世界の博物館、第19号はペルー国立考古学人類学歴史学博物館です(名前長っ!)
面白い!
中南米の文明ってなんでこんなに面白いんだろう。
【今号の一押し】
独特の造形で何を見てもとにかく面白い中南米の文化遺産ですが、これはある意味その極地ですね。
人物象形鐙型注口壺
紀元前後にペルー北部で興ったモチェ文化が残したもの。
副葬品や奉納品として制作されていたそうですが、モデルとなる人物の容姿だけでなく個性や才覚まで表現している写実性の高さは素晴らしいの一言。
インディオはわれわれモンゴロイドと非常に近いDNAを持っているので、かなり親近感を持ってしまいます。
こちらはモチェよりさらに古いチャビン・デ・ワタルの遺物ですが、こんなアクロバティックな造形のものも。
なんでこんな格好なの?
どんな古い時代にもクリエイティブな人はいたんですね。
次号はイスタンブール考古学博物館