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紫垣 樹郎 他著『マンガでわかる 伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!』集英社【本の紹介】すぐに「突き抜ける人」になりたい新社会人へ

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こんにちは、一龍(@ichiryuu)です。

今日ご紹介する本は、

紫垣 樹郎『マンガでわかる 伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!』 

です。

ちょうど新社会人が疲れて来る時期(?)ですので、漫画でわかりやすくどうしたら「突き抜ける人」になれるかという内容の本が良いだろうと思ってのことですが、はっきりいって、社会人ベテランの方にも学ぶ点の多い内容となっています。

では早速、気になるポイントの読書メモをシェア!

 

 

『伝説の新人 20代でチャンスをつかみ突き抜ける人はここが違う!』読書メモ

 

★新人時代の強みを理解し、それを活かす

 

 「今はできなくていい」という状態は、今後の長いビジネス人生の中で実は新人時代限られた特権です。言い換えれば、新人時代は失敗が許容されているのです。

 組織は新人を育てるために、仮に失敗しても組織運営に大きな影響を与えない程度の仕事を任せているからです。むしろ、早めにいろいろなことに挑戦し、失敗からどんどん学んでほしいと考えているのです。

★チャンスは突き受けたものに集中する

 

 他の新人たちがなぜ自分にはチャンスが来ないのだろうと思っている間に、 突き抜け始める新人には次から次へとチャンスが舞い込んできます。組織というものは若くして通常レベルとは違う成長を見せるメンバーには、将来を見据えた大きな期待を寄せるようになり、どんどん責任のある仕事を任せるようになるからです。

★「101%の法則」でチャンスを切り拓く

 

 伝説の新人を目指すのであれば、小さなチャンスに気づき、相手の期待値を1%、上回り続けなければなりません。そして時にサプライズや感動与えることができれば、次のチャンスがさらに近づいてくるのです。

 期待値を上回るのは1%で構いません。たった1%でも依頼者の潜在的な期待値を超えることができれば、相手に強い印象残せます。逆に1%でも下回れば、その1%マイナスが目立ってしまい、依頼者はもう一度仕事を頼もうとは思わなくなります。

★圧倒的な当事者意識が問題解決能力を育む 

 

 あらゆる仕事を自分事として捉え行動している状態を、「当事者意識が高い状態」といいます。

 ビジネスの世界は価値と価値の交換が基本です。相手にとって価値のある仕事を行っていくためには、相手の考えていることをどれだけイメージできるかが重要す。

 当事者意識が高く、直面する仕事のすべてを自分事ととして捉え、何とかしなければと工夫を重ねる習慣がついてくると、副次的に圧倒的な問題解決能力が身に付くようになります。自分でなんとかしなければと考えることで情報感度が飛躍的に高まり、次第に工夫やアイデアが浮かびやすくなるのです。

★会議後20分で勝負せよ

 

 圧倒的に生産性の高い人は、 会議が終わった直後に翌週のための動きをはじめます。 この時点で全てをやる必要ないのです。
 会議が終わって20分程度までの記憶がホットな状態のうちに、 翌週までにやるべきことを明確にし、 具体的に動き出せるものについては手をつけはじめます。 この手をつけはじめた状態こそが、 その後の作業をスムーズにします。 

 

★相手が喜ぶかどうかをすべての基準にする

 

 良い人間関係を生み出すにはどうしたらいいのでしょうか。その基本原則は、「相手が喜ぶことをする」です。

 ビジネスをうまく進めている人は、常に相手にとっての価値は何かを考え、それを提供し続けています。これは言い換えると「相手が喜ぶことをする」行動を継続しているのです。

★99%不可能=1%可能。1万人いれば100人成功する

 

 解釈力を高めるとは、根拠なき自信を根拠のある自信に変えていく思考です。99%不可能と言われても、 「まあなんとかなるだろう」と楽観的に考えるのはポジティブシンキングですが、解釈力の高い人とは、99%不可能という事は1%は可能なのだと捉え、さらにそこから、1万人いれば100人も成功するのだと考えるような人を指します。

★解決したいなら同期に相談するな

 

 特に新人時代はわからないことやうまくいかないことが続きます。誰かに相談したいと思う機会が多くなるでしょう。ただ、その際に、自分と同じ境遇・同じ視界の人の意見ばかりを聞いていると、視野が広がる機会が失われるだけでなく、狭い視野での考えに固執するようになってしまうので注意が必要です。
 さらに新人時代も思い悩むことも何度もある時代です。同じように苦しんでいる同期の仲間に悩みを打ち明けても、慰め合いになりがちです。これを繰り返していると、自分たちの考え方が正しいという思い込みが強固になり、ますます悩みは深みにはまっていってしまいます。

 悩みを解決して「明日につながる意味づけ」を行いたいのなら、人に話を聞くときは自分と違う視界を持っている人に聞くべきです。

感想

 

◆新社会人が「突き抜ける人」になるための入門書

新社会人の皆さんは冒頭でも書いたように、ちょうど今、研修やはじめての業務でヘロヘロになっいる時期ですよね。

「とても本を読む余裕なんてないよ」と言いたいところだと思いますが、漫画ならなんとかなるんじゃないですか。

本書は、ご覧のように漫画で解説してくれいてい、とっつきやすいんじゃないかと思います。

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もちろん、ビジネス書ですので、前編漫画ではなく、ワンテーマごとに「漫画」→「解説」となっていて、内容もしっかりしています。

まだまだ右も左も分からないあたふた状態かもしれませんが、「突き抜ける人」というのはそういう状態のときからアクションを起こしているものです。

漫画の部分だけでも読んでおくとぜんぜん違う社会人スタートを切れると思いますのでチャレンジしてください。

◆まずは「101%の法則」を意識する

本書は新社会人向けの本なので、あくまで社会人として最低限持っておかないといけない”姿勢”をいくつか紹介してくれているにとどまる内容です。

本格的なビジネス書ほどの情報量ではありません。

ただ、社会人として基礎・基本の部分が扱うテーマなので、それだけ大切な内容となっています。

一応社会人の先輩として本書の内容の中から「これすごく大事」と思う項目を一つ上げるとすると、「101%の法則」でしょうね。

本書の内容と同じように、僕も「弁当買ってきて」と頼まれた経験があります。

こういった雑用をこなすときが実はその人の「できる度」が表れる瞬間なのですよ。
(ということを、僕は前もってビジネス書で知っていたので、食べる人の構成からお弁当のバリエーションを考えて購入するということをしました。読書って大事でしょ!)

ちょっとしたことですが、この積み重ねがあとあとボディブローのようにじわじわ効いてくるんですよ。

すぐに始められることですし、今すぐ一つ始めるなら僕はこれをおすすめします。
ぜったい可愛がられる新人になります。
ただし、1%上乗せするために人より時間がかかるのはNGですよ。
最優先すべきは「仕事はスピード」です。

ということで、余裕はないでしょうが、1時間もあれば読めて、しかも効果抜群の内容が記されているので、同期から一歩抜け出したいなら超オススメです。

 

 

本書はオトバンク様からご恵贈いただきました。
ありがとうございました。

目次

プロローグ 人生の成長角度は20代で決まる
第1章 伝説の新人は、チャンスのつかみ方が違う
第2章 伝説の新人は、当事者意識が違う
第3章 伝説の新人は、時間の使い方が違う
第4章 伝説の新人は、伝え方が違う
第5章 伝説の新人は、解釈力が違う

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