になっていきます。
考え方も熱意も上位20%らしくなります。

上位20%の人は、人間関係も担当する仕事も時間管理もすべてがプラスに作用し、相乗効果を発揮するため、どんどん仕事が楽しくなるのです。

まさに正のスパイラル、成功スパイラルを上昇し続けている感じなのでしょう。

しかも上位20%を維持するための努力すらも、苦ではなくむしろまるで呼吸のように意識せず自然なこととして行動できるようになる。

なんかいい事尽くめですね。

★それほど難しいことではない
とはいえ、上位20%に入るというのはかなりハードルが高いと感じてしまいます。

けれど、

上位20%といえば、5分の1です。つまり5人の中で1番になれればいいのです。会社の規模にもよりますが、母数が大きいほど、5人の中での1人になら簡単になれるでしょう。

と著者はおっしゃってます。
確かに5人のうちの1番なら狙えそうな気がしますよね。

それに、

少しだけ「心がけ」を変え、今よりほんの少し「努力」をすればよいだけです。

とのこと。

本書には沢山の”コツ”が書かれていますが、全部実践する必要はないと思います。
というかできないでしょう。

それができる人はもうすでに上位20%に入っている人です。

人間それぞれ向き不向きがあります。
本書の中から、「これなら自分にもできる」というものを1つ始める事です。

それが正のスパイラルを回転させる起動装置になって、一旦動き始めればあとは少しずつやれる事の巾を広げていきつつ、上昇していけばいいのではないでしょうか。

◆全速力でタバコを買いにいく
では何から始めるか?

ワタクシが本書で一番印象深かったのは「全速力でタバコを買いにいく」というもの。

これは著者が落語家を目指していた時に弟弟子として入門してきた鶴瓶師匠のエピソードです。

鶴瓶さんが入門してすぐのころに、師匠からタバコを買ってくるように言われました。鶴瓶さんはわかりましたと言って師匠の家を出ていき、汗だくになって帰ってきました。そうです。全速力で走ってタバコを買って来たのです。

鶴瓶さんは、とにかくお使いでも掃除でも「まじめ」に「熱意」をもって取り組んだそうなのです。

それは、

鶴瓶さんは20代のころから「相手の期待以上の仕事」をしていました。タバコのお使いを頼まれた場合、私達はタバコを買ってくることだけを考えます。入門当時の鶴瓶さんは、少しでも早く届けようとしたのです。彼の今日の成功と入門時のエピソードが関係しているかはわかりません。但し、この考え方は成功者の原点であることは間違いありません。

師匠に命じられた事を師匠の期待以上の形で返す。

特に才能も技術も必要ない仕事というのは、得てして面白くないもの。
やりがいを感じないし、自分の存在意義を疑ってしまったり、自分の能力を発揮できないとストレスを貯め込むことにもつながります。

ですが、誰でもできる仕事を期待以上の結果で答える努力というのは、一番取り組みやすい突破口なのかも知れません。

まずは一番簡単そうな、誰でもできる事から、ちょっとした努力を始めてみませんか?
そこから変化が始まるかもしれません。

本書は著者の横山信治様より献本していただきました。
ありがとうございました。

【関連書籍】

本書中で紹介・引用されている本をご紹介

 

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