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【世界の博物館】スミソニアン国立自然史博物館

世界の博物館、第17号はスミソニアン国立自然史博物館です。
自然史ということで鉱物の展示もあるわけですが、そうか、宝石も鉱物だったんだな。

【今号の一押し】
ということで、表紙こそアフリカ象の剥製ですが、年間700万人の来館者のお目当てはこちら。

「ホープ・ダイヤモンド」
ホープダイヤ1
45.52カラット、長径25.60mm、短径21.78mmは、ブルーダイヤとしては世界一の大きさ。

ホープダイヤ2
しかし、このダイヤが人々を引きつける魅力はその美しさと大きさだけではありません。

「その宝石を身に着けると必ず不幸になる」という呪い伝説からなのです。

17世紀中頃、インドの寺院からダイヤを盗み出した、フランスのダイヤモンド商人ジャン・バプティスト・タヴェルニエは後に野犬に食殺されたとか。

そのタヴェルニエからダイヤを購入したのがブルボン王朝絶頂期の太陽王ルイ14世。
しかし、この頃からブルボン王朝は衰退し、次のルイ15世は天然痘で病死、跡を継いだルイ16世はフランス革命でギロチン刑となりブルボン王朝滅亡。

そして、革命で一旦行方不明となっていたブルーダイヤは1812年にイギリスで発見され、ロンドンの銀行家ヘンリー・P・ホープが購入。
ダイヤの名前の由来となるのだが、このホープ家も・・・

というところで、気になる方は続きを本書で。

ついでながら、フランス革命で断頭台の露と消えたマリー・アントワネット
マリー・アントワネットの耳飾り
その、耳飾りもスミソニアンにあります。

宝石だけでなく、鉱物に興味のあるマニアは多いそうですが、ここは鉱物マニアの天国ですね。

ついでながら、この人(?)もここにいます。
アウストラロピテクス
アウストラロピテクスの”ルーシー”です。

次号は大英博物館3です。

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